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至福感

06/06/2008にアップした文章です。

 

アメリカでは、Obama氏の民主党の大統領候補選出が決まってしまい、Kennedy家が出てきたところで、夢は夢として取っておいてよかったな・・・と、自分の心のためにも予測をしておいて、期待感を上げないでよかったと、しみじみと感じているところです。そしてここで、Obama氏が大統領になるかどうか?という予測をしておいたほうがいいのでしょう。が、まだ資料が足りないので、あと1ヶ月以内で何とか予測しましょう。今は、「アメリカの保守派はそれほど甘くないよ」と思っているのですが、どのくらいの不満感へのボルテージがあるのか、ここのところ英語での新聞をよく読んでいないので、即断はしないことにします。そのObama氏を全面的にバックアップしていたOprah Winfreyは、Euphoricだ、と言ったのだそうです。「倖せの陶酔感に包まれている」という表現ですね。政治に関して、「陶酔感・至福感」を得られるというのは、すごいことだなぁと・・・。

 

私が帰国してきてはや1年8ヶ月ほどになろうとしていますが、私は日本の政治の「捨てたもんじゃない」というところのポイントが上がっていません。むしろ、どんどん下がってきており、以前書いた通り、小泉内閣が終わり、安倍内閣のときに戻ってきたというのが、タイミングとして非常に悪かったのかもしれません。それにしたって、政治の在り方やあの態度に、陶酔や至福がもらえるなどという甘い見方は、日本に生まれて育った途中から、一切考えておらず・・・。たぶん、父が私に強制的にNHKを見せたり、時事放談を見せたりしていたときからずっとなので、7歳くらいから?(笑)みんなはどうなんだろうと見まわしてみても、内閣支持率も下がっているし、物価が上昇して不満だらけだし、後期高齢者年金問題もあるし、やっぱりどこを見ても、至福感などを得られているわけはないと思うわけなのよ。あの『チャンス』というドラマの視聴率が、第1週目はダメだったけれども、2週目からは『ごくせん』を抜いたと、見出しだけで見たのですが、それはキムタクなるヒトが演じる首相像に何か夢を抱いているということなのかしら?私は、あのような夢物語はハリウッド映画のいい作りのものしか信じないのですが、もちろん、ドラマを見ない体質になっているので、アレばかりではなく、どんなドラマも見ていませんからねぇ・・・。

 

陶酔:(1)気持ちよく酔うこと。(2)うっとりとして、その境地にひたること。

至福:この上ない幸福。

 

とはいえ、ヒトの人生などというのは、他の生命体と大差もなく、サバイバルに勝ち続けた者が生き残ります。それだけでは味気がないので、大脳皮質をたくさんもてるようになった恩恵やヨロコビを表現し、さらにその大脳皮質をたくさん使っていくために、論理性や感情の豊かさなどをもっと!もっと!と追い求めているわけです。

 

なので、1日数回至福を得られる手段としては、

1. 睡眠

2. 食事

3. ラッキーなヒトはセックス

4. 脳内ケミカルの分泌を促すハイになれる運動

5. 疲れが癒されたと感じられる程度のほぐし

などが、かなりインスタントなもので、これらを確実に得られているかどうか?と考えてみるのはいいのかもしれません。私個人の場合は、睡眠での至福は必ず毎日得ていますが、あとのものはかなりなおざりですね・・・。生き延びる気力が充実している個人としては、たいへんにオソマツです。

 

母の料理はおいしいのですが、至福とまでは言いがたく、かと言って、いつもいつも至福状態を得るような食生活をしていたら、それはそれで問題だと思えるので、倖せに至る手前くらいでいいような気がするわけです(笑)。

 

脳内ケミカルの分泌を促すためのハイになれる運動は、週に3回くらいはしていますが、毎日でもないし、至福かどうか?と問われると、まだまだ苦痛ですねぇ(苦笑)。もう少し経つと、至福になり、その後、メカニカルなことになるんでしょうか?

 

足湯だけでもいいので、お風呂は入ろうと思っているのですが、やはり週に1回できたらいいほうです。シャワーに断然頼っています。これはいけないと思いつつ、ゆとりがない夜の戻り時間に腹ペコになったおなかを満たしたのち、たたただ眠りたいだけで、よくないなぁとは思うのですが・・・。

 

というわけで、私には至福を感じるチャンスというのは、それなりにはあるんですねぇ・・・。ただ、ヒトというのは身勝手でもあるし、学習をする存在なので、至福が緩やかになり、慣れてしまうので、もっと先を望むようになると思われます。それを望まないようにする至福というのもあるような気がするのですが、どうなんでしょう?←話をわざわざ複雑にしているような気がするのだが(爆)。

 

私がこれまでで倖せだった瞬間を挙げてみろ、と言われたときの1番は、やはり初めてソロフライトをしたときの充足感ですね。In Controlをしっかり実現している瞬間の連続。雲やカリフォルニアの青い空や音や匂いや無線で話した内容など、全部憶えています。その後も、X-Countryというソロフライトの長い旅程版をやったりしたときも、相当の高揚がありました。

 

2番目は、身体に起きた不思議の中で、耳がすっぽ抜けたことですね。特に何をしたわけでもないのに、ある朝、突然英語がすべて単語ごとに千切れて聴こえるようになったこと。あれは、言葉にしろと言われてもなかなか正確に表現することはできかねます。やってみないとわからないような余地がたくさん残ってしまうのでしょう。

 

日々至福を感じているのは、私がひとりでマインド内で行っている習慣が、かなりユニークな側面を見せるとき(笑)。子どもの頃の断片的な癖の延長だったり(44歳にもなって、レンガ張りになっているフロアのコレは踏まない、などと決めながら歩いていたり、数を英語やスペイン語などで数えながら歩いていたり・・・)、教えながらもFree Associationで考え付いたものをすぐに学習方法として紹介したり、時々浴室の電気をつけず、真っ暗なままシャワーを浴びたりとかね(これは、祖父が全盲だったので全盲ごっこをやり始めたときの名残なのですが、これは自分の視覚を制限し、感受性を下げて他の感覚に分け与えてやるのにとても役立ちました。東京で生き延びていくのにはとても必要です、この練習)。この最後の結果が得られたのは、このようなユニークなことを考える心のゆとりがあるからで、これが私の陶酔感に繋がるというもの。

 

とりあえず、睡眠とコレだけで、陶酔感・至福感は必要分くらいは得られているようです。政治向きなことで得るというのは無理だろうなぁ・・・。期待もしていないのでいいのだけれども・・・(汗)。

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