そして2027年に向けたCSQ検定の新バージョン Listening onlyで受験する型を作る
今考えているのは、文字を一切見ずに答える、Listeningだけの検定です。しかも、2つのバージョンを用意するつもりです。音声が1回しか流れないものと、2回流れるもの。これができれば、本当の意味での思考力、Switching力、そしてListening力そのものを測るテストになります。聞き取る力だけでなく、聞きながら考える速さや、その考えをまとめる力まで問われる。1回しか流れない方は、特にその瞬発力が試されます。設問文すら目で追えないという制約が、逆に本物の実力を炙り出す仕掛けになっているんです。
8月30日の本試験に向けて、この3か月分の問題を無我夢中で作り続けていたのですが、その最中にふと閃いてしまいました。作れるバージョンは、実はもっとたくさんある。TOEICのように4技能を扱えるとしたら、それはすごいことなんじゃないか、と。手を動かしている真っ最中に次の構想が降ってくるのは、いつものパターンではあるのですが、今回は特に大きな広がり方をしました。Speakingは、採点の仕組みを考えるとどうしても手間がかかるので、資金が潤沢にならない限りは着手しませんが、次はWritingバージョンまでは作る予定です。
シャワーの中で浮かんだ発想から、たった5か月で第1回の検定を実施できてしまった。この経験があったからこそ、もっと自由に、受験する人それぞれのステージに合った形の検定を提供したい、と思うようになりました。IQ/EQ/SQ/METAという軸に、Listening onlyという形式が加わることは、CSQが「上下をつけない測定」であることの、一つの証明でもあると思っています。読む力に自信がなくても、耳で聞く力があれば挑戦できる。目が見えない方でも、このバージョンなら受験できます。得意な入り口が人それぞれ違うなら、入り口の方を増やせばいい。それだけのシンプルな発想です。
もう一つ願っていることがあります。世の中のListening教材の中には、会話文をただ丸暗記させるだけの、あまり意味のないものも少なくありません。何度も同じ音声を聞かせて、決まったフレーズをそのまま覚え込ませる。それは、本当の意味でのListening力とは、ちょっと違うものだと思っています。CSQのListening onlyバージョンが、そうではなく、会話のバラエティそのものの違いを味わうための教材として使ってもらえたら。丸暗記では太刀打ちできない設計にしているのは、そういう願いからです。
CSQはこれで完成ではなく、これから先もずっと形を変え続けていきます。次にどんなバージョンが生まれるのか、私自身、いちばん楽しみにしています。






