進まないゲームと、止まったドラマ
普段の生活の中で、ちょっとした息抜きにしているものがある。スマホのゲームと、中国語のショートドラマだ。Monopoly、KAUCHEの栽培ゲーム、水を移動させるパズル、色のブロックを消していくゲーム。それぞれ空き時間にちょこちょこ進めていて、ドラマの方はReel Shortで見ている。ジャンルはバラバラだけれど、共通しているのは、頭を使わずにただ手を動かせるという気楽さだ。
ところが今回の遠征、これがまったく進んでいない。毎日どこかしら疲れているせいか、ホテルに戻ってスマホを開いても、ゲームを開く気力すら湧かないことが増えた。栽培ゲームの作物はきっと収穫時期を逃しているだろうし、パズルの方もどこまで進んでいたのか、もう思い出せない。ドラマも、続きが気になっていたはずなのに、話の筋をすっかり忘れてしまいそうだ。倒れることも風邪をひくこともない体なのに、こういうところにだけ、静かに疲労が出るのが面白い。数字で健康を測る癖のある自分にとって、こういう「ゲームすら開けない」という形での疲労のサインは、案外わかりやすい指標なのかもしれない。
普段どれだけ、こういう小さな習慣に日々支えられていたのかを、こうして手放してみて初めて実感する。特別に「趣味」と胸を張るほどのものではないけれど、ちょっとした空き時間にゲームを一手だけ進める、ドラマを1話だけ見る、そういう小さな積み重ねが、実は結構、気持ちの支えになっていたのだと思う。仕事に追われる日々の中で、頭を完全に空っぽにできる時間というのは、案外貴重なものらしい。
19日・20日の休みで、ブログの書き溜めや仕事の準備で予定はもう埋まりつつあるけれど、少しくらいは栽培ゲームの様子を見に行ってあげたい。放置されすぎた作物が、どうなっているのか、正直ちょっと怖い気もするけれど。こういう小さな「気にかかること」が残っているうちは、まだ心に余裕がある証拠なのかもしれない、と自分を慰めながら、この遠征を乗り切ろうと思う。10月3日に帰ったら、まずは栽培ゲームとドラマの続きを、ゆっくり取り戻すところから日常を再開したい。
さて今日は10月4日。どうなっているかな?猫たちとの再会のほうが感動的でそれどころじゃないかも・・・。



