私にも3日坊主の経験はたくさんあります。今はその気持ちの悪い体験をしたくないので、手を付けないで遅延してしまうというProcrastination体験もあり、この2段階はぜひとも避けたいことなのですが、未だ残っている始末・・・。少しずつ減らせばいいのです。ご安心ください。
それでも、自分にしかできないことをしているんだ!
という充実感に支えられ、何とか日々をこなして、こなす以上の充足感を得ながら生きています。でなければ、自分が「だらしない」「ナマケモノ」と思う頻度が高くなりすぎてしまう(笑)。
3日坊主にならないためには、
1.目標を綿密に立てる
2.開始日は必ず繁忙や体調不良が避けられる時期に
この2つが非常に大切です。ただ、1.の目標の立て方というのをわかっていないであろう大人は多い。子どもたちに教えているつもりでも、実際は大人になってもできていない人口はまだかなり残っているのです。
誰かと交際しても「こんなはずじゃなかった・・・」、何か便利グッズを買っても「思ったよりも便利でもなかった・・・」というのは、目標の一端の崩れが結果のズレを招いている証拠です。このズレが大きければ大きいほど、生きている中、あまり計画をしていなかったり、目標そのものが曖昧だったり、間違った行動を選んだり、実行時間・タイミングがぴったりフィットしていなかったり、という原因があります。
こういう失敗経験は、成功経験よりもずっと学びの機会が多いんですが、実際人々はそこで「プチ反省会」はなかなか催すことがないのですね。ちょっとした不便であれば、自分のせいなのだから、と引き受けます。これを放置したものがどのくらい積算していくのかは気づかないまま・・・。どれを選んだがゆえに軌道がズレてしまったのか?を客観的に見るいい機会なのですが、機会損失が生まれていきます。
成功したことだけ数えていくのもアリなんですが、失敗したことは学びの宝庫なので、ぜひともプチ反省会は開いてもらったほうがいいかな、と。今ならばまだ間に合うからです。寝たきりになるかもしれない不安と戦いながら、人生の後半以降で「こんなはずじゃなかった」などと思わないためにも。大反省会をする必要があることだらけではないと思うんですね。「これが本当に自分の理想にぴったりか?」をちょいちょい確認していただき、ちょこっとずつ改善してもらうだけで、成功確率はぐんぐん増えていくと思うんです。
そして、Procrastination:遅延・延引クセは、自分の中での整合性をチェックしてください。延ばすことによって「効率がよくなるか」を思案してみて、本当に効率が上がるのであれば、それは感情による遅延ではないこと。
確かに毎日掃除をマメマメしくできればいいですが、それに20分費やすのであれば、3日に一度で25分しか掛からないほうがいいわけです。特にお勤めをしていれば、汚れはさほど蓄積しないですしね。エクササイズも同じで、毎日無酸素運動(=筋力運動)をすると乳酸が筋肉に発生しますので、1日おきや2日おきで充分かもしれないです。結果、筋肉繊維の発達は毎日でなくともOKという結果が招かれるかどうか・・・。
一気にやるために「溜め込み過ぎる」というのは、効率は悪いと思います。ここで、あくまで客観視できるかどうかが重要ですね。
何を開始するにしても、3日坊主になりそうであれば、計画することが半分以上を占めます。ひょっとすると8割かもしれないケースもあります。そんな根拠で、Precious One English Schoolの基礎英語コースは、42レッスン中、本当の文法に突入するのは#11からなのでした(笑)。それでも、終わったあとにTOEICで200点から400点くらいはみんな上がるのです(高得点な人は180点とか?満点までの残りの割合問題はあります)。計画をして、基礎力をしっかりと見つめなおすことは大切です。
2021年1月。目標を綿密にすることをまず目標にしてみてください!
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