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大人のモデリングはこうして日々進んでいる

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03/01/2007にアップした文章です。

 

子どもたちに対して「親の背中を見ていれば生き方はわかってもらえる」と理想的な旧き良き日本な話をする方々は、まだまだたくさんいらっしゃいます。私は、このエッセイを再開し始めて、1年以上経った今、やはりそれではナイーブだと思うわけです。これだけ多様化した社会で、世界が狭くなり(=国際化が進んでいる)、見るものは限定できないわけです。そこで、子どもたちがどんなものをどんな気持ちで(心理的作用を以って)真似しているのかはわからない。その典型的な例が今日のニュース。

ニュースはまた毎日新聞なんだけど、私は特にTBS好きじゃーないですから(笑)。メディア全般について、あまり特定評価はしておらず、最近、ちゃんと登場人物が把握できたので、また、文字だけでニュースを追うよう心がけています。映像があると、あまりにショッキングで、誤差やセンセーションが入り、どうもいい判断ができないような気がする現実が戻ってきました。崖っぷち犬だけでも、何分くらい同じ映像を見せられたか(笑)。 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070218k0000m040087000c.html 短いニュースですが、けっこう考えさせられることはたくさんあります。

私は、大学在学中に、この産業カウンセラーというのはいいな、と思った一時期があります。が、すぐに断念したのは、カウンセラーとして働くとしても、「専門業界」があったほうが有利だなどという、本来の目的とは少しズレる気もしたからで、実際には、経済界や財界、大企業などの、資本金が潤っているところに偏るような実情があります。特に日本では、産業カウンセラーをしっかり持っている企業は、偏っています。しかも、自分の会社の恥部となることに対する守秘義務はたいへんに厳しく、こうした無記名アンケートすら、禁止されるのではないか?と、慄いていたという、取らぬ狸の皮算用的な予測もありました(笑)。

校長センセは、このIndustrial-Organizational Psychologyの分野にお詳しいようですが、私はどうもオハイオの大学に行きたくない、というまったくわがまま身勝手な動機で断念しました(笑)。そうなのよ、全米でイチバン充実したプログラムを持っている大学があるのは、オハイオなのです。ここでーす;http://www.bgsu.edu/departments/psych/ 

さて、内容は、8割のカウンセラーが、大人の職場でのいじめの相談を受けたというもの。内容は、セクシュアル・パワーハラスメント(40人)▽人間関係の対立(32人)▽能力が低いといじめる(25人)▽ノルマ未達成でのいじめ(18人)。その他にも、逆差別的な、仕事ができることをねたまれてのいじめや、退職に追い込むため仕事を与えないなどのいじめもあった。

ただ、この100人中、回答した人が74人だということと、この協会の意義や歴史や目的などについて、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれない。ここがリンク;http://www.counselor.or.jp/Default.aspx カウンセラーになるには、169時間の授業と、20万弱の授業料だってことなので、私も受けてみようかな、と思いながら閲覧していました(笑)。だって、理論が50時間もないし、実技が多くて楽しそう。こうして、どんどん技能と資格を増やしていくのもいいかもしれない・・・。1年以内には、保険関連の資格を受けてみようと思っているし、3月か4月には西さんといっしょにTOEICを受けるからね♪日本でなければ通用しない資格だけれども、世間を見るということでは、けっこう大切だったりするし、学んだことは自分の裡側に残されるのでよし。

あ、また脱線してしまった・・・。

ちなみに、サンプル数が100というのは、杜撰な数字ではないです。選挙などのときには、もう少しサンプル数を増やしていますが、けっこういいセン行くもんです。

ひとつ、ここでクリアにしておきたいのが、この「いじめ」という言葉。
いじめ:自分より弱い立場にある者を、肉体的・精神的に苦しめること。
なので、職場では、上下関係や能力差などがあり、いじめが起きやすい要因が渦巻いていることになります。このいじめという概念も、昨今始まったことではなく、大昔からあったことです。しかも、現代よりもずっと身分の違いが社会的にくっきりしていた時代には、こんな言葉を用いる必要はありませんでした。ここなのですよ、ポイントは。

昔むかし、身分に縛られて自由恋愛もできず、結婚もできず、好きな仕事にも能力があっても就けない人々を踏み台にして、私たちは今に至っているわけです(どうも、「幸福度」が尾を引いているのだった)。その自由を勝ち取ったときに、甘えたこと言ってんじゃないよっ!ということも片方では言えますが、この多様化した雑多状態の中で、本来あったものを顕在化していく努力は必要だと思えます。でなければ、泣きを見る人たちは後を絶たない。

だのに、ダメですわ、大人が子どもに簡単にモデリングされていいようなお手本を見せていては・・・。

セクシャルハラスメントに歯向かっていた人々は、存命中の土井たか子氏の前に平塚雷鳥がいました。あ、日本だけの話で、よその国ではもっとたくさんのヒーローがいました。パワーハラスメントも同様です。丁稚奉公は、私の両親の世代ですら経験しています。

職場でのいじめが起こる理由(複数回答)については、コミュニケーション能力の欠如(58人)▽人権感覚の低下(51人)--など個人の意識を挙げる回答と、成果主義の失敗(44人)▽過重労働を強いるシステム(32人)--など会社の働かせ方を理由に挙げる回答が多かった。また「格差社会になり、自分を守ることだけで大変な状況」という現代社会を象徴する人間関係の希薄さを指摘する意見もあった。

これは、カウンセラー側からのいじめが起こる理由についての意見です。当人はこんなことをなかなか認めたがりませんから・・・。コミュニケーション能力の欠如や人権感覚の低下は、個人の意識問題で、ひとりひとりが考えていかねばならぬことです。が、あんな政治家(女性は機械問題や、HIVは特別の仕事に就いている人が罹る疾病など)たちがいるわけで、この個人に投げかけるいいモデルも徹底して、選出せねばならぬのです。英語では、子どもたちが憧れるRole Model(役割を踏まえたヒーローとしての理想像)とし、世間に出ている人々は、コレを意識せずに言動してはならないです。

が、会社の不備もある。これは、資本主義を駆け足で疾走した60年、振り向くことがなかったツケをこの世代が払わされている、とも考えられます。なんたって物事は積み重ねですから。人間関係の希薄さなどについても、そういった社会を容認してしまった、個人個人の態度や姿勢にも問わねばならない部分はあるのかもしれません。

でもさぁ、大人なんだから、子どもに渡せる未来を見せていこうよ。「俺たちもがんばってるからさ。見ててくれよ」なんて言えないじゃない。背中が語れなくなったのはどうしてなのか、もっと真剣に考える余地ありです。他人を虐めて溜飲を下げるやつになったままでいいのか?と、自問してみることも大切です。私も論破しそうなときには考えています。最近、とてもイヤなことがあったのですが(バイト先の人間関係で)、なんだか飄々としてのけたので、けっこうご満悦です(笑)。ま、子どもだけではなく、遠くから神様みたいな存在であるHigher Powerも見ていますし、死んだ父なども見ているに違いないし、私は誰にでも誇らしいと自分が思える行動をしようと、いつも心がけています。が、昨日、パチンコで負けたことはいけません。あんなに同じ台にこだわった自分がいかん。恥ずかしい行為でした・・・。ゲロしておきます(爆)。