うーん、この質問の「一目置かれる」という意味があまりわからないまま書き始めます。まじめなので(自画自賛してはいけないけど・笑)ちょっとネットで調べてみると、びっくりすることに「一目置かれる、英語」でGoogle検索すると、61000もヒットしました (・・;) ちょっと派手な大げさな表現だと思うんですが、一目置かれたいのか?(笑)
アメリカ人で日本語がスーパーすごい人に出遭ったことがあります。ビジネスディナーの最後のほうに、お刺身の盛り合わせで2切れほど残っていたのですよ。そのときに「遠慮の塊ちょうだいします」と言ったんです(笑)。私ですらそんな言い回し使えないのに (・・;) たぶん、ちょうだいしないから、なんだろうし、お刺身をさほど好きでもないからですね。生涯で一度もそんな表現使ったことがありません。刮目してしまいました (・・;)
こういうことではないよね??(笑)
Native並みな英語だと扱ってもらえて尊重される、という意味なのか?と感じているのですが、どうでしょう?
だとすれば、文化ごと受け容れることがまず大切で、
・マナーを学ぶ
・ジェスチャーの意味を知る
・敬語を使えるようにする
・会話の量を50:50にできるようにする
・謝意や感謝をしっかり伝える
ことが大切で、このフレーズが使えたら一目置かれるなどというマジックフレーズなどはないと思います。とっても残念です。
英語に敬語はない、と言い張る方がたくさんいらっしゃいますが、確実にあります。距離感を醸すことができるようになれば、本当の意味で英語が使えているということになりますので、ここはぜひとも学んでいただきたいです。
マナーも日本とは違うものもいくつもあるので、これについても知っていただきたいですし、Please, Thank youなどをしっかり言えるようにしないと、いくら仕事ができても友人が増えても、濃密な会話へとは移行しません。信頼されないからです。
ジェスチャーの意味も違うので、少しユニバーサルに学んでいただけたら、発話といっしょにNon-verbalでも表現していただけるようになると、さらにかっこいいでしょう。
会話は、イーブンに運ぶのがもっとも理想的です。聴いているばかりでもダメですし、一方的に話すのもダメです。
これらができるためには、やはり英語の本質の意味を深く知っていただけたらと願うばかりです。
ただ、問題は、日本人として日本語で自分がどのように生きているか?ということが基本だと、私個人はいつも生徒さんにお伝えしています。等身大の自分を英語でもできるようになることが大切で、背伸びをしたり、一目置かれる近道を選ばないことだと。いっしょに笑えたり、悲しんだり、待ち望んだり、という日々が、たとえ日本語でも英語でもできたら、ステキだと、心から想えていただきたいです。そうすれば、人としての自分を丸ごと受け容れてもらうことができて、尊重されること請け合いです。
コメントを投稿するにはログインしてください。