残したいほどまずいレストラン

05/04/2008 にアップした文章です。

 

昨日の夜、近所のでっかいデパートであるPARCOのレストラン階に行きました。3ヶ月も新装開店のために閉まっていたので、けっこう楽しみにしていたんですが、お題にある通り、その中のひとつがこんなレストランだった・・・。ゲンダイの日本でこんなことはありえるのだろうか?と、昨日は自分がTwilight Zone(アメリカのクラシックな不思議なストーリーを集めた秀作揃いのTVシリーズ)に入ったような気分だった・・・。母もいっしょだったのですが、戦中・戦後の動乱の中、食糧不足だった彼女ですら、「まずい」と言ったのですから、こりゃ相当なものです。うーん、実在したかぁ・・・。

 

最初にこれをどうぞ。Twilight Zoneを出しておいて、そのまま放置はできません。

http://en.wikipedia.org/wiki/The_Twilight_Zone >英語版

http://www.scifi.com/twilightzone/ 今でもケーブルTVでなら見られます。

うへぇ、日本語でもあった!>http://www.geocities.jp/twilightzone_jp/ 

 

30分完結なので、私はけっこう見ているんですが、150数話をすべて見たとは言い切れず・・・。私が思うに、『妖怪人間ベム』だとか、『ゲゲゲの鬼太郎』だとか、さまざまなミステリー要素が入ったものを作った方々は、これを見ているに違いない!と思わせるようなところがけっこうあります。基礎なんだろうと思うのです。

 

わからない例(たとえ)を説明したところで、お題の話に戻ります。

 

通信交通網がこれだけ発達した世の中で、陸の孤島でもない限り、イマドキ、「残したくなるようなメニューがち」なレストランって実在するんですねぇ。

 

http://www.parco-chofu.com/web/restaurant/ 昨日は、あまりに驚愕していたので、帰り道、わずか3分ほどだったのですが、母とふたりで、「これ、投書ものだよね・・・」と怒りに変わり、こうしてお題になったわけです(笑)。

 

英語の生徒さんと、すでにオープン日の29日にパン中心の洋食を食べたのですが、そこのワインの品揃えなどもかなり中途半端で、「やっぱり調布だもんね・・・」とあきらめていたのですが、味はそれなりだったのです。

 

昨日は、中華だったのですが、日本の中華って日本流にアレンジしてあるものも含めて、なべてハズレなどないではないか!というのが、私の感想だったのです。これまで、「残す!」と思った中華には、出会ったことはなく、私の行動範囲が狭いだけなのか?東京に住んでいると、過酷な競争のため、残すほどまずいものを出す店は、長続きしない法則があるんですが・・・。

 

中華でこんなにどうしてまずく作れるのか?というと、

1. ダシがまったく利いていない

2. 薄味を徹底しすぎていてメリハリがない

の2点に尽きたのです。私が濃い味だからまずく感じたわけではなく、薄味になってしまった母も(彼女いわく、歳を取ってくると薄味好みになるらしい)、食卓についていて従業員に聴こえない小声で、「まずい」を20回は言いましたね・・・。

 

頼んだのは、開店記念のコース料理だったのですが(ひとり3000円を切るほどの)、イチバン最初に来た冷菜3品には、なぜかすでに酢・醤油・ごま油・砂糖を調合したタレが掛かっており、すでにここで、「うわっ!甘い。薄い!」と思ったので、自然と母と顔を見合わせてしまったのです。ここではまだ笑えたんですが・・・。おなかが空いていたので、これは軽く残しただけだったんですが、この恐怖はさらに続いたのです。

 

次に来たチンジャオロースーが、全品の中で最もマシだったもので、それでも母が作ったほうがおいしいし、素材の味は生かせておらず・・・。ただ、これが最も味が濃かっただけ、という噂もあり、もしもしょうがが入っていなかったら・・・と想像するとホラーになります。私は自分のシェア分も半分以上残しました。

 

エビチリが次作で、これもエビの品質はいいのに、なぜかソースがすごいものに・・・。ダシが利いていない上に(中華スープの素を使ってくれていたほうがよっぽどよかったような・・・)、にんにくもしょうがも利いていない。砂糖が多いというシロモノ。塩気が薄く、「少々」というのを誤解しているような・・・。下味はついているのか?と疑問を呈したのでした。私は1匹しか食べませんでした。

 

コース料理のほかに、私が炒飯が好きではないので、「五目つゆそば」というのを別に頼んだのですが、このスープがひどい・・・。同じように、ダシがまったく利いておらず、味が薄すぎるので、「すみません。お醤油を貸していただけますか?」と頼んで、じゃーっと掛けた・・・(汗)。麺は悪くないし、素材も悪くないのに、「どうしてここまで殺せるんだ?」と思えてしまうほどのスープで、なぜか子どもでもないのに、食べているうちに麺が伸びていくのがヒシヒシとわかる感じでした。

 

点心は、エビ餃子とシュウマイだったのですが、私はおなかが一杯すぎたので食べず、母が食べたのです。が、ここでも頼まなければ、醤油も酢もラー油も出てこないし、からしも出ないのです。不思議なコンセプトだ・・・。客人の好みは無視らしい。でも、これは食べられないほどではなかった模様です。

 

次に出てきたのが、炒飯とふかひれスープだったのですが、このふかひれスープがこの日イチバンのホラーで、ダシが利いていないスープほど哀れなものはなく・・・。せっかくのふかひれが台無しで、どうして鱶はこのスープのために捕獲されて死ななければならなかったのか?と考えこんでしまうほどでした。もちろん、ふかひれの量はうんと少なく、卵などでお茶を濁してはあるものの、母は2口でおしまいで、私も1/3でおしまい。炒飯は、やっぱりダシがまったく利いておらず(まぁ、ご家庭でもダシを入れない流儀のところもあるけどさぁ・・・)、とにかく塩気がまったくないくらいに感じられて、母はお醤油をかけて、「せっかくお金を出すんだからもったいない」と食べていました。私は、3口だけであとは残したのです。

 

ごま団子は私は苦手なので、母が包んで持って帰ると言うのを制止せず、最後に出たのが杏仁豆腐。信じがたいことに、これがイチバンおいしかった。ココナッツミルクのおかげなんですね。しかも、これはそれほど甘くもなかった・・・。

 

昨日のTwilight Zoneは、帰り道、本当に怒りに変わり、ぬるいビールと、水で薄めたような白ワインとの合計は、1万でちょっとおつりが来た程度。あまりに頭に来たので、メールでも出そうかと思ったところ、そんな場所が見つからない・・・。カスタマーサービスやコンタクトはないのか・・・。どうして、大金をかけて新装開店したというのに、こんな質なんだ!?と、チェック機能がまずいことにも激怒し、以前の中華料理のほうがこの13倍くらいはおいしかったのに、と思ったのです。しかも、メニューの数が減ってるしさ・・・。

 

ということで、ゆるゆるな日の、どこにでもあるようなダラダラとした怒りに、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。淘汰されてすぐになくなるといいと思います←本気。

 

 

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