当然あります。事故や事件に遭遇するようなショッキングなヘビィなことがあると変わりやすいですが、日常的にも既存の「認知」「環境」にジワジワと新しいものを入れ込んでいるので、それらが蓄積したときにいいタイミングで変わることがありますし、悪い意味でも変わることがあります。
性格をきちんと定義してみたことがあるでしょうか?
英語では Personalityが個人が持っている性格の全体的なことを言います。その中に、先天性が強いもの:Temperament/dispositionがあって、後天性が強いもの Characteristicsがあり、その両方の影響が強くコンスタントに出るものを Traitsと呼びます。
少なくとも私たちが暮らしている「環境」は変わらないようでかなり流動的に変わっています。環境要因となるものは、
・親・兄弟などの家族
・友人たち
・配偶者やパートナー
・先生
・上司や同僚や後輩
・知り合い
など人間
・住んでいる場所
・時代がもたらすさまざまな変化:音楽・事件・流行など
・職業的な日々繰り返される課題
・学生であれば学習内容
など廻りにあるもので生活に影響をもたらすもの
他にも
・宗教
・躾や主義
・政治や経済状態
・戦争や競争
など
たくさんのものに個体は影響されて生きています。どんなに明るく育ったとしても、事件や事故に巻き込まれて、その上誰も助けてくれず、行政にも支援が求められなかったり、経済的な苦境に陥ったりすれば、性格も変わります。
逆に無人島に閉じ込められたことを想像してみるとわかりやすいかもしれません。生きる術を知らないからと死ぬことを選ぶ人は、育ってきた過程でそうした「認知」を持っている人ですから、苦境に立ち向かわないかもしれませんが、生き延びるためにヒトはけっこう努力するものです。
こうしてインフラが整い、恵まれた環境の中にいると、「性格なんて変わるわけない!」と思っている人も多いんじゃないでしょうか?
昔の人が言った「苦労は買ってでもしろ」というのは、きっと成長のために大切だから、という意味が強いんですね。
充分に恵まれた中、スマホの機種や容姿やファッションなどにだけこだわっていると、よい方向に成長する機会を逃してしまうかもしれません。そうした意味では、何もない停電状態や脱インターネットで過ごしてみる、など昔返りをしてみると、思いつくこともあるかもしれません。性格もきっと変わります>まず少しずつのカケラである認知が変わります。
やってみる価値はあると思います!
が、大切なのは、「いい性格とはどういうものか?」という理想形を自分が持っていることですね(^^♪
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