コラム

日本人全体の英語力、どうやったら向上する?

これについては本当に深刻な問題だと考えています。抜本的な問題としては、「英語に関する有識者」をどのように選んでいるのかを詳らかにないと、方向性そのものがおかしなことになるのではないかと想像できることです。

有識者会議とは

ここで注目してみたいのは、この2つをどのように選んでいるのか?という選考方法については謎なまま、ということ(笑)。

  • 専門的に研究している学者
  • 事業として関わる企業経営者

英語が日本に入ってきてからはや420年です。三浦按針となるWilliam Adamsが江戸時代に徳川家康の元で通詞となったことから、SHOGUNという映画ができたことはご存知でしょうか?日本人がたくさん出ているので見てみてね(^^♪ >英語はかなり訛ってるけど(笑)。それ以降、鎖国を経て開国するまでは、本当に一握りの人々が英語を使ってきましたが、開国後に英和辞典ができたのが1862年ですから、158年前ですね。世界規模の大戦がいくつかあり、その後1951年にはNHKで英語講座が開始され、一般化してきました。明治時代から母語の次となる第一外国語として英語はずっと君臨してきましたが、本当の意味で英語をわかっている有識者はイッタイどの程度なのか?どこにいるのか?政府が把握しているとは思えないままでいます。

この方向性が変わらない限り、ちまちまと市井の人々や象牙の塔で何を展開しても、それが全国的に流布することは、ものすごい時間が掛かることでしょうね。実際に、諸外国と取引がある企業内であっても、英語が本当にできる人は割合的にとても少ないです。

間違った英語学習法・勉強法をこれほどまでに大々的に、まるで自然の摂理のように展開していては、日本人の英語力が全体的に上がる気がしません・・・。(・・;)

大手と言われる英語スクールは、商業的なメリットがなければその存在を継続できないため、「適度に上がる」程度のサービスしか提供していませんしね・・・。それでも、日本人全体としては、「語学は難しい」という刷り込みがすっかり出来上がっているため、効果がさほどなくとも、大金を長い間支払い続けるし、さまざまな教材を購入し続けるし、英語ができる人たちという定義そのものを曖昧なままに放置し、たくさんの混在した意見をあれこれとザルに掛けて、「結局は努力と根性なのね・・・」と諦めに近い気持ちを持ちつつ、「やらねばならぬ」に後押しされていくことでしょう。

しかも、悲惨なのは子どもたちです。中学生からだった英語教育は引き下げられ、たくさんの子どもたちがその方針が曖昧なまま、まるで「お試し期間」「実験状態」に組み込まれています。

商売柄、小中学生の教科書を山ほど見ていますが、悲しいことに私自身が中学生・高校生だった頃と比べて、「マシ」になってきただけで、その歩みはたいへんに遅いものだとしか評価できないままです。

つい半年以内に始めた中1の生徒さんが2名いらっしゃるんですが、彼らの親御さんたちは、「ここを見つけられてよかった!」と安堵されています。実際に使われている英語と教科書に載っている英語が違うことは、みなもうわかっていると思うんですよね。でも、方向性がなぜ変わらないのか?について、疑問を抱き続けて久しいです。

中学生は他の10ほどの科目をこなさなければならぬので、大人と違って一点集中はできないものの、先に入った中1の子は、すでに半年で中2の英文法はすべて終わりました。10月には英検4級にチャレンジしましたが、結果は現時点で出ていません→とはいえ、合格レベルでなければチャンレンジしてもらいませんし・・・。(・・;)

こうしてコツコツやっていることは、カラカラの砂漠にお水を注しているいるような気持ちになることもなくはないです。キリがないなぁと(笑)。だからこそ、ヨロコビも大きいのでコレで食べていけていることはヨシとしますっ!

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