手作りの温かみ

04/10/2008 にアップした文章です。

 

ここのところ、ファストフードはもちろん、お惣菜も食べていない私なのですが、帰国してすぐからではなかったのです。帰国してきたばかりのときには、おにぎりがコンビニで買えるヨロコビというのを噛み締めており、うれしくて、わざわざ「1個買い」というのをやるんですねぇ(笑)。そのおにぎり作りのたいへんさは、以前『決死のおにぎり作り』に書いたことがあります。アメリカに住んでいると、子どももおらず、大家族でもない私は、「炊きたて」で「具のバラエティ」があるおにぎりを作ることは、至福の贅沢で、大決心をしてスケジュールを立てないとできないことだったのです。そんなこともあり、コンビニでおにぎりを1個買いできるというのは、4ヶ月くらいエンジョイできました←相当に倖せのハードルは低い(爆)。

 

ところが、もう帰国して1年半経ったので、そんなヨロコビをむしろなつかしく思うようになり、食の安全さや自給率の低さも気になり、栄養の偏りや、糖分(甘み)寄りの味付けも気になり、ここのところ、まったくファストフードもお惣菜も、コンビニのおにぎりもお弁当も食べていない状況です。Lawsonでりらっくまの景品がつくというので、英語学校の社員の女性のために、サンドウィッチを買っていた時期があったのですが、それも飽きました・・・(汗)。

 

母が作る料理がイチバンなのは、

1. 原材料がある程度、昔育ちの母の目にかなったものであること

2. 調理法も昔ながらの方法で母がやっていること

3. 味付けも私のことを知っている母がやっていること

この3点に尽きますね。

 

外食したくないのか?と聞かれるのですが、私は外食は週に1回くらいでいいですねぇ・・・。どうせお酒を飲んでしまうことになるので、食事というよりは、肴・アテが重要なので、種類がちょこっとたくさん欲しいときには、外のほうが母の手を煩わせることもないのですが、お酒自体を私はここのところ遠慮しており、飲むと毎回、二日酔いになっているので、神様からの「そろそろ自重したら?」というサインだと思うので、控えております。その週に1回の外での飲食がないときには、母がビールを買っておいてくれて、500mlを2・3本飲むのですが、そうなると眠くなってダメです。よく働いている証拠なので、よしとしてあっさり眠ります(爆)。

 

そしてハタと気づいたところ、私は自分で料理をほぼ一切作っていないということがわかった・・・。「経済しなくちゃね」という母の口癖をきちんと体現しているせいなのか、土曜日にひとり+ネコたちの部屋に戻ると、書置きに、土日に食べるべき食品の羅列がしてある・・・。彼女なりに「経済して」買った材料を使って作った食品が並んでいるわけです。それを置き去りにして、外食したいわけもなく、してしまったら家庭内がぎくしゃくもするだろうし(笑)。というか、私のメンタリティは、会社員の中年のおじさんと似たようなものがあるので(笑)、用意されているものに対してのこだわりや要求はあまりなく・・・。そうですねぇ、せいぜい、麻婆豆腐が辛すぎると「食べられない」と怒るくらいなもんでしょうか・・・。ごはんを炊くのを未だに失敗することがある母にたまにびっくりするのですが(ファジーだと水の加減を測って炊くから失敗などないと思い込んでいたが、あまりの水分量の多さには適応できないんだろう・・・)、昨日、弟の嫁である義母が炊いたというお赤飯を食べたので、「ああ、世の中にはこういうこともあるんだな」と納得しているところです。でも、手作りだからそれだけでもう100点満点中80点は獲得ですしねぇ・・・。

 

私は料理をするのだけは好きなのですが、コンロが2個しかない今、どうもやる気が起きない。さらに、キッチンのカウンターの高さが私を疲れさせるのです。ねぎくらいは切るんですが、それも苦痛です。腰痛に響くような高さ・・・。さらに、蛇口を捻ってからお湯が出るようになるまでの時間が長すぎるのは、集合住宅だからなんでしょうかねぇ・・・。こらえ性のない短気な私にとっては、あまりいい環境ではありません。さらに、母が苦心してポジショニングをしているので、私にはその理屈・法則性がわからず(爆)。

 

自慢ではないですが、私は、料理は失敗しませんね。味も悪くないです。私自身は濃い味付けが好きなのですが、人様が来るときには調整しますしね。しかも速いというのが自慢ですか。それもこれも、アメリカで料理を始めて、最初から4つのコンロがあったことや、その上にオーブンレンジもあったし、冷蔵庫もでかければ、お湯もしっかり出たし、食器洗い機は常備だし、鍋釜やボウルの数も持てるほどの収納場所ですし、まな板ですら、ひとりで2枚も使っていたのです。広さというのはこういうときの武器なのだ(笑)。

 

そして、温かみですが、熱いものを熱いうちに食べられるという利点や、「食べたいなぁ・・・」とぼやくと、オムライスが出てきたりするのがすごいっ!←って、子ども時代と同じような要領で請求してるんだろ?と言われればその通りっ!(苦笑)母親はいくつになっても母親らしく、彼女のように親という部分よりも自分や女という部分が多いヒトであっても、やっぱり効果があるときには効果があるやり方で頼んでみるのは悪くない(爆)。そのやり取りすら温かみがあるんですよねぇ・・・。

 

今考えている、私にできる手作りの温かみは、教材です。既存の教材を選ぶというのが通常のやり方ではあるし、その学校学校が持っている教材に従うというのもありだし、莫大な数がある市販の教材を使うのもいいのだけれども、やはりオリジナルの教材やドリルを作ってみようかと思っているところです。でもなぁ、この手の手作りは、「温かい」と思ってもらえるよりは、「儲けようとしてるなぁ」と思われるんだろうか?←自虐的ではある・・・。

 

私は手作りができないやつなので、他人の手作りにいつも感心&歓心しているのですが、3月21日発売の『きょうの猫村さん』でも、猫村さんが働くお家の、整形大好きなママが子どもたちが小さい頃に下手ななりに作った手提げバッグについて描かれており、そこには「うわばきバッグ」「おけいこバッグ」「給食バッグ」などが登場して、いろいろな子どもの頃なりに使ったバッグについて思い出してしまいました。考えると、我が家も全部手作りだったよなぁと・・・。母は自分の洋服を作るために洋裁を志したのですが、結果オーライで、今でもなんだかいろいろ作っています。洋服のサイズ直しは日常茶飯事だし、洋服も作ってくれるし、バッグを直してくれたりします。私の職業柄、たくさんの教材やテストなどを持ち帰ったりするので、バッグはちっともファッショナブルではなくなり、ただただでかいものになりつつあったのですが(A4や、A4 が入るその一回り大きいプラスチックファイルが入らないといけない)、母が仕切りを作ってくれたり、ポケットをつけてくれたり、鍵をひょいと出せるように装着自由な仕掛けをしてくれたり、手作りになっています。わーい!

 

シャドーボックスやトールペイントなどは、私には到底できそうにはないのですが、西さんは大工仕事をするし、母は何でも作れるし、便利に暮しています。エンジョイする側で傍観しているだけではなく、何かいつか作る側にならないと、手作りの温かみを人様に分け与えることができないなぁと、しきりに反省しているのですが、何かいいものないでしょうかねぇ・・・。絵も描けませんからねぇ・・・。うーん・・・。何かいいアイディアがあったら教えてください(ぺこり)。

 

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