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Hello, Gorgeous!

Jan 31, 2006、USに住んでいた頃に書いた文章です。

これは、Barbra Streisandの口癖で、挨拶のときに、久しぶりに会った人たちに向けて使われます。舞台でもよく使われており、いつか私も使ってみたいな、といつも思ってきた言葉です。

が、悲しいことに、コレがそもそもBarbra お得意フレーズであることも知らないとか、Barbraそのものを知らない人が多いばかりではなく、ゴージャスだと私が心から思える人にめったに遭遇しないのであった・・・(汗)。これまで、赤ちゃんには数度使いました。パーティーで数度使いました。が、頻繁には使えません。動物には毎回使っているのですが、相手はわからず、です。飼い主さんがそばにいるときは、いつも歓んでもらえますが、彼らに向かって言っているわけではなく・・・。

Gorgeous; 豪華な; ぜいたくで、はなやかな・こと
はなやか: (1)(花のように)きらびやかで美しいさま。明るく美しいさま。(2)栄えて勢いがあるさま。盛んなさま。(3)きわだっているさま。

美人でも書いた通り、私には全般的に「美しい」に対する感性が辛いのでしょう。しかも、きらびやかなところに出かけて行かないので、ゴージャスな場面にも遭遇しないのですね・・・。私自身も、部屋着で日がな1日暮らしていますし、オペラや四ツ星レストランやコンサートなど、たまにしか出かけません。普段着でもゴージャスな人とおつきあいするのは、こちらのほうが疲れてしまいます。

でも、でも・・・。人としてゴージャスな人と出遭いたいといつも思っています。「♪ボロは着てても心は錦♪」に気づけないのは、私も同じだということでしょうか?

Barbra Streisand はコンサート料金がとてもとても高い歌手です。Frank Sinatraが存命のときも2番目でした。コンサートの回数が少なく、伝説的なので、年を取れば取るほどどんどん高くなっていきます。1998年に死んでしまったシナトラがこの近所に来たときに、「見てみたいなぁ」とパートナーに口走ってしまったところ、「行けばいいじゃない」と言われ調べてみたのですが、「最高の席」が3万ドル(360万くらい)でしたよ・・・。価格の始まりがすでに、6000ドル(72万くらい)でしたから、到底使えない金額でした。食べていかなければならないですもん・・・。当時80歳過ぎていた彼のそれが最後の西海岸訪問となりました。Mr. Blue Eyesをそのとき見れた人たちは、わずか600人だったそうです。当然、会場も狭く、昔のクラブ形式で、お酒や食事が出たそうです>彼は純血のイタリア人で、両親が移民してきてこちらで生まれた二世。彼の偉大さは、また別のときにでも・・・。

かたやBarbraは、1994年にMGMでコンサートをしているのですが、そのときの値段は、1万ドル(120万くらい)でした。以来、コンサートの話はないので、次回はぜひ行きたいと思っているのです。次回はきっと、150万以上になってるんだろうな・・・(汗)。が、私はそれ以来、Hello, Gorgeous!を使いたい!願望がさらに高まり、どんどんどんな人なのか探っていくことになるのです。

私のBarbraトリビアは全米中では大したことはありません。ユダヤ人のGoddess(女神)と崇められており、熱狂的なファンは山ほどいることでしょう。その代表的だったのが、Fran Dretscher です。が、日本人にはまったくなじみがありません。映画で日本に行ったものでは、1996年のJack。その中で、主人公が友だちになる少年の母親役で出ています(これには爆発的に売れる前のJennifer Lopezも出てます。なける話です)。実は、1977年のSaturday Night Liveにも出ているのですが、私でさえ見直さなければまったくわかりませんでした・・・。彼女は自分のSitcom(situation comedy)をアメリカ三大放送局のひとつで8年続けた実績があります。私はこれがキャンセルされて再放送になり、まとめて見れるようになってからすべて見ました。が、はまるのですよ・・・。高校時代からのボーイフレンドが煮えきらず、他の女に乗り換えられ捨てられ、スキルもコネもなく、NYの高級住宅街に化粧品を訪問販売するところから物語は始まります。そこで、Nanny(乳母;母親の代わりに子どもを育てる職業)に雇われます。The Nannyというのがその番組のタイトルです。

主人公は、まったくFran Dretscherのコピー(役名もFran)で、出身地も両親も細かいエピソードや昔話などもすべて自分の体験が元になっています。切り売りですね。が、ナマミの彼女は、高校時代のSweetheartと結婚し、プロダクション会社を作り、この番組を持ち込み、売れるのです。ひねりは、雇われた先のご主人が、イギリス出身で、NY Broadway Producer(ミュージカルの)で、妻に死に別れ、子ども3人を育てられずに四苦八苦しているところ。階級や育ちの差がこの番組をとてもおもしろくしています。

日本では見られないだろうから、あまり詳しく話すと気の毒か・・・。

が、その彼女が、Barbra Streisandキチガイなのです。「母親とバーブラ、溺れていたらどっちを助けるか?」と尋ねられて、「母、だって、バーブラは水の上を歩けるもん」と答えたりするわけです。こういう人たちはかなり多いらしく、だからゆえにこの番組が8年キャンセルされずに続いたこともあるのだろうな、と思うのです。

さらに、その主人公も毎日まいにち、とてもゴージャスなのです。当然、コレはTVだからですが、The Making ofなどの素顔を見てもそれほど変わりはありません。アメリカの番組のすばらしいところは、まだまだ昔の『8時だよ!全員集合!』のように、観客の前で録画されているところです。これを始めたのが、”I Love Lucy”なのですが、このアイディアは、Lucille Ball の私生活と番組共に夫だったDesi Arnazの発案です。そこに見に行った人たちに聞いてみても、かなりゴージャスな人柄と普段着であることは間違いないようです。

叶姉妹のゴージャスさと、私のゴージャス定義はちと違うのだと思います。私には彼女たちがゴージャスだとはどうしても思えない・・・。どうしてTVに頻繁に出ているのかも理解しがたいです。彼女たちは私のスキーマの中では、デヴィ夫人と同じカテゴリーに入っています。

オーラがきらきらしている普段着を着た人に、早くHello, Gorgeous!と言えるようになりたいです・・・。

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Nanny NYちっくな英語を観てみてください♪

Barbara Streisand
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