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明るさに救われる

01/11/2008 にアップした文章です。

新年になって、寒いことも手伝って、年末に高熱でぶっ倒れたこともあり、なんだかメリハリがそれほど利いていない2008年を開始したのですが、時間の合間を縫って、髪をまとめに行き、そのあともわんさか入ってくる授業の内容が、英語ばかりであることを祈り、英語の生徒さんたちに逢うと、明るいことに救われます。受験生も、私が思っているより深刻でもなく、明るいのです。特に明るいのは、私の母で、彼女は何があっても明るい。「ボケているんだけど・・・」と自分のマヌケなことをいろいろ話していますが、彼女は決して認知症の傾向があるわけではなく、30代から今とまったく同じなので、性格なのでしょう。さらに、ネコたちはいつも救ってくれます。おとぼけ、と簡単に片付けられないほどの明るさです。

明るい:(1)光が十分にある状態である。また、そのように感じられる状態である。(2)色が澄んでいる。黒や灰色などがまじらず鮮やかである。彩度が高い。(3)人の性格や表情、またかもし出す雰囲気などが、かたわらにいる人に楽しく、朗らかな感じを与える。晴れやかだ。楽しそうだ。(4)物事の行われ方に、不正や後ろ暗いところがない。公正だ。公明だ。(5)未来のことに対して、希望をもつことができる状態である。(6)(「…にあかるい」の形で)その物事についてよく知っている。精通している。くわしい。
救われる:悪条件の中にも良い条件がある。悪条件が一部解消される。

この語彙を読んで思うのは、「ひょっとするとイチバン暗いのは私か!?」というもの(笑)。特に暗い人間でもなければ、隠すことがあるわけでもないのですが、やはり疲れているのは確か。昨日、自分でもすんごく驚いてしまったのは、続けて9時間半も寝てしまったことである(笑)。いくら大人になっても、老化しても、私は睡眠ということで悩むのは、かなり先の話になるのではないか?という予兆です。しかし、いかんせん健康なもので、太陽が出てくるとなかなか眠り続けていられないのがミソで、朝早く起きるのはさして苦ではなく、自然な成り行きで、夜遅いのが続くと、ぐったり疲れてしまうんですなぁ。とはいえ、1時に眠っても7時間睡眠確保だと、8時までですから、お天道様がカンカン照らしている時間にもならないのではありますが・・・。

若い頃は、夜中まで働いていてもまったく元気だったのですが、アメリカで早寝早起きな暮らしを続けていたせいなのか(勉強に焦っていたとしても、どんなに遅くとも夜中の1時には必ず眠っていたし、何もなければ12時前になるべく眠るようにしていた)、日本の23時から開始するTV番組を見ていると、どうしても遅くなってしまいます。TVを点けなければいいのですが、図書館にしばらく行けなかったので、本がなかったのですよ・・・。今日、行ってきたので、明日からは特にTVを点けなくて済むのですが、どうも「何もしない状態」というのがどうしても耐えられず、睡魔がぐわーーーんと襲ってくるあの瞬間まで、どうしても何かしていたいらしい(笑)。

母も私と2・3日ズレて、風邪っぽい症状が出ていたのですが、彼女は鼻がかめるので、威勢のいい音を立てて鼻をかんでおり、食べるものも拒絶することは一切なく、むしろ、甘いものを摂らないように心がけるほどの元気さです。彼女の明るさの原因は、おそらく、独り言が多いからなのでしょう。何をやるにも、リズムがあり、音といっしょに動いています。音がしない場合には、さみしいのか何なのか、ひとりで話し始める(笑)。そして、着るものもなんですよ・・・。明るい基調の色が大好きで、今月ちょっきり70歳になるというのに、オレンジや黄色や赤をしょっちゅう着ます。さすがに最近ピンクは減ってきたものの、私とは正反対の明るい色が好きで、私の洋服は「黒や茶ばっかり」と言いながら、洗濯物を干したり、抽斗の整理をしたり、と忙しくしているのですね(笑)。確かに、彼女の持っているワードローブと比べれば暗いだろよ・・・(汗)。

ネコたちも1日14時間も寝る割には、起きているときはうんと明るい。かわいそうなのは、広さが圧倒的に奪われたことなのですが、発作的に飛び跳ねたり、走り回ったりしています。その意味がありそうでなさそうな行動を見ていると、思わず笑みが漏れてしまい、救われますねぇ・・・。ちょこんと座って、お約束行動である、見上げをするときにも必ず笑ってしまいます。すでにごはんを食べ終わっており、残っているネコ用ごはんがあったとしても、私が帰ってきてごはんを食べ始めると、決まって横の下に陣取り、見上げるわけです。「もしかすると、人間ごはんでもらえるものがある場合に備える」というかわいらしい行動(笑)。もちろん、上げすぎてはいけないんですが、楽しみの大きなひとつですから、上げられるものがある場合には、ちょこっとだけ上げることにしています。

さらにかわいいのは、トイレに入る私にくっついてきたり、お風呂のあいだドアの向こうで待っていたり、眠るときには移動して私が寝やすいようにしてくれたり、ハロゲンヒーターをつけると、「おいおい、毛が焦げるよ・・・」と思うほどに擦り寄ったり、腕枕と私の身体のあいだにすっぽり包まれたりするときです。ネコが喉を鳴らす音は、あんなに大きいものなのか?と思うほどに、うどちゃんのゴロゴロ音は大きい・・・。疲れないのか、この人・・・、と思えるほどに長いあいだやっているわけです。捨て猫だった期間が長くなればなるほど、このゴロゴロ音は小さいし、短いのは、偶然ではないと思えます。彼らには彼らの成長のプロセスがあったんだろうな、と。

そこで、明るい気持ちになったあと、少し切なくなる・・・。

完全休日まであと4日ほど。とにかく1日ゴロゴロしていたいし、読書三昧したいものです。明るい人とネコに救われることを期待するのも申し訳ない。私のほうが、明るさで誰かの心をほっとさせたいものです。

ネットでも、惰性&習慣でニュースを読んでいて思うのは、明るい話題のほうがアクセス数が多いこと。もちろん、話題性があるのがイチバン多いんですが、意味もなく「どうした、このアクセス数!?」と思えるのは、明るいことのほうが多いです。みんな疲れているんだろうなぁ・・・。

今の私の救いは、周囲が明るいことに加えて、化粧をして出なくていいこと。これで、さらに化粧の義務が発生したりしたら、疲れは倍増します。化粧を落としたり、コンタクトの洗浄をしたり、とさまざまな小さい義務が発生すると、ますます疲れが溜まってきます。家の外であったことを、私は家に持ちこまないで済んでいます。母には、いろいろなことを話してもスルーされてしまうだけで、「のれん状態」が続くので、こちらとしても張りがないので、話すのはよっぽどのことでないといけないわけです(笑)。しかも、いい話を持ち込むのであればいいのですが、悪い話をしても、彼女の明るさに水を差すことになり、特に話す必要もなく・・・。根本問題を解決するのは、あくまで私で、それを母に話したところで、「救われる材料」にはならないのですね。私は愚痴や不満を表現して、「ほっとする」「すっきりする」性質ではないようなのです。

あちゃー、私のメンタリティはやっぱり中高年の中間管理職のおっさんくさいところがあるなぁ(爆)(爆)。そうして、家族がうまく行かなくなったら、やっぱりこの私のメンタリティのせいなんだろうなぁ・・・(汗)。

とはいえ、それほどマグニチュードの大きな揺れはないし、崩壊して立ち直れないほどのひどい結果にもなってはいないので、彼らが明るく私を救ってくれるところを見て、ありがたいなぁと思うのはいいことだろうと思っています。それに気づけなくなるほどになると、疲労も私のキャパを超えることになるので、そうなったら少し仕事を引き受けることを調整しないとね・・・。完全休日は夢と消えました。日曜日も返上で、わずか3時間ですが、仕事は引き受けてしまいました。1月一杯、完全休日は1日もありません・・・。

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