さらにしつこく、今週も読書についてお話ししたいと思います。「頭のよいこととは?」からの続きなのですが、学力だけが頭の良さではないということをご理解いただいたと思います。それをコミュニケーションにしたり、行動化するためには、頭をきっちり整理して、どの場合にどんな相手にどんなタイミングでどんな場所で、を考えて発揮しなければならないです。
頭の中身だけを毎日毎日繰り返すことも進歩がありません。故に読書もお勧めしてきました。
さて今日はジャンルなのですが、私個人の意見としては、論理性も伴っていると思うんですが私見も大いにあります。How to 本や啓蒙本は95%ぐらいのものが無駄です。読書しないでください。なぜならば、その本のタイトルのテーマを全うするために、全体像を見せてくれないのが通常となっているからです。特に込み入った話をするためにはシリーズ化してあることがあり、その前、前の前、前の前の前、などをしっかり読んでいなければ、その本は無駄になることも大変に多いのです。故に世の中の人々は「レベル」にこだわります。
英語も同じことです。Precious One English Schoolは、英語基礎コース思っていますが、本当に全ての人たちが網羅しなければならない最低限の事を、頻出や本質に着目してプレゼンしています。
選んだ方がいい本のジャンルは圧倒的に小説です。歴史であっても現代であっても近代であっても、人間関係をしっかり描いてあるものは本当に多角的に役に立つことが多いのです。しかも、How to本とは違って、ある一つのテーマについて多角面から登場人物の心の中までを描写することに徹底しており、論理的に結論立てて書いてあるわけではないので、読者がしっかりとそれを頭の中で整理する、という作業が必要になります。
教科書と同じように「A・B・C」と結露を並べられているものは、自分で考える力をつけるためにはなりません。むしろ暗記の方に寄って行ってしまうのです。
ミステリーにせよ、恋愛ものにせよ、ドキュメンタリーやルポルタージュにせよ、実際に起きているように描写されているものは、自分が生きていく上で人間関係や社会との関係を構築するのに、とても役立っていくと思います。
脳神経学的にも、自分の頭の中に貯めてある情報について、整理する機会になります。自分だったらどうするだろう?この次は何が起きるのだろう?この場合にはこうした方がいいのに、などなど、様々なことを考えることによって、自分の価値観も固められて行きます。
故に、童話や民話からでもいいので、ストーリーをたくさんあなたのレパートリーの中に入れてみてください♪
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