Michiko
・「それな」
人の発言に乗っかって一言だけ「それな」ってなんか気になります。
・「大丈夫です」
「窓開けてもいいですか」→「大丈夫です」
「窓を開けましょうか」→「大丈夫です」
「紅茶を飲みますか」→「大丈夫です」
どっちなのかはっきりして!
・「~過ぎかよ」
「面白過ぎかよ」「かっこよ過ぎかよ」「美味すぎかよ」
それがどうしたって思います。
・「~させていただく」
「今日はこちらの山に登らさせていただいています」
何に対してへりくだっているのですか?
・「~してあげる」
「こちらのお肉にパン粉を付けてあげる」「次に80度の油で揚げてあげる」
あげてあげるって…
・「~してもらっていいですか」
「やめてもらっていいですか?」
もっときっぱり言っても感じ悪くならない伝え方あるのでは。
・「普通に」
「普通に」好きです。「普通に」美味しいです・
ほめているのかほめていないのかどっち?
・「~かなとは思います」
「良かったのかなとは思います」とか「~すべきだったのかなとは思います」という表現をよく耳にします。「良かった」「すべきだった」とは今は言わないことになったようです。
年を取ったせいか他に気になる言葉はたくさんあります。
その中でも残る言葉と消えていく言葉があると思いますが「させていただく」「してあげる」「してもらっていいですか」等の敬語系のものと自分の意見をあいまいにするものは残っていくような気がします。シンプルに伝えるよりもとにかく丁寧に言いたいという気持ちが強くなっていることと、できるだけ言葉は言い切るのではなくあいまいにしておこうというような世の中の雰囲気を感じます。
そういえば最近インタビューなどで「今のお気持ちを“率直に”お聞かせください」と言っているのをよく聞きます。以前は「今のお気持ちをお聞かせください」のようにあえて「率直な」というワードは入れていなかったと思います。
率直とは「正直」「ありのまま」という意味です。最近はわざわざ言うようになったのは人は率直には語らないということが前提にあるのでしょうか。私はこの「率直に」という言葉もちょっと鬱陶しいなと思っていたのですが先日自分で「率直に言って…」と使ってしまいました。影響受けているなあ。
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