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他人が動く理由を考えてみる

02/01/2008 にアップした文章です。

何もかもがうまく行かない、とぼやいている人をたまに見かけます。あるいは、何もかも、ではなくとも、何かしらうまく行かないことがあるというのを聞きます。それには多く、自分だけではなく、他の人間が関わっていることが多く、「人が動いてくれないから」という原因に行き当たることが多いな、と、客観的に思えるのです。大阪知事選がありましたが、それを見ていても、知名度だけではない何かが見えた気がします。人はどんな動機で動いているのか?を考えるのは、どうも悪いことでも、無駄なことでもないようだ・・・。

そもそも長いこと、ヒトの動機については書きたいと思っていたのですが、場面によって違うので、言い切りができないところがつらい。

動機:(1)人が行動を起こしたり、決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。(2)〔英 motive; (ドイツ) Motiv〕(ア)〔心〕 人の行動を決定する意識的・無意識的原因。動因。(イ)〔倫〕 行動を規定する根拠となる目的意識を伴った欲望や衝動。(ウ)〔法〕 犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的原因。原因。(3)モチーフ(2)に同じ。

私はみなさんにビジネスを勧めるのではなく、ヒトとして人として成長してもらえたほうがいいと思うので、まずは動機とは何か?をはっきりさせてみました。そのあと、動機付けについて考えてみます。種類は大きく2種で、1.生物学的動機付け。ヒトとしての動機付け。2.社会的動機付けの中に3種。人としての動機付け。それが、ここに載っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E6%A9%9F%E3%81%A5%E3%81%91

ビジネスでは、Herzbergの論理が著名で、実際のワーカーたちの意見を元にした論文が轟いていますが、わかりやすいダイアグラムを作っているサイトがあります。が、少々難しいかもしれません。ちょっと複雑ですが、お仕事をしている人には、たいへん参考になると思います。特に管理職の方や管理職候補の方、自営を考えておられる方は、理解しておくととてもいいです。

さて、ヒトが人として行動できるようになっているときには、大志を抱くものです。目標は立てられるものの、それがどうしても習慣化して、どんどんと能力を開花させるのは、口で言うのは容易いのですが、実際に行動に移すのは難しい。「どうすればいいんだー!」と悩んでいる方々が多いことでしょう。なので、他人を動かすなんてことは、到底考えられないのかもしれない。

ありがたいことに、私は胸を張って「今まで本当に倖せだったなぁ」と言えますし、「今後も必ず倖せなままだろうなぁ」と言えます。もちろん、もっとお金が儲かって、経済的に豊かになれば、生涯学生という目標が遂げられますので、それに越したことはないのですが、いかんせん、私は「他人を騙してまで」だとか「損させてまで」「蹴落としてまで」という考えがゼロに限りなく近いので、西さんには「無理だね・・・」と言われており、価格設定も低すぎたり、余分な仕事を引き受けたり、他人にモノをバンバン差し上げてしまったり、などなどを繰り返してきており、それには西さんも苦笑しながら、私ができないことをやってくれています。目下、働いているのも、営業や報酬回収などを学校や会社がやってくれているので成り立っており、私が自分で営業や報酬回収などをすることになれば、きっと学校が成り立たないことになります(笑)。そこのところは心と頭を切り換えてみないことには、しかも相当に大幅に、私が生涯学生でいるための金額は儲からないことでしょう。ゼロに近いものを、「ガリガリ亡者」「ケチ」「守銭奴」と「太っ腹」「どんぶり勘定」のあいだくらいにすれば、何とかなるかもしれないと思っており、この1年3ヶ月で、私は本当にここのところをいろいろ学んだところです。うーん、まだ半分までには行かないけれども、自覚がしっかりできたというだけで、本当に学んだものは大きいです。

「そうか、これが西さんが言っていたことか・・・」と肌身に感じてきたので、真剣にやっと取り合ったというところなのでしょうね・・・。

そして、他人を動く理由についていろいろ考えることは、このお金儲けにちゃんと繋がるかどうか?と日々考えるようになりました。私が、お金を儲けたいだとか、ラクして何かをしたいとか、わんさかモノに囲まれて暮らしたいとか、おいしいものをいつもおなか一杯食べていたいとか、なかなか思えなかったので、こういう結果になっているわけです。なので、他人の気持ちに真剣に立ってみる、ということを始めることにしています。

勇気がなかった私は、「朱に交われば赤くなる」と堅く信じていたので、「ミイラ取りがミイラになってしまってはたいへんっ!」と近づかなかったせいもあり、それが障害にもなっていたのだろうなぁ、と。もうここまで人間が出来上がってきてしまえば、私に限っては、きっとミイラにはならないだろう、と信じることが大切ですし、最近はそんな自信がものすごく強くなっています。

さらに、人間はそれほど棄てたものでもない場面も多く見てきたので、何もみんながミイラやゾンビなわけでもなく、私と似たような考え方や近い考え方でやっている人たちも見つかりましたし、これからも見つかると思うのです。なので、他人が動いてくれる理由を考えるのは有効だと思うようになりました。

論理的な、崇高な、内的動機だけを考えてばかりきたのですが、それだけを考えていても、お金儲けはできないことがわかっただけでも、最近の私としては大進歩です(笑)。どん底に貧乏だった私が、ここまで来られただけで「もう充分」と思って謙虚ぶっていて、本当はもっと欲張りになることはできるのだ、という可能性を否定してきたのですが、欲張りになってみてもいいかな、と、捨て身な気分になってみることもいいよね、と最近考えています。スキー場でどう見ても90度の角度がついていると思えたスロープも滑ることができるようになったのだし、空を飛べるようにもなったのだし、英語を話せるようにもなったのだし、きっとできるよね、と。

しかも、それらのことを、英語においては、いろいろな人に言い続けてきたわけです。「英語は話そうという気持ちが固まって、話せると思えばもうできたも同然だよ」などと、偉そうに(爆)(爆)。それじゃー、私だって同じじゃないかと、こんな歳になって改めて思うのだから、本当にヒトというのは生涯、学習して成長を続けるものなのだ・・・と、ほとほと感心しています。

『共感』能力を使えば、他人が動いてくれる理由が必ずわかり、自分とは違うことも認められる。そうすれば、私はミイラ取りがミイラになることもなく、きっと人々と円滑にやっていけるのだ、と信じることができるようになったので、きっとこれからは物事がスムーズに運ぶのではないかと思えます。しかも、近所のスナックのママさんによれば、占いなど信じない私でも、「来年は12年に一度のいい年周りだよ。今年はその準備だから、何もかもがどんどんよくなっていくのにびっくりすることだろうねぇ」などと言われて、けっこういい気分になっているところなのだ(爆)。

それでもやっぱり買い物などはしていないし、休もうというちょっとした努力もしていない・・・。果たしてうまく行くのだろうか?とは思いつつ、信じたんだからできるよな、と思っているところです(爆)。

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