Oxfordをチェックしていないワタクシにはたいへんに新鮮なメモでした。これを読んだときに、自分の若い頃の方向性・世界をどう見ていたか?にたいへんに驚きました。そして、現在や未来を生きていくことに、かなりな確信を持てるようになったので、「モノ事を自分寄りに解釈してばかりいてはいけないよ・・・」と自分を諫めつつも、なんだか気分が上々です。
1位: 戦略的学習力(Learning Strategies)
2位: 心理学(Psychology)
3位: 指導力(Instructing)
4位: 社会的洞察力(Social Perceptiveness)
5位: 社会学・人類学(Sociology and Anthropology)
6位: 教育学(Education and Training)
7位: 協調性(Coordination)
8位: 独創性(Originality)
9位: 発想の豊かさ(Fluency of Ideas)
10位: アクティブラーニング(Active Learning)
11位: 心理療法・カウンセリング(Therapy and Counseling)
12位: 哲学・神学(Philosophy and Theology)
13位: 伝達力(Speaking)
14位: サービス志向(Service Orientation)
15位: アクティブリスニング(Active Listening)
16位: 高度な問題解決力(Complex Problem Solving)
17位: オーラルエクスプレッション(Oral Expression)
18位: コミュニケーション学・メディア学(Communications and Media)
19位: 活舌(Speech Clarity)
20位: 判断力・意思決定力(Judgment and Decision Making)
私が心理学部を選んだのは、1994年なので、今から26年前です。この想定は2030年なので、36年先をどのように見ていたか?ということなのですが(ちなみにこれは英語では、過去未来形という時制を使います。日本では過去未来形をしっかり学ぶ人はたいへんに少ないです)、ちゃんと2位に入ってる(笑)。なんだかすごくないですか?選ぶ前からその素地がなければ、突発的に選ぶことはなかったですから、ほぼ40年くらい先のことを予見して、さまざまに選択肢を見つめていたことになります。
まぁ、結果論です(笑)。
さらに、渡米前の私は、一切英語スクールに行きませんでした。自分で教科書を開いて英語を学ぶこともなく、とにかく渡米するためのお金を稼ぐために、バイトを4つ掛け持ちしました。自分の能力を最大限開花させていかねば、いつか滅びる・退化するという不安を持ちながら、High-risk, high returnを狙うことができたことに、今は「ありがとーう!小娘の自分‼」と心の底から感謝しています。正社員、いわゆるOLにならない路線で生涯を組み立てる!と決めたのは15歳のときです。40年以上前に、働き方改革が見えていたとも言えなくもない・・・。
この20のスキルについては、極上と査定できずとも、かなりついているものが多く、このOxfordの研究者のみなさまに直接感謝の気持ちを述べてみたいなーと思うくらいに、うれしい気持ちです。
私はUC Berkeleyの学部を卒業したあとも、すんなりMastersを選ぶことなく、趣味のようにさまざまな院の学部が選べるように、たくさんのPre-requisitesコースを学んできたのです。それらの知識が20個の中に散りばめられていて、本当にびっくり‼です。
そして今、英語を中心とはしているものの、戦略的な学び方を中心にした心理学を織り交ぜた学習法を学んでいただくスクールを運営していることについて、「あー、間違っていなかったなぁ」と、強くつよく安堵しているところです。
とはいえ、あと10年や20年、ひょっとすると30年くらい生きてしまうかもしれないので、先読みはまだまだ予断なくしっかりやっていきますぜい。
日々のレッスン、とっても楽しいです!
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