コラム

3位 英語の映画・ドラマを見る

あちゃー、これも順番が違うのだった・・・。そしてやり方を間違えてしまうと、日本語という母語ができるようになったのと同じくらいに時間が掛かってしまっても致し方ない事に成ってしまう・・・。なので、これは英語講師とレベルをちゃんと相談しながらやったほうがいい・・・。

一番まずいことは何なのか?

映像で得る情報がヒトの場合、8割もあるのです。なので、起きていることや会話など、思い込みや常識を使って、充分理解に到達することがあるので、本当には聴けていないという状態が出来上がりやすいです。最悪のケースでは、5年ほどほぼ毎日40-45分のドラマを観ていた方は、音だけのものがまったく聴けませんでした。10分もじっとしていられないわけです。まったく理解できない!と欲求不満が溜まり、聴けている錯覚のままで終わっちゃいましたが、5年だとだいたいTOEICのListeningで400点超えくらいにはなるそうなので、本人もまったく自覚することがないんですね・・・。

ちょっとホラーです。

これを作りだしてしまうのであれば、映画やドラマは害悪になってしまいます。特に大人は、世界の中の文化・常識・論理や法則などを学んでいるので、聴いたことで理解しているとは限りません。むしろ、大人になればなるほど、この学び方は害悪が増えるわけです。

Precious One English Schoolの生徒さんにおススメしているのは、こうして何か作業をしているとき(タイプしていたり、メールしていたり、などなど)に、まず日本語のドラマやアニメのセリフや音響だけを聴いて、どのくらい想像できているか?を確かめてみること。そうなると、日本語という母語で、視覚だけで情報を処理しようとはしない傾向が定着してきます。ヒントになる感覚はすべて使える状態にしておくわけです。

悲しいことに現代人は、昔の日本人ほど耳を使わなくなりました。

日本耳とは

日本耳のデータ

現代で日本耳を持っている割合は、10人にひとりだと言われており、みんな自分の耳をもったいなく使っているゲンジツなのです。ですから、英語のListeningを学び始める前に、これらのことをしっかり知識として理解し、今持ち得ている耳の能力をできうる限り開拓し、その後、英語を聴き始めるのが正しい道のりです。

なぜならば、その方法のほうが、Listeningそのもの、英語が聴けないイライラ感は、ごく短期で済むはずなのです。

私の場合は、渡米してからわずか50日でした。本当に50日目に、すべてが切れて聴こえ、洩らすことなく、大事なことのみを無理なくピックアップする、日本語の人の声の音を聴くのと同じような順序ややり方になっていました。それ以降、私はただの一度も、Listeningの問題集もやっていないです。

TOEFLのPaper basedを2回受けて、Listeningはほぼ満点になったのが、1年3か月後でしたね。以降、GREにせよ、TOEICにせよ、「聴けないので解けない」などということはないです。TOEICは満点しか取ったことがないです。パイロットで重要な無線が聴けなかったこともないです。

日本語での暮らしであっても、生活音にはなかなかビンカンです。

要するに、聴覚をどのように扱い、何が本当に大切な順番で、どのような方法で具体的なやり方で行うと、どのくらい早期に、どのくらい苦労がなく、どのくらい持続度合の難易度が低く、楽しくやれてしまうか?を、考えてみなければ、私が英語スクールを経営している意味はないので、うちの生徒さんにはみな、成功していただいております。

なので、ある程度聴けるようになってから、Listeningのために映画やドラマを観るのではなく、英語らしい言い回しのレパートリーを増やすため、それこそエンターテイメントのために観てくださいおぉぉ。お願いします。<(_ _)>

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