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断れないのはなぜ?

少し無理すればいいか・・・と断れないことはありませんか?これが複数回続くと、「どうして私は断れないんだろう?」と思うことがないでしょうか?

物理的にムリすぎることについては、「断るしかない」となるんですが、ある程度調整したり、心の持ち方を変えれば何とかできることに対して、愛や友情や便宜など、さまざまな理由で自分の既存のスケジュールや負荷を変更することを、「強いられた」と思わない限りは、かなり「断れない」が続いていきます。

原因は主に2つ:

  1. あなたがとってもいいヒトなので、誰かのために自己犠牲を厭わない
  2. その相手や周囲のヒトに嫌われたくない

さて、どちらの重きが大きいでしょうか?

純粋に1.だけ、2.だけというのはなかなか難しいとは思いますが、これもあなたの心理的な認知、生きていくために身に着けてきた考え方の集積です。どちらの割合がより強いのか考えてみるといいかと思いますし、どうしてなのか?を少し深堀りしてみると、今後、少しラクになると思います。

  1. あなたがとってもいいヒトなので、誰かのために自己犠牲を厭わない

この場合、いいヒトを徹底して純化していくことを心掛けていただけたら、と思うのです。誰かに何かをしてさしあげたときに、「いいことをしたら戻ってくる」というような夢は観ませぬように・・・。もしも戻ってきたら「おまけ」「儲けもの」と思うくらいにならないと、きっとしてさしあげたことを、なぜか貯金通帳の残高のように計算しているような事態になるかと思うんですよ。それをやっているうちは、やっぱりまだいいヒトに磨きが掛かっておらず、「期待感」に充ちている状態だと思います。

「情けは人のためならず」:自分を磨くためにやっているのだと、もう一度心に誓ってみてください。そうすれば、「貸しを作ることが楽しくなってくる」と思うんですよ。誰からも借りていないけど、貸しがたくさんあるから、返ってくるのを決して待ってはいないけど、大ピンチのときに神さまが「お!?」と見てくれるかも、くらいなゆとりを (^^♪

  • その相手や周囲のヒトに嫌われたくない

多くの人々が感じているのは、「周囲に迷惑を掛けたくない」という言葉にすり替えてはいると思うんですが、本音のところは、「嫌われたくない」ということなんだろうと思うんです。本当の意味で「迷惑を掛ける」というのは、歴然と存在しているわけで、「取返しのつかないほどの迷惑を掛けたくない」くらいの意気込みだとしたら理解しやすいんですが、迷惑と思うか思わないかは、個体差がでっかいですからね・・・。

自分がひとりぼっちで生きていけると間違って思い込んでいる人は、「誰にも迷惑は掛けたくない」などと思うんでしょうが、自分の凸凹さをきちんと把握していれば、「あちゃ・・・、やっぱりいくばくかの迷惑は掛けているよね・・・」くらいは認識でき、その迷惑を取り返すために、自分ができることで穴埋めして、多くの周囲の方々と「行って→来い←」の関係をちゃんと保てていると思うんです。

だとしたら、嫌われるということに対して、極度に不安を感じることはなく、できないことはできない、時間がきつくて都合をつける難易度が高い、などなど、自分の生活の優先順位を率直に伝えることに対して、もう少し素直にありのままを伝えることが必要です。

自分がムリをし続けることで、誰も結局は倖せにはなれない。本当にあなたのことを大切に思ってくれている人であれば、あなたが壊れていくこと・傷つくこと・疲労疲弊することなど望まないはずです。利用価値があると消耗しようとする人々からは、ぜひとも離れてください。嫌われて上等!です。

断る勇気、本当に必要です。物理的なムリをすると、取返しがつかないことに繋がってしまうのでご注意です!

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