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目標実現ノート作成

昨日のFabに書いた通り、私は人3倍くらい弱い人間です。考えて行動していても穴だらけだから、勘でやってみよう!と動いてみてもあまりいいことなかった…(汗)。小さい頃からそれは同じで、私は活字中毒になって以来、自分が書いたモノを読むこともかなり好きです。それは自分の考えやモノの見方がどれくらい変わったか、というのがわかるからです。日記も10歳から27歳までつけていました。今はもう見ていません。時間がなくなってきたため止めたのです。楽しいことたくさんありましたねぇ。遊び呆けていたときにはエントリーがなかったりして、どれくらい恋愛に忙しかったか、どれくらいバイトに忙しかったか、どういう事件を潜り抜けたのかわかります。

日記を始めてしばらく経ってからなぜか私はこの不便利なことに気づきます。「こうしたい、ああしたい」ということをどこに書いたのかわからなくなり、探しているだけでたいへんに時間がかかるようになってしまったのでした。書くということは同時に「残る」ということなので「読み直せる」ということで、それを再利用しない手はないぞ、と思えていたのですが、探せない…(汗)。それに小学生ですからねぇ、OOくんがこう言っただのとか探してたわけですが、それでも一大事だったわけです。夜のひらめきは妖しく論理に欠けるということを昔の人は言っていましたが、私はそういう素っ頓狂なひらめきがかなり好きです。寝る前に書いた最後の一行や、酔っ払ってて判読不可能なくらいのみみず文字には私の心がどんなふうに動いていたのかが克明に伝わっています。

悩んだ日々に書いたつらつらとした想いもあとから整理して考えられるのはおもしろく、どんなトライをしたのかもわかります。なのでいっそのこと整理しまくろうと別のノートを作ったのが11歳のときです。それが「夢ノート」だったのですが、敢えて一昨日のFabの考えを取り入れて「目標実現ノート」としましょう♪

このテクニックはまだ優子さんとうちの留学生ふたりにしかこっそり披露してないんだけれども、活字だけでうまく説明できるかなぁ、と心配ですが、トライしてみます。

リングノートみたいな気軽な表紙のノートを選びます。間違ってしまったら破り棄てられるような安いやつでいいのです。糸のやつだと破ると全部抜け落ちてしまうのでご注意←イマドキそんなノートもう売ってないのか?エントリーは必ず鉛筆にしてください。あとから消せないといけません。

最初のページにはOverall Picture(全体図)を書き入れます。ジャンルは5つあって、現在トライ中のもの、を書きます。私はそれを5段階評価するのです。なぜなら私の小学校が5段階評価の通知票だったからなのですが、それは3段階でも10段階でも100点満点でもなんでもいいです。自分の都合のいいように。絵が描ける人はお天気マークとかなかなかいいです。

ジャンルは私が考え付いたのですが、

・ 学習(学校や習い事など、仕事をしている人は仕事、家事に専念している人は仕事)

・ 健康(必要な定期検診やエクササイズや体重や血圧の管理なども。もちろん子どものときにはこんなことは考えていなくてなわとびや水泳などを入れていました)

・ 経済(貯金計画や具体的にお金を使って欲しいもののリスト、使い方の理想。子どもの頃はお小遣いをどのように使いこなすか、というのはかなりな悶絶だったのです)

・ Soul Search(子どもの頃は恋愛について、将来何になりたいか、というのを書いていましたが、大人になってからは具体的にキーワードをエントリーしました。「怒り方」「依存心」「涙」なんかね♪)

・ 余暇(旅行やシュミのこと。お金が多少かかるので経済の欄と少し重複するのですが、純粋に自分のためだけに何かすること、なんかでもいいです。読みたい本や映画もここに入れて学習と別に考えるととってもラクになります)

これらの現在トライ中のものを最初のページにエントリーして、評価のマークだけを書きます。

もう1ページ進めた見開きに「1ヶ月後」のこの5つの目標。ここがいちばん細かく書けるので次の4・5ページを少し開けておきます。コラムにもゆとりを持って書きます。

そして少しずつページ間隔を狭めて「3ヶ月・6ヶ月・1年・5年・10年後」になりたい自分、実現したい目標を書いていきます。夢くらいでっかいのでもいいです。

その目標のあとには具体的にどんなふうにそれを実現していくのか、自分がわかっているだけの道のりについての詳細を矢印を使いまくって書きます。たとえばダイエットならばエクササイズ・食事・日常の行動修正の3つだったらそれにきちんと数字をつけて、具体的な体重やサイズを書く欄も設けます。エクササイズの種類とその回数とやる時間、食事の傾向や種類、日常の行動修正には階段を使うことや座っているときに下腹を締めて呼吸法を1時間毎にやってみる、などのうーんと具体的なことを1年までの目標には書いていきます。

「1ヶ月後」のものが終わったら、少しずつその計画の具体案はぼやけてくるはずです。それでいいの♪そのためにページを開けてあります。

きちんと1ヵ月経ったときに最初の見開きを開いて、それをきちんと冷静に評価します。赤ペンを用意して評価をつけ、他の色ペンを使って失敗だったことを一色、とてもよかったことを他の一色で印をつけていきます。何が自分の弱点だかわかるし、何が自分の長所かデータができました。すごいです。どういう意味で感動するかは自分がやってきたこと次第です。「余暇」の部分にダイエットしている人も「思いっきり食べていい、エクササイズを怠けていい日」を作っておけばいいのだ、とかわかります。これじゃキツすぎるとか、これじゃ甘すぎる、というのがかなり手応えとして感じられます。

そのあと鉛筆と消しゴムを取り出して、3ヶ月・6ヶ月・1年・5年・10年の目標(その時点では2ヵ月・5ヶ月・11ヵ月・2年11ヶ月等繰り越してる)をもう一度見直して、鉛筆と消しゴムを使って甘い点を直します。1ヶ月のところで学んだことはすぐに3ヶ月と6ヶ月と1年に反映できます。1ヶ月トライしたところですぐに改訂できるのはこのノートの利点です。だから鉛筆で書かないとなりません。

できたらお誕生日を軸にやるのがいいのです>1年・5年・10年が誕生日に来るように。

私はそういう意味で自分のお誕生日を1年のうちのどのイベントよりも大切にしているような気がします。このノートにすがりついている弱いよわい人間だからでしょう。ここ2年さぼっています。去年は書くだけ書いたのですが、1ヶ月で怪我をして続けられませんでした。おととしはどうしてだったんだろう?プレーンにこのきっちりかっきりが嫌になってしまっていたのかもしれません。

学習には、英語のあとにスペイン語がやりたいのか、とわかるし、英語はならばどのくらいでやっつけなければならないかわかります。健康では、毎日のエクササイズの他に、数年後からは毎年乳癌検診をすべき時期までわかります。テニスだったら続けて何ゲームできるとか具体的なことを。経済も、ドレスだったらパリのシャネル本店に行って仕立ててもらう、とか、家をどこにどれくらいの大きさのモノが欲しいということで、子どもがいるのかいないのかまでちゃんと描けて、犬が飼えるか飼えないかまでわかります。

もちろんそんな先のことまでわかったら気持ち悪いですよ。でも自分がどんな人間になりたいのかはよ~くわかります。このノートのいいところは1年経ったらまた新しいノートの作り直しなのです。だからマンションが買いたいと思っていたのを止めてもいいのです。子どもが欲しくなかったのを欲しがるようになってもいいのです。誕生日ごとに生まれ変わってもいいし、自分の基本をつかむためにやってもいいし、夢を目標にするためにやってもいいし、それはどういうふうにマインドセットをするかによります。

5つのジャンルを眺めてみて、自分はお金に囚われてるなぁとか、健康欄には容姿や見た目のことばかり書いてるなぁとか、余暇のところが少なくてシュミが少ないなぁとかわかります。それでもいいわけです。人間はどんどん変わるものなのでいいのです。変わりたくないところは変わらなければいいし、変えたいところはどんどん変えていけばいい♪このノートを冷静に振り返って見ることができるくらい、自分と自分が使う時間に対して本気になる態度さえあればいいと思うのです。

実現できるかできないかは、本当に小さなことの積み重ねです。人間は弱いモノだから書いたものが頼りになることがままあります。だからこういうのを作るのも悪くないなと私は思って続けています。

そして1年経ったらまたノートの作り直し。そうして1年ごとに新しくしてノートの山ができてきます。どんどん自分がNew Improved Me(改良型自分)になったみたいでうれしいのです。できないことがあってもそれを受け入れる心も訓練されます。できたことには素直に喜べるようになります。過去ノートを見て笑うゆとりもできるかもしれません。

私はこれを11歳のときからやってきました。かなり効果的です。挫けたもの(速記とか危険物管理免許とか)あったけど、大筋でいえばほとんど手に入れてきた☆けれども欲しいものや目標はどんどん増えていき、人間は変われるなぁということを実感します。そしてこんなときにも I have come this far…すごく遠くまで来ちゃったんだなぁとしみじみするわけです。

弱い意志の裏にある子どもじみたノートですが、これは私のシステムの一部になっています。もしよかったらやってみてね♪

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