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黄砂という読み

 

03/03/2008 14:48:53

 

昨日から気になっているのが、この読み方です。おうさ、ではなくて、こうさ、であることがどうも解せぬ。黄色人種だろうよ、と思うのです。黄色ということに関してであれば、おう、と読むのが正しいのではないか?とひとりで考えており、これからお題も浮かばないので、それを調べようと思っています。こうした漢字の読みで間違いをしたのは久々なので、どうもこだわっているのかもしれません・・・。どうでもいいだろうって?いや、あんまりよくないかもしれない(笑)。

 

黄色:きいろ。こうしょく。

黄砂:(1)黄色い砂。(2)砂漠。(3)黄土。

 

うーん、どうしてここだけ音が変わるんだよ?とやっぱり思う。黄土で、おうど、じゃないか・・・。黄色い砂をどうして素直に、おうさ、と読まないのだ?わからん・・・。あ、でも唯一、おうさで正しいと思わせるのは、黄河である・・・。でも、厳密には黄河の色は黄色には見えない。確かに濁ってはいるのだけれども・・・。

 

黄砂 黄砂情報なのだけれども、どうして「おうさ」ではなく、「こうさ」なのかは書いていない。どう考えても黄色-Yellowという象徴に間違いはないんだろうが・・・とまだ思っている(笑)。しかもこの土・砂(堆積した岩粉を使うから)が顔料にまでなっているんだから、間違いはないだろうと思うし・・・。とまだまだ諦めずに調べる(笑)。

 

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211314392 ここでは漢音と呉音に触れています。

漢音:日本漢字音の一。奈良時代から平安初期にかけて、遣唐使・音博士や日本に渡来した中国人などによって伝えられた、隋・唐代の洛陽(今の河南)や長安(今の西安)など中国の黄河中流地方の発音に基づく音。「経」「京」を「ケイ」と読む類。平安時代には、それ以前に伝えられていた漢字音に対して、正式な漢字音の意味で正音とも呼ばれ、多く官府や学者に用いられた。

呉音:日本における漢字音の一。漢音の渡来以前に朝鮮半島経由で伝来した、中国南方系の字音に基づくといわれる音。「男女」を「なんにょ」と読む類。漢音を正音と呼ぶのに対して、なまった「南の音」の意で平安中期以後呼ばれるようになったもので、仏教関係や官職名などに広く用いられた。

他にも唐音と宋音があるよ。

唐音:日本漢字音の一。平安中期から江戸時代までに日本に伝来した音の総称。平安中期の中国商人や鎌倉時代の禅僧の伝えた、唐末より宋・元初頃までの音、江戸初期の僧隠元の伝えた明末の音、長崎の通訳の伝えた清代の音などが含まれる。「行灯」を「アンドン」、「普請」を「フシン」と読む類。とういん。唐宋音。

(宋音:宋から元初の頃までに日本に伝来した漢字音。「行」を「アン」、「鈴」を「リン」と読む類。一般には、唐音(とうおん)と呼ばれる。)

 

うーん、だとしたら、「おうさ」は間違いでもないような気がするけどなぁ・・・。

 

とはいえ、世の中が「こうさ」と読んでいるときに、心の中でいったん「おうさ」と読んでから言いなおすことは、これからもしていくのだろうと思います。どうしてそんなに頑固なのかって?(笑)うーん、頑固なわけではなく、癖なのだろうと思うのです。黄河という単語は、おそらく1年に1回も使わない程度で、アメリカに居て英語を使うようになってからはますます、日本語の語彙の登場回数・使用頻度というのは、減ってきたところに、また増やす作業をしているので、まだまだ勉強なのだ。そして、またもや、記憶について考えさせられるところなのである。黄をおうと読むところには、法則性があるわけで。そちらを記憶しておいて、黄河のこうだけを特例にしておいたんだが・・・。

 

とりあえず、おうさ vs こうさで1枚以上も書けてしまったのでびっくりした(笑)。まぁ、情報の羅列ではあるんだけれども・・・。

 

どうしてこうして調べないと気がすまないのか?というのを、土日の飲み会でもいろいろ話していたのだけれども、自分でたどり着くことが大切なのよね・・・。他人に「ほらね」と見せられたものだと、それなりのインパクトの強さがなければ、その場で消えてしまうか、いい加減な場所に仕舞いこんでしまい、すぐにリコールできなくなるという恐れあり。校長センセがコメント欄でおっしゃっている「まだら模様」の記憶の理由はここにあるのではないかと思ったり、さらに一度リコールすることができたとしても、どのように仕舞いこむのかで、またもや差ができるのではないかと思うのです。

 

私は記憶力だけを頼りに生きているというくらいに、記憶に関しては不自由をしたことがなく、あまりにたくさんの情報やファイルキャビネットがありすぎて、どうやって処置していけばいいのか?と思うことはあっても、これまではわりとすんなりとこなしてきたつもりでいます。たとえば、曲などは一度聴けば完璧とはいかずとも、二度目からちゃらっと歌える。歌詞は見ないとダメですけれどもね。去年と一昨年のCDは買っていないのでダメですが、それ以前のものであれば、ユーミンの歌の歌詞はすべて記憶していると思います。曲が流れれば歌える。

 

生徒さんの中で、私のスピードをびっくりするブームはもうとっくに終わったのですが、本の読みの速さだけではなく、英語のSpeed Readingというやつでは、だいたい750ワードを1分15秒くらいで読みます>生徒さんたちはTOEIC780-830レベルで、2分30秒から4分と、テーマによっても違います。ここでも純粋な実力だけではなく、ヒトは好き嫌いや能力の微量な差(ささやかだけれども重要な違い)に左右されていることがわかります。さらに英語は日本語の2倍から3倍のスピードで読めるようになれば、そこで頭打ちだと思います。なぜならば、英語は象形文字ではないからです。見てすぐにイメージ化することができなくて、パズルになっているからですね。

 

ボキャブラリーがないと読めないと言い張るヒトがいることは前に書きましたが、これももうひとつの証拠で、ボキャブラリーではなく、わかる単語でどの程度映像化できるか?というお話です。私の記憶はたいてい、文字で記憶されているのではなく、フィルムで記憶されています。非常識なものはそれほど数があるわけではなく、たいてい常識の範囲でしか物事は起きない。だから、たとえ多少の欠落があっても、ストーリーは作っていけるし、わかっているところのまだらなつなぎ目は、ちゃんと補えてきたのだろうと思います。だから歌詞などはとても記憶するのが簡単です。

 

おうさとこうさ、の話から記憶へと繋がってしまったのですが、私はやはりこれからも「おうさ」から「こうさ」に言い直す方法を採用していくのだろうと思います。中国語ができるようになったら変わるのかなぁ。今度、西さんに試してみよ(笑)。

 

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