英語圏の方々に歓迎される話し方とは うーん、歓迎というのはどういう意味なのかなぁと戸惑いが多いんですが、日本語とさして変わらないと思います。ひょっとすると発音のことを気にしている人が多いのかなぁと思うんですが、日本人が外国人の日本語にさほど厳しいわけじゃないことを思い出してみてください。発音うんぬんよりは、基本的なことを押さえればまったく問題はないと思います。その後は人柄や価値観などに段階がアップしていくはずです。
英語の使命は、「大切なことから話す」なので、日本語の場合は結論を後ろに持ってくる話し方が多いので、ここは注意してください。はっきりと、「Yes/No」を先に!結論が伝わったあとは、いくらでも詳細を話すのはOKなので、論旨をまず伝えるクセをつけてください。
すでに何度か書いていますが、英語を話すと自信がないため、ボリュームが下がります。そこに気づいている場合は努力のしようがあるんですが、多くの人はあまり意識していません。周囲の環境も考慮して、ボリュームの調整をよろしくっ!です。
英和辞典で暗記した単語を選ぶと、文語的なものが多くなる傾向があります。日本語をそのまま訳すと不自然な表現になりやすく、会話というよりは文語:書いたものになりやすいことに気づいてみてください。英語では、
6歳の子どもにもわかるように話す
ことができるほうが、いい話し方だとされています。誰にでもわかる語彙を使う心がけを(^^♪ ゆえに、さほど語彙数は要らないんですよ。
結論や論旨をしっかり伝えたら、あとは相手が理解してくれることに努めてください。理解してもらえるためには、具体的な例を披露するとAh, huh!や I got it!になりやすいです。
場・タイミング・相手・機会にマッチした話題を選んでください。まったく興味がないことを延々と日本語でも続けられたらうんざりですよね・・・。相手の興味を引き出せたら、あとは英語に自信がなくとも、どんどんと話は盛り上がってきます。
自分が話すことに夢中になって、相手に質問をしてもらえない・感想やコメントをもらえない、といった話し方を日本語でする人は要注意!ただ、英語学習者はすべてを聴けているわけではないので、ここはあまり心配しなくて大丈夫かな?とはいえ、わからないことをわかったフリをするのは止めてください。しっかり自分から質問してくださいね。
World wideな感情表現は6つしっかりあります。そこから読めるものはもっとたくさんありますし、日本人はこの「相手の気持ちを汲み取ること」には一般的にとても長けています。相手の目を見て、表情を観ながら話してください。
さらに、姿勢に気を付けて!前のめりすぎるのも程度の問題がありますが、距離や身体の方向にも誠意を込めてください。
ジェスチャーはとっても助かりますが、日本だけで通じるジェスチャーが出てしまったら、それを説明するのも楽しいです。
理想的な会話は、話す量と聞く量が、相手と自分が半々になっていること。ある話題では自分がたくさん話したとしても、ある話題では相手に詳しいことを話してもらい、最終的には半々で話すことが楽しいコミュニケーションです。
英語でもまだまだ話せないから、といって聴く一方では相手がつまらないので、ぜひとも相槌や質問など、相手が話しやすくしたり、自分の意見もしっかり言えるようにしてください。
自分の意見を持っていない人は、欧米系の人たちには不思議に映ります。次回会ったときに似たようなことについて意見が違うなどがあったりすると、本当に戸惑ってしまうことと思います。
まずは自分の日本語での話し方をチェックしてみることが最速な道です。 |
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