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兵どもの夢のあと

05/07/2008 にアップした文章です。

 

みんな遊んだんだろうなぁ・・・と今朝のTVをいろいろ見ながら(Zappingをしまくりながら見ている・・・)思っています。潮干狩りの特集やら、渋滞情報やら、日本各地でのいろいろなイベントやら、空港の風景やら、そりゃ本当にいろいろ、みんな移動したんだなぁと。私は、まったく移動せず、いつもと同じテリトリーで、ごちゃごちゃと廻っていた感じなのですが、それでも町に居る人々は多いような気がしたのは、甲州街道に面しているところに住んでいたり、駅前に住んでいたりするせいなのでしょうか。

 

しかも、紫外線が強くなってきたらしく、日焼け防止のグッズに身を固めた女性たちが増えた・・・。どのくらい効果があるものなのかなぁ、あれら・・・。手袋ってすごいよねぇ・・・。

 

GWは、お子さんのいる家庭は、大人が出かけたくなくとも、やはり出なければいけないような設定なのでしょう。大人でも、大型の連休というのは、どうも「特別感」があるようで、どこか使命感が湧いてきてしまうのかもしれません。実は、3泊4日ならば、行けそうなことも、カレンダーを見ればあるんですけど、有給をくっつけることに対しての罪悪感が蔓延っているんだろうなぁ・・・。うーん、でもOLさんたちで、海外旅行にせっせと出かけている人々はけっこういると聴いているので、おそらく、父親参加型となるとこうした大型連休に限られてしまうのでしょうね。

 

他人のお財布なのだから、気にしなければいいのだけれども、今回もものすごくお金が移動したんだろうなぁとも想像してしまうのでした。私は貢献していないのですが(笑)。私がおかしなところは、暇ができるとそうした計算をしてみようと思ってしまうところ。もちろん全体などの数的センスはないのですが、たとえば、中央高速道路での渋滞を見ると、3車線の都心近くだと前提し、車の長さが平均4mにして、車間を前後で2m足してみて、何台くらいになっており、その車がそれぞれ1.5回分の満タンのガソリン代でいくらになるか?だとか、さらに、高速道路代などを足してみただけでも、数千万になり、それが各都市近くで何個も発生しているわけで、かなりな数字だろうなぁと・・・。いやー、暇だよねぇ(笑)。

 

普段歩いていても、お店の前でその店の1日の売り上げや仕入れや人件費などを計算して、ざっと1ヶ月の収益などを考えるのも、けっこう好きだ・・・。買い物をしていて、原価を考えて、さらに輸入コストなどを考えたり、輸送費用や広告などを足してみて、何個売れればと思って作っているのか?などと考えるのも好きである・・・。これは、会社を作ってからの「日常の一部」になっていて、そのせいで、ますます消費者活動が静かになってしまっている要因なのだろうなぁ・・・。使わなければお金は自分のところには入ってこない、という原理がわかっているにしろ、使う時間もなかなか取れず、消費者活動は母に任せており、それでも頭の中でパチパチ計算してしまうんだよなぁ・・・。救われないわ・・・(汗)。

 

消費活動とは何なのだろうか?と、昨日の貧困について考えたあと、またもや考えているところです。

http://www.aichi-c.ed.jp/contents/katei/syouhisya/gakusyuukoumoku.htm>誰に対してのものなのかわからないですが、平易で読みやすいです。小学校の社会科とかなのかなぁ。

 

そして消費行動という、細やかなものに移っていくのですが、なぜかこんなサイトを発見。

http://biz.toppan.co.jp/mrl/>なぜに印刷会社がこのような?と不思議だったので。内容はかなりおもしろい。http://biz.toppan.co.jp/mrl/original/syouhisya/kurashi_02.html>帰省と手土産とその過ごし方について(笑)。

http://www.nri.co.jp/news/2003/031215/031215.pdf>この野村研究所の資料は、見ていてかなり楽しめる。うーん、そうか・・・と頷けるものが多いです。

 

もうちょっと心理的に特化しているやつを・・・。

http://www.insightnow.jp/article/1249>この元資料がどこなのかわからないところが不安ですが、きっと探せば日本たばこ産業で出しているのでしょう。Taspo導入により、購買意欲が激減するってすごい・・・。私もそれで7月には節煙できて、徐々に止められるのか?

http://ameblo.jp/consumer-psychology/theme-10002314305.html>男女の消費者行動心理の違いの「括り」をまとめてあるので、参考になりますから、ちょっとだけでも読んでみて♪

http://www.hayashitokuji.com/hayashi/distance/aidma/index.html>あ、基本といえば、こちらが先かもしれない。

 

私は、なんだかこの消費行動全般やら、消費活動全体やらを、かなり第三者的に見ているのですが、しかも、このエッセイのタイトルを「兵ども」としてしまったのは、なんだかこれはサバイバルに根ざした戦いのような気がしなくもないのです。

 

戦う:(1)武力をもって互いに攻め合う。争う。(2)技芸や力の優劣を競う。勝負する。(3)利害を異にする者が、自分の利益を守ったり獲得したりするために争う。(4)困難や苦しみに負けないよう努力する。(5)繰り返し叩く。叩き合う。

 

まさしく、市場というのはそういうものなのかと・・・。そもそも生きていくのに、ほぼ全面的に貨幣制度になってしまっている今、参加ゼロというのはできないのですが、労働力を提供して、貨幣を介して、またよその商品を買っているわけで、陣地取りのような気がしないでもないわけです。私としては、「だったらその陣取り合戦には最小限だけ参加しよう。じゃないと死んじゃうからなぁ・・・」という感じ。

 

貧困な人々との差が、貨幣の高だけであれば本当にそれはそれで幸運なのか?一重に努力の賜物なのか?(←遺産だとか資産がある家に生まれた人は違うよなぁ・・・。だからこそ教育も受けられたわけだし)などと考えると、やはりやっぱりある程度恵まれている人々というのは、他人のことは考えないノンキさ加減なのだろうなぁとも。あるいは、制度により商売をしていない人でも、消費者という名のついているローンができるようになったので(実はお金を貸し付けて労力少なく資本主義に参加している金満家をさらに肥やしているだけなのだけれども)、規律や規範が薄いまま、欲に任せて欲しいものを先物買いしているだけに過ぎないのかもしれないです。

 

もちろん、日本だって戦後ものすごい困難に打ち克っては来たのだけれども、その苦労を知っている世代は少なくなり、ものすごい消費大国になってしまっていて、貧困な人々がまだまだ世界中にたくさんいることを、あまり意識して暮していないことは、自分たちのサバイバルが他人の生命や倖せの上に成り立っていることを、心底理解していないことに繋がっているのだろうなぁと思うのです。

 

労働量が少し減った私は、昨日、テレビ朝日でやっていたクイズを見ちゃーいられませんでした。特にゾウが食糧不足で、人間のゴミ、しかもアフリカのそれほど恵まれてもいない地域の人々が出しただろうゴミを食べているところを見て、なんだかポロポロ涙が出てきてしまったのです。あのゴミの山が、兵どもの夢のあとであるならばとても哀しく、そのあとにはどうしてもなんらかの「再生」があってほしいと願うのでした。

 

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