できれば、12 Monkeysのような世界が観てみたい
1995年公開の映画 “12 Monkeys”を知っているだろうか?Terry Gilliam監督、Bruce Willis主演。私の大好きな Madeleine Stoweも出ているし♬Bruce Willisが失語症だと思っていたのが、認知症で(しかもとてもレアな形のもの→ゆえに、家族はすでに彼が亡くなったら脳を提供することにしている、というニュースも、英断だ!彼は望んでいるに違いない!と思えた)、私はいとも簡単に泣けてしまうんだった。Bruce Willisの名作ぞろいとも言い難い映画群は、どれも文句なく好きだ。さらに、Madeleine Stoweがなぜ好きかって?私にとっては強い女の象徴的な感じかなぁ。The Last of the Mohicans, Bad Girls, The General’s Daughter, Unlawful Entry, などなど、弱くないんだよね。それがすごくいい。実は、Brad Pittも出ているが、私は彼をさほど評価しているわけじゃーない(笑)。
でも私がこの映画で一番好きなのは、廃墟になった都市を、動物たちが自由に闊歩しているシーンだ。圧巻すぎる!
フリーウェイをライオンが歩いている。ビルの谷間をキリンが移動している。人間がいなくなった街を、動物たちが取り戻していく。あの映像を初めて見たとき、なぜか胸がすいた。
いじわるな気持ちだとわかっている。でも本当に見てみたいと思う。TerminatorもMatrixも好きだ。でも12 Monkeysは、人間が退場した後の世界を、ニンゲン以外の生命が満たしていく。その逆転がすがすがしい。
現実を見ると、笑えない話でもある。イノシシが街に出てくる。クマが人里に降りてくる。ニュースになるたびに「危険」「駆除」という言葉が並ぶ。でも彼らの陣地を奪ったのは人間の側だ。森を切り、山を削り、住処を潰しておいて、出てきたら「害獣」と呼ぶ。この論理の狂気に、もう少し多くの人間が気づいてほしいと思う。なぜにそんなに自分たちのことを正当化できるのか、不思議でならん・・・。(・。・;
だって、ニンゲンたちは相当ひどいことを、他の生命体にし続けてきたんだからね・・・。いや、今もまだまだしてるし・・・。大逆転して然り!と、私などは思ってしまうのである・・・。(◎_◎;) たとえ映画の中だけであっても、彼らが自由になって、自分たちの好きなことをしているっていうのを観るのは、小気味いいんだよね。
しかも切ないのは、主人公がタイムループしていて、もうグルグルから抜けられないんだよね。タイムトラベルして過去を変えようとしてもできないままで、グルグルし続けるだけ、ってことなんだよね。それっておそらく、私個人が勝手に解釈すると、人類の罪の重さなんだよね。チャンスすら与えてもらえない・・・。(・_・;) んまぁ、業の深いニンゲンたちなのではあるが、なぜ彼らが?とは思うよねぇ・・・。
それでもひとつ夢がある。動物たちが都会を取り戻した世界で、ある特定の人間だけは許してもらえて、共生できるという未来だ。どんな人間が許されるのかは、だいたい想像がつく。
「あー、残念。あなたはダメー!」って私が言う側じゃないんだけども(笑)、それでも想像がついちゃう。動物たちに許されない人々は確実にたくさんの割合で存在する。同じ生命なのに、重さが違うって平然と言えちゃう人たちは気を付けてほしいくらい。(・_・;)
北斗・鈴音・夏梅と暮らしながら、そういうことをぼんやり考えている。




