TOEICテストが変更されます。5月実施分からスタートなのだそうです。英語嫌い・苦手・自信がない方にとっては、不利な気がしているかもしれません。そうした意味では、全体的な英語力の底上げが大切になりますが、TOEICスコアで英語力が測れると信じていると、やはり英語力の底上げにはならず、基本があちこち、ポロポロと欠落したまま、英語を使えている!と思いこんだまま、コミュニケーションがスムーズに行かぬままの状態が続きます。
変更点はこんな感じ:
要点を述べていきます。
<Listening Section>
写真が4問減ったことにより、いただき問題が減りました。ここをダメージと感じる方は多いはずです。
さらに、Part IIの3択が30問から25問となり、難易度の配分が同じであったとしても、気分のラクさや英語力に関しての比重にすると、損をしたことになるでしょう。なぜならば、3択であればやはり当てずっぽうであっても、確率的にはいい待遇なはずですから。みなさんが苦手と感じる、any, none, some, every などが入った会話や、付加疑問文、英語らしい表現などが劇的に減るわけではないと思われます。
Part IIIが増えたことに関しては、Listeningが得意な方とそうでない方にとって、分かれ目なのでしょう。一般に日本人では、Part IVよりは、Part IIIのほうが正答率は高いです。9問増えることによって、オトクな気分になる方は多いように感じます。ところが、この長さに耐えられるか?というメンタルな部分で、やっつけられたー!という気分に陥る方も多いことでしょう。
Part IVは、変わらないので比重的には高くなったのが事実なのですが、みなさんにとっては変わらない、という気持でしょうね。
<Reading Section>
Part Vの文法の短所穴埋め問題が10問も減ったことにより、青ざめている方は多いかもしれません。こっちのほうがまだマシだった・・・と嘆く実際の声が聞こえるようです(・・;) 中高でこのような形式の問題に慣れている方にとっては、こちらのほうが攻略しやすいように感じてしまうのも道理。とはいえ、これらは本来の英語力に直接的に反映されるものでもない場合のほうが、ずっと多いので、P1では重きを置いてレッスンをしているわけではありません。やってみたら結果的にできている♪というのが、かっこいいじゃんねー!とみんなで話しています。
Part VIが増えたことに頭を悩ましている方は、おそらく全文を読んでいらっしゃる方でしょう。全文を読まなくていいんですよ。なぜいいのか?を解説している、TOEIC講座などに出た方は、ほくそ笑んでいるかもしれません。ここの正答率がいい方はけっこう多いです。が、嘆いている方は、やり方や英語についてやはりあまりわかっていないのだろうと推測します。
Part VIIですが、劇的に増えたわけでもないのに、やたらと負担感は大きいはずです。6問増えただけなのですが、Double Passageが増えただけで、「うわぁぁぁ!今までも全部読みきれなかったのに、量が増えるなんてぇぇぇぇぇ!」と思っていらっしゃるはず・・・。Part VIIは、正答率が高い可能性の宝庫です。ですから、英語力が高い人にとっては、Part VIIが増えたことにより、ラクな気持が増えるのですが、そうでなければ、けっこうな負担感ですよね。
P1では、GWにまたもやTOEIC集中講座を開催することにしました。200点上がるまでおつきあいいたします。条件は多少ございますが、ぜひとも受けてみてくださいね。3日間集中的に学んでみましょう!
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