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言語の性質の不思議

体験レッスンを行い、めでたく受講していただけるようになったのですが、先日、おもしろい体験をしました。たまにこれまでもあったので???と感じていたのですが、ある特定の方々にとっては、私の日本語の話し方のほうが「通じる」ということ。

他者が話していることを脳内でしっかり把握して、きちんと聴けている実感がない

ということがあるという人は、これまで英語のレッスンをしてきて多いのですが、ここのところを、英語だけ?日本語だけ?英語も日本語も?と、分けて問いかけてみることが大切です。英語だけではないはず、と疑ってみることが大切なわけです。

Precious One English Schoolでは、この脳の扱い方を、心理レッスンの15の中に散りばめていて、「おおお!」という感動を毎回もたらすようにしております。

日本語の「結論が最後に来る」 vs. 英語の「結論は最初に来る」のどちらが心地よいか?と考えてみたことはあるでしょうか?日本語のみで暮らしていたとしても、性格的に、脳の使い方的に、内容的に、相手との親密度的に、とさまざまに分けてみると、「結論が先」のほうがいい場合もたくさんあるのです。特に、仕事などの「失敗が許されにくい場合」では、結論が先のほうがずっと効率がよくなりますし、学生さんたちでは、「テストに出る」ものをキリリと整理してあって、大切な順にプレゼンされたほうが、受け止め方も違うことが大いにあります。

けれども、日本語は「時系列」「順番」をたいへんに重んじる傾向があるので、どれが大切なものなのか、わかりづらいのです。しかも!はっきりと言葉にはしないが、「察してくだされ・・・、お願い存ずる」という行間や空気を読まねばならぬものもたいへんに負荷が高いのです。

私とて、日本人に生まれ母国語が日本語であることに変わりはないのですが、英語構造のコミュニケーションを取りつづけてほぼ30年なので、やはり日本語を話すにしても、結論から先に、大切なものをまず、ということが「自然な形」になっているようなのですよ。もちろん、まったく新たなことを紹介する解説の場合には、いきなり言っても理解されにくい、ということは考慮しますが、滑走路をしっかり助走して滑って、きちんと飛び立てるようにはしています。

おそらく込み入った難しいことを「直接的に理解する」ためには、英語のほうが向いているのですが、人生の機微や、生活の細やかなことや感性などは、日本語のほうが粋である、と、身体が勝手に区分けしているような気がしています。

生徒さんの数が増えるに従い、添削の数も増えました。私は現在、英語で考えると意識せずとも、やはり毎日英語基準で考えている時間のほうが多いです。そのほうが通じることが多い、という環境を整備してしまっているので、たまーにしか日本人と日本語で気まずくなる瞬間はありません。けれども、OLをしていたら・・・と想像するとゾッとします (・・;)

そうした意味では、英語という言語の性質を生活や脳の使い方に取り入れたほうがいい人もたくさんいるだろう、と、仮説を立てるのでした。みなさまはいかがですか?

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