寒いってだけでネガティブになっている場合じゃないんです。確かに寒いと憂鬱だって方々がいらっしゃるのはわかりますが、それは学びの機会でもあります。これまで低体温だったことや、低血圧だったこと、あるいは温める場所に間違いがあったかも?など、振り返るいい機会なのです。
これだけ先進国になってしまったニッポンでは、インフラが整い、便利がたくさんあり、知恵を使わずとも生きていけるのですが、これがアフリカやらチョモランマ近くだったら?と、想定してみてください。ニッポンに住むことができるだけで、ポジティブでいられる理由があるわけです。
Californiaに住んでいた頃は、サンダルを履いて「ちょっとおにぎり買ってくるー!」などということもできませぬでした。納豆だって、買うためには清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気が必要でした。なのに、1パック3個で100円だなんて、すごく倖せ♪
当たり前のことを当たり前ではないと受け止めるだけで、すでにポジティブな気持になれる材料だらけなのです。でも、日本はうつ病の人たちが本当に多い。人間関係に疲弊したり、時間外労働が多かったり、通勤時間で消耗したり、遊びにもお金が掛かるのでため息が出たり、子どもたちを育てるのにつらかったり、などなど、確かに原因はたくさんありますが、絶望的なものではないのです。ひとつひとつ、解決できることを解決したあと、本気で悩んでいただきたい。
Back to the Futureが30周年を迎えました。ゼメキス監督が考えていたことは、かなりの確率で実現しています。生きるために走るのではなく、ヨロコビのために走る、というセリフに、パートIIIでは、西部の人々が大笑いしているシーンがありました。生きるために、馬に乗れない人々が、走らなければならなかったことを思えるだけで、すでに電車やバス、バイクや自転車があるだけで、とってもポジティブになれるではないですか!
2016年があともう少しで来ます。年明けが迎えられることは、昔の人にとってはとてもありがたい、めでたいことでした。ですから、1月1日にみんな歳を取っていたわけです。数え年と満年齢の差はここでも顕れています。イマドキの人々は、長寿になってきたので、数え年で年齡を言われると、「まだ誕生日が来ていないから」ととてもビンカンです。
いろいろなことに感謝できるはずなのですが、どうも欲は上り詰めることしかできないようで、感謝の念が足りない暮らし方をしているのかもしれません。2016年を笑顔で迎えられるため、ますますの目標を確固たる意志で持つため、まずは自分の廻りや今に感謝していただけたら、と思うのです。
Be Positive! 楽観的であることは本当に救いですし、心理的にもここからすべてが始まる、と言っても過言ではありません。
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