コラム

英語学習において、やらないほうが良い事とは?

最もやらないほうがいいのは、「日本語で理解しようとすること」です。私たちはすべての世界を日本語で獲得してきました。それを新たな言語を学んだときに「置き換える」という行為を自然にしてしまっています。それは本来の姿とまったく重なる正しい捉え方でしょうか?

 

ここをまず自問自答して哲学してみてください。

 

何をどのように捉えるか?というのは、五感と言語に多くを頼っています。さらにここで付け加えられるのが「感情」です。この感情は、主観的なものが多く「実体・事実・ありのままの姿」に雑音・雑味・雑像を加えていきます。この感情はどのようにして作られるのか?遺伝的な部分も多いにあります。が、文化的な解釈を後天的に学習することがほとんどです。その後、後天的な学習で「客観」もしっかり学んでいくのですが、その客観が増える率は個体差になります。

 

しかも言語でそれらを理解・処理しようとすると、誤差がどんどん広がってきます。

 

かなり難しいことを書いていますが、しっかり理解していただけたでしょうか?

 

ゆえに、世界の人々が日本語以外の言語で捉えたことを、そのまま「日本語に置き換える」という行為には、ある程度のギャンブル性があるわけです。A=Aにはならず、A=A’になることがとても多いし、ひょっとするとA=A”や、A=Bになってしまっている可能性すらあるかもしれないということです。そのリスクを大いに引き受けながらもチャレンジしてきた過去の人々はすごいと思います。辞書ができて以来、それをひたすら信じ、辞書そのものも進化を遂げてきていますが、万能ではなく、ズレが生じていることを認識しながら利用・使用している人は実際にはごく少ない割合です。

 

ですので、Precious One English Schoolでは、日本語に直す・訳すというよりは、目の前にある物事をそのまま「日本語スイッチ」「英語スイッチ」のどちらで処理している?ということを意識していただいております。

 

これらは、Listening・Reading・Writing・Speakingすべてに言えることで、日本語から英語を興すというのは、文化的に誤差を生じます。英語は何を特に表現したいのか?というコツを「英語基礎コース」の冒頭#1と#2でご理解いただき、英文法をこの概念を入れ込みながらきれいに並べなおしていただき、表現の文化的誤差を埋める作業を続けていきます。

 

その中で、知らないあいだに英語の語彙も増え、訳すことはあまり意味がないこと、だという体感に落ちることになっていきます。互換できるものとできないものの法則性も見えてきますし、和製英語の不思議さへの違和感も大きくなってきます。

 

さらにやらないほうがいいのは、座学を増やすことです。座学では、コミュニケーションに使う部分:Listening&Speakingの力は非常につき難いです。TOEICのスコアを上げたい方々は、座学をうんと増やしますが、それはあのTOEICの勉強法であり、英語ができるようになるための回り道をしているとみなしてください。

 

コミュニケーションに使える英語ができるようになれば、あとは2時間のテストが受けられるのか?をチェックしてみて(普通は仕事をしていて2時間は座っていられて、集中力もそれなりにコントロールできると思います。学生さんでも同様ですね)、その後、テスト形式によって求められているものに対しての理解をすれば、すんなり「今の自分の実力」がスコアに反映されるはずです。もっとテストスコアを取りたければ、それなりの推し&押しはありますが、最も効率がいいのは、「英語がある程度できるようになってから、受けてみたらスコアが高かった」という結果です。テスト在りきではありませんので。

 

とにかく初期でListeningの能力をあげること。そこで日本語を介在させない方法を学ぶこと。それに尽きます!

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