CSQ登録商標は手続き中
CSQの商標登録、今ちょうど審査中の段階に入っている。出願してからまだ1か月半から2か月くらいしか経っていない。特急料金を追加で払わない限り、審査には6〜8か月かかるらしい。気長に待つしかない。
今回は弁理士さんにお願いしたのだけれど、オンラインで完結する、とても合理的な窓口を使わせてもらった。こういう仕組みがもう普通にあるんだなぁと、正直かなり感心した。専門家に相談するというと身構えてしまいがちだけど、思っていたよりずっと気軽に、そしてスムーズに進んだ。
そもそも、なぜ今このタイミングで商標登録なのかというと、CSQをこれから日本国内での流布だけでなく、ゆくゆくはマニュアル化してライセンシングを進めていきたいと考えているからだ。名前だけ先に広まって、中身の伴わないものに勝手に使われてしまっては元も子もない。事業として育てていくつもりがあるなら、早めに守っておくに越したことはない、と腹をくくった。
このタイミングでブログに書こうと思ったのは、™(TM)と®(登録商標)の違いを、意外とみんな知らないんじゃないかと思ったからだ。かくいう私も、恥ずかしながら最近まで正確には理解していなかった。™は「これを商標として使っています、あるいは商標として申請中です」という意思表示のようなもので、登録の有無にかかわらず誰でも使うことができる。一方の®は、実際に登録が完了した商標にしか使えない印だ。つまり、出願から審査中の今の段階ではCSQは™を名乗ることになり、無事に登録が認められたら、そこで初めて®に切り替わる。この違いを知らずに何となく記号を使っている人は、たぶん私だけじゃないと思う。
余談だけれど、私にはちょっとした癖がある。スミソニアン級の学芸員さんとか、今回のような弁理士さんとか、物事を体系的に理解して整理できる人に出会うと、その場で一瞬にして脱帽モードに入ってしまう。分野はまったく違っても、共通しているのは「体系立てて理解している」ということそのものだ。私にとって、体系的に物事を理解できることは、そのままイコール賢さだ。だから、審査の書類ひとつを見ても、その背景にある知識の積み重ねを想像すると、それだけで尊敬してしまう。
思えば、英語を教える仕事をしているのも、根っこは同じかもしれない。断片的な知識をただ増やすことより、体系立てて理解できるように整理して渡すことの方が、私にとってはずっと価値がある。今回、弁理士さんが手続きの流れをひとつひとつ整理して説明してくれるのを見ながら、自分がふだん生徒にやっていることと重なる部分があるなぁ、と勝手に親近感を覚えていた。
特急料金を払えばもっと早く結果が出るらしいけれど、今回はあえて通常の審査スピードでお願いすることにした。急いで結論だけ手に入れるより、正規のプロセスをきちんと踏んでおきたい気持ちの方が強かったからだ。これも、体系立てて物事を進める人たちへの憧れの延長なのかもしれない。
というわけで、CSQが™から®になる日を楽しみに待ちながら、まずは6〜8か月、気長に構えておこうと思う。進捗があれば、またここで報告するつもりだ。





