この「英語の授業」とは、小中高や大学の教養課程のものなのか?英語スクールのことなのか、オンラインなどの配信などのことなのか、微妙すぎてわからないのですが、すべてを網羅してみたいと思います。
まず第一の問題点は、日本における英語の授業はほぼ9割が、「講義型」「静的学習」であること。それでやる気になれ、楽しめ、と言われても、目からウロコなすぐに使えて成功できそげな、ものすごいおもしろい内容ではない限り、本当に苦行です。私も中高はその場にいましたし、たまに耳を傾けて聴いてみても、「なんじゃい!こりゃー!」という内容が多かった記憶ありです(笑)。ひどい先生になると、単語にカタカナのフリガナもつけていたし、定型文の暗記を薦められたり・・・。
そんなのおもしろいわけがないし、使えるイメージができるわけもなく・・・。
第二の問題点は、一にも関係していますが、「自主的ではない」「強制感満載」ということでしょうか。どうしてもそこにいなければならぬ、しかも受け身でいなければならぬ、というのは苦行にしかなりません。もっとNYやLAのおもしろさを解説してくれたり、BritishとCanadianとAmericanとAusie English の違いを語ってくれたり、他の国の人々がどのように英語を学んでいるのかおもしろおかしく解説してくれていたり、基盤となる「興味」を提供してくれれば、前のめりになって質問すら次々出てしまうんですが、そうでもない。
そして、この2つはもうシステムとして定着している場合は、抵抗するのはかなり難しいので、私は他の科目もすべて含め、「授業は聴かない」を励行したものです(笑)。なんかしらやることはあって、手紙を書いたり、他の本や教科書を読んだり、校庭や富士山を眺めたり、地図が本当に好きで、昔は「国土地理院」だったら勤めてもいいかなぁと思ったくらいでした。地図帳にはグラフがいっぱいついていて、降雨量とか気温とかあるじゃないですか。相当埋没できる時間になるのです。
あ、今の中高生の生徒さんにこれを薦めてはいませんが(笑)。ただ、英語に関しては、「学校で学んでいるものをがんばっても点数は上がるけど、話せるようになるわけじゃない」というのは、共通理解としてゲットしてもらっています。
そして英語スクールに通う年代になり、大人になって、この第一・第二問題を未だ解決できていない場合には、やっぱり心の問題は大きいと思うのですね。なので、Precious One English Schoolは心理レッスンを入れているのです。なんと15レッスンも、42レッスン中に入れ込んであります。そうすることで、「自主的に、動的に、習慣に入れ込み負担感がなく、いつのまにか自然にやっている→だから使える」をオススメしているのでした。
しかも、長くて短い、短くて長い人生を生きていくために必要なことは、自分にとって「最善・最良の選択ができること」ですから、自分のことをよく知らねばなりません。決して社会からのはみ出しものになってそれを貫け!と言っているのではないのです。ただ、自分の心が納得しているほうが、自然の成り行きに近いほうが、学びはサクサクと進むので、時期もあることと思いますが、そっちの方向に自分を無理やり向けるのではなく、先々に「この我慢や修行をすれば成功する」という予測が立てられないものは、断固として無下に受け身のまま始めないほうがいいです。
ただ、知識は必要なので、どのような条件・状態・対象物がどのようなタイミングで開花する、どれくらいかかる、というのは、あらかじめ知っておいたほうがいいと思います。教えている側としては、本当にその個々人の準備程度による、としか言えず、その準備もいっしょに促進していくのが、心理レッスンです。
ここで、とっても繊細に注意しているのは、個々人の差異を尊重しながら学んでいただくこと。決して他の人と比べることなく、ネガティブに焦るのではなく、周りの人を参考にしたり、励みにしたり、同士にしたり、ポジティブな意味の刺激にしてもらえたら、と思うのです。
身体を駆け抜ける爽快感を味わったことがあれば、英語もそっちに寄せていくことは可能です。でもやり方がわからない!というのであれば、ぜひとも無料体験レッスンにお申し込みください♬
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