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やっぱりこの仕事はいい!

2008/10/21 にアップした文章です。

 

産業カウンセラー講座が終了し、修了書をいただいたその足で、みんなで打ち上げに行きました。予定通り、飲み放題をアレンジしてくださった幹事さんに感謝しつつ、食べないままに2杯ずつオーダーを何度も展開し、あらゆる種類の焼酎割りを飲んだのです(笑)。いやー、フレッシュグレープフルーツを絞っても、飲み放題なのでびっくり!が、私がびっくりしている横で、「そんなの当然」だと教えてもらい、なんだかヨロコビも半減してしまい、「これまでいかに無駄にアルコールにお金を費やしてきたのか」を改めて考えつつ、最後なので、誰とナニを話そうかなどと考えながらも、どんどん酔いは廻っていったのでした。時間の感じ方というのは、みなそれほど大差はなく、「過ぎてしまったことは早く感じる」ことが割合としてはかなり多いらしい。しかも、「楽しいことは早く過ぎると感じる」のも同じらしい。いや、後者のほうはそうでもなかったようなのですが、今回(笑)。

 

月曜日は、キラクな自由業のおかげで、レッスン時間以外は、二日酔いを治すためにタダタダじっとしていたのですが、現実に戻ったような気持ちになったのは、1週間経って、生徒さんの進歩を確実に見ることができること。大人になると、それほど成長しない、と決めて掛かってしまうことが多いのでしょうが、私はラッキーなので、1週間での大いなる違いがわかり、本当にこの仕事はいいなぁと、昨日も二日酔いから復活したばかりの頭で強く思っていたのです。

 

何通かメールもあり、そこでもいろいろな報告があり、前回の話と比べてみると、意識できるようになったり、確実に演習問題に反映されていたり、本当に確実な進歩がある。これを生活の糧にできていることに、思いっきり感謝です。いやぁ、幸せモノだなぁ、私は、と思いながらも、なぜこんなになるまで飲んだんだ!と、メールの山を見て思っていましたが、昨日は投げやりに、何もせず、本を読みながらグルグルし、TVをつけてはグルグルし・・・を繰り返し、夕方にやっと復活したら、もうレッスンの時間でした。

 

今朝、メールの山に返信をしたのですが、ヤクザではなく、まっとうな仕事をしている産業カウンセラーのみんなは翌日しっかり仕事に行き、それぞれ謝意を表しつつ、筆記試験のための準備に向っているのだなぁというのがわかる内容のメール交換が開始しました。さらに、レッスンの申込みのメールが2通。次回のレッスンの予約メールがひとつ。驚くことでもないのでしょうが、あまりに私が産業カウンセラー講座の中で、商売を話すので(悩みがないので、漠然とした英語業界のあり方やらその他を話したりした・・・)、クラスメイトのうちふたりが、2月から(このタイミングは筆記試験が1月25日に終わるからなのです・・・)私の生徒さんになる、という予約をいただき、幸先はまったく悪くなく、Mixiのほうも、陽さんは数字的にご不満なのでしょうが、私としてはそれほど悪くないなと思っているのです。

 

そんなわけで、辞表を提出し(これまで、どのタイミングで独立に向けてプランするか、いろいろ迷っていたのですが、常勤の英語学校に週に3回行っていると、自宅でのレッスン時間の確保が難しく、さらに予約が入ってみない限りは、辞めるにしても生活費との兼ね合いが難しく・・・)、かなり気分はすっきりで、産業カウンセラー講座を修了したのでした。最長でも4週間で、私が担当していたクラスや生徒さんは、他の先生に振り分けられ、最短の場合にはおそらく2週間くらいでなんとかなるのではないかと・・・。そうなると、私はもう新宿に行くこともなくなり、ますます世間を知らないで、移動をあまりしないことになるのですが、それが理想なのでいいかな、とも(笑)。企業研修の仕事は常に1つか2つは入るので、都内には出るのですが、朝でないと受けるのは辞めようと思っています。

 

自宅レッスンが増えてますますひしと感じるのは、自分の好きな通りに授業プランが進められること。これはいい!どこかに属しているということは、その会社(学校という名称ではあったとしても、経営が絡んでおり)の方針や企業理念があり、それに従わねばならぬということ。私は、日本に戻って来て、日本人の英語熱はまだ冷めやらぬことを見て取ったときに、「まだ仕事として使えるのだ」と私的には歓んだ一方で、世界の中の日本の位置を考えると、少し虚しいなとも思ったのです。それは、英語業界の中での、NOVAなどに見られた前金制度や、サービス内容そのものに見られるような、「弱者から取ってみてもいいじゃないか・・・、相手が納得ずくであれば」的なやり方。

 

改装したHPの「はじめに」の中にも書いたのですが、私は「生徒さんが目標としていることを実現させるための、旅の目撃者として存在して、サポートしていければいい」と思っており、そこで私の生活が成り立っていけば、これほどいい商売はないと思うのです。余分にお金を取って廻そうとは思っておらず、前金で払いたい方には、それなりのご褒美があって然りだとも思うし、分かっていることに対してくだくだ無駄に教える必要もないし、それぞれが違う道のりでここまで英語と格闘してきた生徒さんに、同じプログラムでは躍進はないと思っているのです。しかも、入会金など要らないし、教材費は実費以外でありえないはず・・・。そんなキレイゴトばかり言っていて、本当に経営が成り立っていくのか?と問われても、やっぱりコレを貫かねばまったく意味がないと思えるので、たとえ流行らずバイトを横でやったとしても、私はこの方針でやっていこうと思っています。でないと、心が折れることになるので。心が折れると、本当にどうしていいのかわからず、自己の存在意義そのものまで危うくなってくるので、やはりこれしかないだろう、と。

 

しかも、英語を使ってこの先何かキャリアなどに生かしていくという意志が強い場合、今の英語学校が提供しているプログラムは足りないのだろうとも思うのです。日本人はテストがかなり好きで、資格化することは好きなので、それに対しての否定はしませんが、資格テストなどで点数を上げることと、英語の実力そのものを上げることは2つの別のことです。それを理解してもらわないプログラムを提供して、私は平然と教えていけない気分になり、英語と日本語の違いも説明しないままでやっていくこともたいへんにつらく、教材の限定などもとてもつらかったです。

 

最も大きな不満は、経営のMUSTなので詮無いことなのですが、ピンハネですね。家賃も払い、広告費も払い、他の従業員の給料も払い、いろいろなことに廻していかねばならぬのでしょうが、私はピンハネ指数に対して、この1年1ヶ月のうちの7ヶ月くらいは不満に思ってきました。生徒さんは「高い金を取りやがって」と思ってらっしゃるのでしょうが、私にはいくばくかの%しか入らず、学校によってもいろいろなのでしょうが、生徒さんが支払う20%くらいしかもらえていないケースが発生する割合が多くなると、どうしてもGoodwillや日本で派遣業が盛り上がっていることを意識せざるをえず、弱者を守らずさらにピンハネするという構図には、たいへんな憤りを覚えてきました。製造業にしろ、ものすごい率で原価に次々といろいろなコストを乗っけていくものですが、人的にサービスをしたものに関して、これほどの%だというのには、本当にびっくりでした。引越し業者であれば、日給1万の場合、仲介業者(派遣する側)がもらっているのが、5000円であることはないと思えるのです。ましてや、1人紹介して5万も払わされていたら、誰も人材派遣は使わないはず。前金をたくさん支払った生徒さんだと、1レッスンあたりの料金が割安になるので、28%くらいになることもあったのですが、30%は夢の夢でしたね。

 

なので、辞表を出してしまった今、生徒さんの数が増えれば、私としてはこれほどいい仕事はないのです。半額にしてさしあげても、私はコピー機の支払いもできるし、入会金も要らなければ、年会費も要らない。個人差があるアプローチを組めるし、その進歩を目の前で見ることが叶う。時間も無駄ではなくなり、眠る時間も増える←寝るのが好きなんだよねぇ、これが・・・。やっぱりこの仕事はいいです。通訳や翻訳よりもずっといい。笑顔が毎日見られること。コレほどいい仕事はないと思います。

 

 

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