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3年で英語が日本に居て話せるようになる

07/14/2007  にアップした文章です。

 

これは、私が自分の生徒さんたちに約束していることです。どの程度?という更なる質問がついてくるのですが、私はコレに「日常的に話したいことで、3年間のあいだ、私に話してくれた分野については話せるようになる」と答えています。しかも、私は強気で保証してしまっており、「話せなかったら、海外旅行に連れて行ってもいいよ」とまで断言しています。もちろん、3年間、私のそばで英語を学んでくれなければならないし、私が教える学習法を信じて続けてくれることが条件になります。

 

授業の準備をしており、文法のほうは、だいたい45クラスくらいやれば、すべてが網羅できることになっており、隔週のクラスの生徒さんたちでも、2年以内でこなせます。残り1年に何をやるか?で大きくいろいろ変わってきますが、私はそれにDebateをくっつけたり、ボランティアでの音読を紹介したり、SkypeによるNativesとの会話を奨めたり、ドラマ方式で裁判をやったり、ダンスレッスンや旅行をしたり、というのを付け加えており、宿題もそれなりに生活に密着したものにしています。みんなでTOEICを受けるピクニック気分の点検機構も忘れないで付け加えてありますし(英検がいいという人もいるのですが、私はTOEICにしています;理由がありますね)。

 

朝6時くらいには起きてしまうのですが(なんたって住居が狭いので、日昇がかなり直接的に反映されるようだ・・・)、すぐにコーヒーを淹れて、メールをチェックします。その中に生徒さんからのJournalなどの宿題提出があると、その場ですぐに返事をします。後回しにしたことは、この3ヵ月半で1回しかありません。アメリカにネコたちを迎えに行くときだけですか・・・。私としても、朝っぱらから英語を使ったほうが、その日一日中、脳が活動的に動くというのがあります。日本語は意識せずとも勝手にスイッチオンするのでしょうが、英語は今の環境では、意識しないと電源が入らないのかもしれません。私の場合、英語脳と日本語脳がしっかり分かれているので、どちらもスイッチを入れるほうがいいようです。なので、生徒さんにも時期が来たら、ソレを奨めようと思っています。

 

この前のクラスでは、大学の教養課程の授業みたいなことをしてしまいました(笑)。伝達方法(コミュニケーション)には何があり、どのくらいの割合で生活の中でそれぞれを使っているか、その理由や成果は、などというものです。こうした説明を丹念にすることで、彼女たちの母国語能力があがり、最終的な第二言語の取得率が上がることは言うまでもありません。素直な彼女たちは、今週から早速日本語の読書も開始したようで、メールで報告をしてくれています。私が生徒さんたちのBeacon(かがり火・灯台)になれて、「見られている意識」や「褒められたりチェックされたりするための機能」として働けることは光栄です。

 

授業そのものは、1時間15分で隔週なのですが、私は部屋が空いていることを理由に、2時間半という倍時間を使っています(来週は横田基地バイトがあるので、規定通りなんですけどね)。それが8月末まで続きます。その後は、部屋が詰まってしまうので、サービスができなくなってしまうのですが、最初の半年で「独学の方法」が身につけば、きっと大丈夫だと思うのです。他の施設(学校?)の生徒さんたちにも同様にしており、課外授業に関しても、私は一切お金を取っておらず、メールは週に何通でも受けて返事をしています。時間の都合がよければ、お茶もつきあいますし、お出かけも誘ってくださいと言ってあります。

 

よくご自分の経験をまとめて、オンライン上で、9800円だとか12500円だとか、29800円だとかで、一気にダウンロードして、こつこつその通りの学習法で、「英語が話せるようになる!」という教材が売っているのですが、やはり私は「アフターケア」や「監視機能」や「中途チェック機能」がなければ、途中で挫折し、買い物をしただけで終わる確率は高いと思うのです。ダイエットのエクササイズマシンやDVDなども同じことで、だから何度もいろいろなプログラムが爆発的に売れたりするのよね・・・。だから、ジムに行く人たちも多いのだし、仲間を募る人も多い。売りっぱなしでも、ひとりでできるタイプの人間なのかどうか、を、心理学でいう性格心理学のスクリーニングシートをくっつけてあげるくらいの親切がなければ、そのサイトで買い物はしないほうがいいです(ちょっと断言しすぎているか?)。

 

しかも、その中身というのが、けっこう曖昧で、1日3時間勉強するのか、30分でいいのかわからない。エクササイズでも同じで、やはり週に3回、30分ずつやった人よりも、週に7回1時間ずつやった人のほうがずっと成果が上がるようでは、「広告に虚偽あり!」なわけですよね。

 

かと言って、学院や学校に週に1・2回通い、毎回1時間で3・4000円も払うなどというのでは、話せるようになるまでに、100万くらいかかってしまう・・・。もしかすると、その教授法に左右され、身につかないままだらだらと何年も経ってしまうかもしれず、無駄なお金と時間を使うことになるかもしれません。私は、NOVAに行って英語が話せるようになった人には、まだひとりしか会ったことがありません。みなさんの周りにはたくさんいますか?

 

そして、話せるレベルですが、冒頭に書いたように、「3年おつきあいして学習した中で、話したい事柄だと私に言ってくれて実践してくれたことすべて」を他人に理解され、他人の意見を理解するくらいに話せるようになる、というのが、私の宣言するレベルです。まだ、医師やロケット工学博士などは教えたことがないのでわかりませんが、3年、日常的にそれらのことを話してくれれば、私の勉強にもなるし、私としてはまったく苦痛じゃないですね。

 

3ヶ月半やってきて、生徒さんたちはまだまだ不安なようですが、私にはトンネルの先の光が見えてきています。「これなら、3年以内で話せるようになるな」と。授業中でも即興で文を作ってもらっていますが、そのスピードの短縮された違いなどは、生徒さんたち自身がまったく気づいていません。ボキャブラリーが増えたことにも気づいていないし、ジャーナルの書き量や、私が同じ量だけ返信したことを咀嚼する能力が上がったことにも気づいていません。最初の3ヵ月半は、ドラマチックな違いが出るのでしょうが、この先も、新しいことを取り入れるので、私はいつもにんまりしていくことになるのでしょう。

 

この前、「シメた!」と思ったのは、英語を話すときに、「出したい、出したい」という気持ちが強いので、なぜかアメリカ人テキジェスチャーがくっついてきたことに気づいたとき(爆)。どこで覚えたのかあとから聞いてみましたが、私がお願いした通り、英語のTV番組や映画を見ているようです。知らず知らずのうちに模倣学習をしていることを、彼女たちは意識していないわけですね・・・。ついでだったので、日本と違うジェスチャーを4・5種類教えたので、今後、使ってくれることでしょう。

 

私自身が長い学生生活をしてきて、私だけではなく、たくさんの他の学生さんを見てきて、どうしたら個人こじんによる能力の開花が実現できるのか?というのは、その人の先天的な性格や生活習慣、これまでのパーソナルヒストリーによる獲得率が高かった物事を分析し、その方法論を学習方法に取り入れることです。40人のマンモスクラスを教えているわけではないので、私は個人面談も取り入れて、どんどん瑣末な違いを醸してジャーナルの返事で、知らず知らずに習慣づけをしてもらっているのですが、きっとそれもみんな気づいていないんだろうなぁ・・・。

 

難しいのは、「恥ずかしいと思う気持ち」を払拭することなのですが、3ヶ月半経って、それも軽減してきています。ドラマ形式の身体を使う実践クラスで、どの程度鍛えられるかが楽しみです。やっぱり私は、教えるという仕事は、相当楽しい。向いているかどうかはまだまだわからないですが、早く3年で成果を見たいところだなぁ、と思っています。

 

Group of children with black boards making the ord “Learn” isolated in white
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