過去に、コンサルタントに大枚をはたいて相談したことがある。言われたことは、ひととおり全部やった。それでも、零細企業で、生徒さんにバカ高いお金を求めていない私には、そもそも広告費という原資がない。悪循環(Vicious Cycle)をぐるぐる回っているようなもので、SNSは投稿数の積み重ねだけが増えていった(笑)。

コラボレーションも試した。でも、正直あまりいい人ばかりではなかった。時間だけ使われて、利用されて終わったこともある。イーブンな関係のこともあったけれど、それはそれで、お互いが零細すぎて特に何も起きなかったりもした(笑)。

プレスリリースも検討したことがある。ただ、まともに取り上げてくれる数社を除けば、あとはこちらの露出度を上げることで営業対象にされるための仕組みのようなものだった。連絡が来るたびに、期待して開いては、結局は別のサービスの売り込みだったということが何度も続いた。ああ、世知辛い(笑)。

だから今は、広告に頼る道を諦めて、クラウドファンディングに賭けることにした。英語スクールの本筋そのものを広告で広げるのではなく、CSQやいただきます!(Itadakimasu!)を通して、まず実際に儲けを出すことを優先する。そこでちゃんと利益が出るようになったら、そのときこそ、広告費を捻出できるようになったら嬉しいなと思っている。

つまり、順番を逆にした。広告を打って認知を広げてから収益化するのではなく、まず小さくても収益の柱を作って、その利益の一部を、いずれ広告に回せる余裕として育てていく。零細企業だからこそ、身の丈に合わない先行投資はできない。だったら、地に足のついた順番でやるしかない。

正直、広告費をかけずに何かを流布させるというのは、想像以上に地味で、根気のいる作業だ。派手な打ち手が使えない分、地道な積み重ねしか手札がない。それでも、大手のように予算をかけられない代わりに、小回りが利くという強みもあるはずだと、自分に言い聞かせている。誰かに大金を払って解決してもらうのではなく、自分たちの手が届く範囲で、確実に一歩ずつ進める方法を選んだ、という言い方もできる。

コンサルタント代も、うまくいかなかったコラボも、無駄だったとは思っていない。むしろ、何が自分には合わなかったかを知れたという意味では、必要な授業料だったと思うことにしている。同じ轍を二度踏まなくて済むというだけでも、十分に元は取れている。

広告費ゼロでも、CSQの存在を届ける方法は、まだいくらでも試せるはずだ。クラウドファンディングも、そのひとつの試みにすぎない。うまくいくかどうかは、正直やってみないとわからない。それでも、机の上でため息をついているより、動いてみる方がずっと性に合っている。

とはいえ、本音を言えば、やっぱりいつかは大手みたいに、広告費をいいサイクルでぐるぐる回せるくらいの規模になってみたい(笑)。今はまだその手前の、地味な段階だというだけの話だ。