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浪漫・ロマン・ろまん・Roman

恋という湧き上がってしまう感情からずいぶんと長いあいだ遠のいていますが、もうあれはあれでいいかな、と引退したボクサーのような心持ちになってしまっているのは、死期が見えてきているからなのでしょうか?(・・;)

どうあっても、この先離婚→再婚なんてありえるとは思えないですし、死別したとしたって同じだし、あの大事業にもう一度情念や身体や生活をすべて注入するなんてこと、とてもじゃないけど気力もないよな、と思えているわけです。

Precious One English Schoolでは、ヒトの発達段階というのをレッスン内で行います。なぜなのか?みなさんに自分が心的にどれくらい発達してきているかを振り返っていただき、足りない部分や過剰な部分をMold(足したり引いたりして整える)してもらうためなのです。コミュニケーションの欠落というのは、やはり、自分という主観で動きまくるヒト対ヒトが起こす軋轢のため、かなりな割合で損なわれ、思っていることが伝わらなかったり、間違って受け止められたりしてしまうことが多いために起きます。その原因は、一重に「誰もがみな自分がイチバン好きで、正しいと思いたいか」という視点から出発します。

強くなれてきていない自分や、まだまだ未熟でトライしていないことがある自分や、世間を渡るためにそこまで必要でもないことにこだわっていたり、こだわらないままであっても無意識にやってしまったりしている自分を、振り返っていただきたいと思っているわけです。

さて、ロマンに戻ると、Erik Eriksonは、20-25歳までを Love愛をヒトの美徳・強さ・抱負として獲得する時期だと唱えています。ここがいわゆるモラトリアムと言われている時期で、完全なる大人でなくとも、社会的に周囲の人々も含め、「まだ完全なる大人ではない」とみなしてもらえる時期としています。確かに・・・。軽く、「まだ君は若いからね」などと言われるのがこんな時期です。

ここで、死ぬほど人を愛し、一体感を体験したり、切なさや絶望に身を焦がしたり、自分の命に替えてもその人を守りたい!と、肉親以外・いっしょに育ってきた人以外に持てるようになるかどうか?は、ヒトとしての成長の大きな差なのです。

結婚を、人生の中の「通るべき道」として捉えるのか、「必然」とするのか、「就職と同列」とするのか、「社会的に一人前として見てもらえるため」とするのか、「名実ともにこの人といっしょに生きていくことを理解されたい」のか、「何があってもこの人を繋ぎ止めたい」なのか、など、ここのLoveの時期の体験と学びで変わってくると思うのですよ。

人間が出来上がってしまって、もう学ぶ余地がないと思っている人が、他者に望むのは、「自分にぴったりしているかどうか」のみなんだろうと思います。この時期で、試行錯誤していたことが楽しかったと思えれば、おそらく、その後も自分に合わない人たちに対しての努力やらトライやら見方やら対処やらが違ってくるのです。

もちろん20-25歳に限定されるものではなく、敗者復活戦はいくらでもありますから、死ぬほど恋をしてくださいな♪と私はお願いしております。

私がもうこのロマンについて、もういいや (・・;) と思えてしまうのは、これらの体験を土台にして、もう他にやること・課題がたくさん見えてしまってゆとりがないってことなんでしょう。残された時間もだいぶ見えてきましたしね(笑)。

こうしたことをレッスン内でわかってもらえると、本当にうれしいのですが、問題は、これを実行すること(笑)。みなさまにも心の視野を広げていただけたら、と切に願うのでした。

 

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