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Harry Potter and the Deathly Hallows

07/23/2007 にアップした文章です。

 

Harry Potter and the Deathly Hallows

いやー、読み終わりましたよ。アップするのが遅くなって申し訳ありません。ネタバレなので、結末は書けませんが、私はおそらく7回ほど泣きました。私の推測がかなり当たっており、なんだか推理小説みたいに、私も読みができるようになったのかと、やたらと感心していました。ちょっと頭に来たのが、21日に必着だったのは事実なのですが、朝の8時から待っていたのに、到着したのが午後4時過ぎかよ・・・というもの。そして、私には予定があったので、その日は大して読めず、疲れたまま爆睡。日曜日にも予定があり、月曜日の午前10時に読み終わったのです。608ページを、10時間ほどかけて読んだことになってしまいました。うーむ・・・。が、充実した気持ちでいっぱいです。かといって、私は、Harry Potterの感想を誰かと無性にシェアしたいという気分でもなく、ひっそりと、J.K.Rowlingの今後を見守る予定です。

というわけで、今日のアップは遅くなりますが(これからまた出かける準備なのだ)、もう少しお待ちください。

 

07/23/2007 にアップした文章です。

 

さて、横田基地の仕事で忙しくしており、ニュースをまったく読んでいなかったし、聴いても見てもいなかったのですが、「なーんだ、けっこう生きていけるんじゃん」と再認識しているところです。横田基地の仕事は、27日まで拘束されることに予定されていたのが、20日で終わってしまい、「どうしてプロジェクト契約をしなかったのか」と、自分で自分を叱って打ちのめしていたところなのです。しかも!ものすごい日焼けをしており(おいおい、冬の陽射しで学習しなかったのかよ・・・)、その分の経費も請求したいところだったのに・・・。が、今回はそんなことではなく、ニュースがなくても生きていけるんだな、ということをお題に・・・。

母は、私がイライラ忙しくしている最中、やはりせっせとお弁当を作ってくれたのですが、「食中毒になるからお天気がよすぎたら作らないからね」と宣言していたのですが、お天気は、ほぼ毎日曇り時々雨。私はかなりずぶ濡れになったのですが、元々カリフォルニアでは、傘を所有しなかったこともあり、平然と濡れていたのです。ところが、誰かが「ひょっとして、ピーカンのときより、こうしたジメジメのときのほうが、お弁当は傷むんじゃないの?」と言ったので、私も不安になってしまい、帰宅したらネットで調べようと思っていたのですが(だって、論理的だよねぇ・・・)、それもできないまま、仕事は終わってしまったのでした。

雨が降るくらいの曇り空だったのに、私の胸と腕と顔は、まるで伊豆に2泊3日したくらいに焼けてます。自分では気づかなかったのですが、シャワーに入るとすごい痛いのよ(笑)。てなわけで、シャワーの温度を38度にまで下げてもらい(夏は、母の意見を取り入れ40度にしているのですが)、あまりこすらないようにしていました。

今回、朝の7時20分に横田基地の5番ゲート集合だったので、調布駅を出るのは、6時19分の急行。そのあいだ、八王子の叔母の具合は悪くなるし、帰宅は、毎日、ほぼ22時近く。イチバン遅いときで、福生駅を出たのが、20時を過ぎていたので、推して知るべしな疲れだったのです。しかも、出来上がった建物に、オプションである、火災道具をつけるので、ガスと電気設備の取り付けだけで、周囲には、小屋もトイレも椅子も机も何もないのです。立ちっぱなしなのよ・・・。お昼どきだけ、車に座ってお弁当を食べるのですが、当然、おなかいっぱいになると眠ってしまい、15分の転寝がどれだけ私を救ってくれたことか・・・。

一度、ゲートを潜ると、二度と出られない。なぜならば、もう入基地許可が出ないのだ>1日1回のみ。以前のときには、4ヶ月プロジェクトだったので、出入り自由の許可証を取っていたのですが、今回は、日々集まって、みんなで入る形態。なので、ニュースなど、入る余地がないのよ・・・。閉ざされた世界なのだ!職人さんたちはみな、私と同じように働いており、その後、近所だとはいえども、飲みに行ったりするだけで、TVなんか見ないし、ラジオでニュースを聴くわけでもない・・・。飲み屋さんで、世間のニュースをお姉ちゃんたちが話してくれるかどうか?というと、世間がひっくり返るくらいのすごいマグニチュードのものしか話さないのでしょう。とりあえず、7月16日の週、1週間は、新潟の地震や参院選のニュースの細かいものや、もう日常になってしまった殺人事件などで、それほど彼らに直接的に影響があるものはなかったようで・・・。

それは、私の母も同じことで、彼女が私にリレーしてくれるニュースは、せいぜいみのもんたがたいへんだ!と言ったことくらいなもん・・・。芸能ニュースなども混じるし、彼女と私の社会を見る眼は違うし、ニュースらしいニュースではなく、政治家の軽率発言なども、彼女は細部まで把握しておらず、まったくリレーになっておらず・・・。

私は、お昼の12時に食べて以来、夜の10時まですきっ腹なので、いけないことだとは思いつつも、ごはんを食べて、牛のまま、本を読みながら眠っていたわけです(さすがに、30ページも読まないうちに寝てしまっていた・・・。が、江藤淳の『南洲残影』に気をよくして、次に『海は甦る』を読み始めたので、寝不足は必須だった)。

私のニュースは、電車の中のつり革広告くらいしかなく、それらは最新じゃーない。さらに、都下に向かう電車の中では、単行本を読んでいる人々は多いのだけれども、新聞を読んでいる人々は少ない。読書しない人々があまりに多いので、けっこうびっくりする風景なのだ。座れるので、眠ろうという人が多いようなのです。朝が早いから座れるのね・・・。

が、聴きたくないニュースを聞いてしまったことは確かで、2-3月に6週間ほどごいっしょした足場鳶(英語では、高いところで鉄材を組む人々のことを Iron Workersと呼ぶ)の中で、2人がもうとび職ができないことになってしまったことを知る・・・・。ひとりは、15mの高さから落ちて、顔面を打撲したばかりでなく、全面的に骨折。とりあえずの形成外科に現在かかっており、入院もまだしているのだけれども、退院できたとしても、今後、何回美容整形をすることになるのかわからず。心理的圧迫もあり、今後、とび職として復帰できるかどうか、まったくメドがつかず。いい人だったんだよなぁ。

もうひとりは、右手(利き手)の親指以外の4本を切断してしまったというもの。大きな鉄材が上から降ってきて、かまいたちのように切れちゃったそうなのだ。当然、ものすごい出血で、現場から救急車だったのですが、利き手の指を奪われてしまい、もう仕事は左手で同じレベルにはできるわけもなく・・・。

もうひとりは、ケガではなく、小腸が炎症を起こしてしまい、原因すら今のところわかっていないらしいのです。18歳の男の子だったので、ケガよりは救われるのですが、心配です。

この3人のニュースはあまり聞きたくなかったニュースで、だったら、外部の垂れ流しニュースのほうが、まだナンボかよかったのに、と思ふ・・・。

私は、おそらく、ニュースがなくても生きていけるんじゃないかと、改めて思ったのだ。ただ、私の好奇心からいけば、知りたいと恋焦がれて自分から探すものがあるにしろ、人々が「役立つよ♪」と流してくれているニュースは、実際問題、それほど必要ではないことは、アメリカ生活18年半で、しっかりわかっていたはずなのに、ネットで簡単に入手できるようになり、やっぱり少し麻痺していたんだろうな、と。

なので、今後も、それほどニュースをくまなく見ないことにしてみようかと思っています。いろいろな意見を持つことも大切だし、知識はあったほうがいいのだけれども、とりあえずHarry Potterを読んで、結果は予測でかなり間違わないことがわかってきたので、余分な雑音はなるべく耳に入れないことにしようかと考えています。アメリカに住んでいたときには、映像ではなく、ラジオで聴くことにしていたニュースですが、日本に戻ってきてからは、ネットで読むことにしていたニュースですが、母がTVを見ていれば聴けてしまうし、いっしょに見てしまうこともあるので、少し厳しく避けてみようかと思っています。麻痺は怖いよね・・・。

自分にとって本当に大切なことを見極めて、ひしひしと感じつつ生きていくためには、情報処理能力がある限りは、それほどたくさんの情報をフィルター(とりあえず取り入れて取捨選択する)せずともいいのかもしれない。これは、子どもたちの教育環境にも少し当てはまるかもしれません。訓練する段階では、情報は多量なのがいいのだろうけれども、情報能力があまりないときと、かなりあるときには、実際は必要ないのかもしれないです。

ちょっと仙人じみてみようかな、と目論む、梅雨明けに近い夏の朝なのだった・・・。

 

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