ものすごく変わると思いますが、人々は景気と同じようにそれらを肌で感じるようになるまで、時間がそれなりに掛かると思います。あったものが目の前から消えた!あるいは、目の前になかったものが現れた!のような簡単な二元論ではないので、徐々に変わっていくものに対して、敏感ではない人は気づけないくらいかもしれないです。
実際に、私はほぼ20年間、日本を留守にしていたので、日本の1988年から2008年くらいまでの変化を丸々知らないままで、それらに追いつけた部分もあれば、まったく追いつけていないところも、細かい部分では残っています。しかも、「追いつきたくもないかも」というところもけっこうたくさんあるし(笑)。
Globalizationという単語そのものが初登場したのは、なんと!大航海時代なのです。その歴史における人々の文化・違い・違いの埋め方・理解の仕方などを知ると、少しは今回の変化についても、多少の予測が立ちます。
さらに、1953年に学者が「世界の一体化」を論文にしました。世界の一体化 その後、1960年代からこっち、いろいろな学者が喧々諤々やってきたのですが、一般人にそれが肌で感じられたのはイッタイいつだったでしょうか?
海外旅行が個人レベルでも楽しめるようになった1990年代ではなかったでしょうか?先んじる先駆者と一般人・凡人は、生きている刻みの脳内での理解が少し違うようです。たくさんの部分に影響が出ると思いますが、実感できるようになるまで、目の前に現れるまで、気にしない人々がほとんどです。
批判に聞こえたらごめんなさい。実際には嘆きなんですが・・・。
私個人は、調布にオリンピックが来ることが決まった直後、PPTを使って、調布商工会に「英語学習促進」を促した経験があります。実はもう2013年のことですから、6年も前のことなのです。その中で、ある人は、「そんなのアプリでいいじゃない。翻訳アプリで大丈夫だよ」「3年くらい前から始めればいいよ」というのが大半でした。実はその忘年会には、自民党や社会党の政治家やその秘書さんたちも来ており、「スコープが甘い」としか印象はなかったです。何も動こうとしない(笑)。
そして3年前になっても何もしない。
そして世界ラグビー選手権を誘致しても何もしない。
噂では、商工会や市役所のその部門の方々は、ラグビー選手権では調布にそれほどお金が落ちなかった、と嘆いている模様。
そりゃーそうだよね。何も努力してないもん・・・。努力が足りなかったという自覚すらないのか、だよね。
そして、もっと一般人を生徒さんとして集めている私としては、オリンピック前のこの9ヶ月で、イッタイどのくらいの方々が覚醒するのか?を楽しみにしております。早めに覚醒した方は、すでにけっこう話せるようになっていて、あとは心の問題だったり、細かいところだったり、というところまで到達します。
人生って、オリンピックに限らず、すべてそんなもんじゃないでしょうか?刻々と細かな見えないところでは、常に物事や人々は変わっているのです。でも、それを細微に見ようとするかしないか、が問題です。
多くの人々は、自分には関係ない・好き嫌いで判断・損得で判断・工数や努力で判断などで、後回しにする傾向があるようです。
自画自賛になりますが、私は女性ヘリコプターパイロットがほぼ皆無だという話を聴いたときから、2年半かけてお金を貯め、実際に渡米しました。先見の明があったかなかったか?実際には、女性ということで職業に就くことがなかなか難しく、大学に戻ったのですが、その間、培われたすべては、今の私の心と頭にしっかり宿っています。
そして、今は、オリンピックだけではなく、私が死ぬまでに日本や世界がどのように変わるかの予測をしています。たぶん、当たるんだろうなと思っているんです(笑)。なぜならば今までかなりの高確率で当たってきたので(笑)。
ぼやぼやしている場合ではなく、本当に世界の共通語が話せる人が、人口の25%いないと、日本が潰れる可能性は高いですよ!
コメントを投稿するにはログインしてください。