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超高級飛行機シート

03/30/2008 にアップした文章です。

 

国内線では、JALやANAで超高級のファーストクラスシートができたらしい。うーん、どうしたことだ・・・。最高距離と、最大滞空時間は、国内線ならば、3時間行くか行かないくらいではないのか?沖縄だって2時間50分。千歳だと2時間かからない・・・。では、沖縄から千歳までだと?直行便がないそうだ(爆)。うーん、だとしたらファーストクラス料金(8000円らしい)を2回払わなければならぬではないか・・・。しかも、ちょっとした国内旅行よりは、ハワイやグアムや台湾や韓国旅行のほうが、ずっとツアーであれば安くあがる。国内線でのこの高級感への求心力というのは、本当にあるのか?

 

いやー、売れているらしい。乗車率は、80%くらいらしいのである。おそらく、マイレージクラブの方々にサービスをしているのが、半分以上ではないか?と私などは、猜疑心が強いために疑ってかかっているのではあるが・・・。

 

JAL>http://www.jal.co.jp/inflight/dom/f/brand/jal_f.html

 

あなたは、こうした超高級シートに乗りたいですか?

 

ANAのCMで、三國連太郎が息子の佐藤浩市と共演していることだけに、どうも囚われておりました(汗)。「へぇ、大勢の中の2人ではなくて、出演者2人でも共演できるんだ・・・」「ふたりとも丸くなったもんだ・・・」などと、のんびりと見ていた・・・。あまりにもボケた見方ではあった・・・。なぜに、あのふたりのギャラが払えるのかを考えてみるべきではあったし、そのコンセプトに注目してみるべきでもあったように思えたのは、このトレンドである・・・。

 

私の答えは、「いや、8000円も出してそんなシートに乗りたくないっ!」というもの(爆)。

 

国際線で、滞空時間プラス地上待ち時間が8時間であれば、眠りも入りますし、食事も入りますし、そりゃ、ビジネスやファーストであることに越したことはないです。疲れないでゆったりしたあと、すぐに仕事ができたほうがいいですもん。仕事とも限らず、遊びであっても、精力的にいろいろ行きたいところに行き、会いたい人に逢うことができます。でも・・・、国内線でしょ・・・・(汗)。

 

とりあえず、私には『蓄積疲労』という現象は稀にしかなく、しかも出張が決まっていたならば、調整しますわなぁ・・・。西さんは一時期、出張の鬼で、海外出張ばかりだったんですが、それでも台湾から、中国・シンガポール・タイ・マレーシアが多く、たまにアメリカ本土やヨーロッパが入る程度。後者だと、かなり調整しなければいけないんですが、行き先が前者の場合はバスに乗るくらいに気軽なものでした。ええ、パッキングは西さんのほうが私の18倍くらい上手です。日本にも、2泊3日くらいで戻ってこられますから。そうした体力と瞬発力はあります。私も、そんな彼と長年いっしょにいるので、調整くらいはできますぜ。パッキングの美しさや効率性はともかく・・・(汗)。

 

台湾までは、成田から3時間半のスケジュールではあるんですが、だいたい3時間くらいで到着してしまいます。もちろん季節にもよりますが・・・。ガソリンを節約する飛び方で、あの航空時間は出ていますので、急げばコストはかかりますが、到着しちゃうもんです。季節により風の向きや、航路によってはジェットストリームも強いので、けっこう早く到着できちゃうもんです。ちっこいヘリコプターですらそうなんですから、ジャンボクラスのものは、もっと言えるでしょう。荷物の多さでまたさらに違いますしね。荷物の制限も厳しくなっているし、超過したら前のようにサービスはあまりしてくれず、超過料金を厳しく取り立てますから、ガソリンくらい使ってくれとは思う。しかもサーチャージ取ってるしなぁ・・・。

 

私的には、台湾は国際便という気がしないくらいの距離です。今、労働が続いており、休憩でタバコを吸い損ねると、「おいおい、太平洋線をフライトしたくらいタバコを吸っていない・・・」という表現が流行っています。朝の10時から夜の8時まで仕事をすると、それくらいになりますから・・・。5分休憩しか入らず、高層ビルの下までエレベーターで下って、喫煙して戻ってくるには、やはり10分休憩は必要です。5分だと、すぐそばの同階上にあるトイレに行くのが関の山です。

 

しかも、移動している最中の飛行機って、景色は離陸と着陸の時間くらいしか楽しめないではないですか・・・(私はもうそれを楽しむことすら放棄していますが・・・)。まぁ、雲をボーっと見ているだけでも癒されるという方が大勢いることにしてもいいです。最大で2時間50分中、食事が来て、景色を愉しんだ他、少ない人数で独占できるきれいなトイレに行ったとしても、一体+8000円の価値があるのか?私は腰痛持ちなので、シートはいいに越したことはないんですが、2時間50分のあいだに、食事を無視して寝ることもできず、180度リクライニングシートでもないのに・・・と思いますねぇ。

 

しかも、食事は老舗料亭がプロデュースしたものだそうで、それでもお弁当箱に入っているという貧相さらしい。ちっとも超高級ではないぞ、と、このコンセプトを怒りたいくらいです(笑)。夜はお皿で出てくるらしいけれども、それほどすごいっ!とは思えず・・・>写真を見てみてください。

http://www.jal.co.jp/inflight/dom/f/meal/(JAL)

http://www.ana.co.jp/dom/inflight/premiumclass/swf/index.html (ANA)

 

さらに、ファーストクラスの乗務員さんたちは、とにかく回数たくさん来てうるさい(笑)。本人たちに悪気はなくとも、放置しておいてくれないのだ・・・。飲み物だけで3回は来ることでしょうし、食事の上げ下げだけで2回(もしもお皿で分けてくるとしたらうんざりとした回数になる)、おしぼり2回は必須。ということで、2時間50分のうち、7回来られても、あなたはまだシートをゆったり満喫して、寝たり本を読んだりできますかい?

 

私には無理です(爆)。食事は抜かしてしまうくらいの覚悟ならば眠れます。それは前後のスケジュールにもよりますが、私は自分が飛行機の運転ができるので(とはいえ、ジャンボはできませんが・・・)、他人の離着陸のときに神経が尖って仕方ないので、離陸前に眠ることにしています。そうすれば、おしぼりも回避できるし、食事も無視できるし、いいんですよ。が、そうだとしたならば、シートだけが豪勢であればよく、特に8000円を支払ってまで、ということでもないような・・・。先ほど書いたように、国際線であれば話は別なんですけども、私のように大阪や小松空港や鹿児島くらいまでしか行かないやつにとっては、本を1冊読めるか読めないか程度の時間なので、大丈夫なんですよ・・・。

 

サービスされたい病というのは、私にはなく、放置しておいてもらいたいので、やはりこうした高級感あふれる国内線のサービスというのは、無用の長物です。みなさんはどうなのだろうか?広島くらいまでであれば、私は新幹線のほうがやっぱり飛行機より便利だと信じています。1時間25分の航空時間に、30分前乗車や広い空港の徒歩や駅前まで出ることを考えたら、やっぱりここから東京駅まで行って、3時間10分乗っても大した差にはならないと思いますね。実際に調べたら、飛行機だと30分早く、値段は2600円高かった。さらに1時間25分のために8000円を足すなんてことは考えられず・・・。

 

果たして売れるのか?うーん・・・・。

 

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