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家の中でイチバン!な空間

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09/09/2007 にアップした文章です。

 

人によってコレは違うのでしょうが、私にとっては、西さんと住んでいる頃、不動産を見るポイントは、キッチンとバスルームでした。アメリカの住宅は、リビングはそこそこ広く、ベッドルームも2部屋以上であれば、マスターとスペアになっており、日本で生まれ育った私にとっては、たいていは満足できたのですが、だんだん強欲になっていったのか、慣れていったのか、大きさが足りないと思うようにはなりました・・・。そして、長年のアメリカ住居をあきらめて、日本に戻ってきて、3DKのマンションに住むようになり、やっぱり文句は多い(爆)。ダメだなぁ。煩悩の塊だなぁ・・・。

一軒家で、私がイチバン広いキッチンを持ったときには、軽く16畳ほどあり、ダイニングルームは別で、Nookと呼ばれるBreakfast Table setを置く場所がついていました。収納もたくさんあって、真ん中にはアイランドがあり、当然のごとく、食器洗い機とオーブンとガスレンジ(4つ)がついており、冷蔵庫への配管があり、氷が作れて、浄水が送れるようになっていて、本当に夢のようなキッチンだった・・・。正直、場所がなければ、あそこの空間スペースに、お布団は3組敷けたと思う・・・。冷蔵庫を開ける必要がなければ、4組は敷けたと思う・・・。

マスターベッドルームの洗面台は、2つついており、西さんが歯磨きをしていても、私も同時に使えるというものだったのだけれど、いっしょに立って使った記憶はさほどなし・・・。西さんは、当時、朝の5時に起きて、お弁当を作り、ジムに会社前に通っていたのです。ウォークインクロゼットもあり、その中にセミダブルのベッドがひとつ置けたので、なんだかとても豪勢で、あんな家に住むことができたことだけでも感謝せねばならぬのですが、しょせん私は貧乏性(爆)。フルにそのアドバンテージを使っていたわけではないのである・・・。

西さんが台湾に去って、私が最後に住んだコンドミニアムは、確かにマスターベッドルームが20畳近くあり、ウォークインクロゼットにはシングルベッドが置けるくらいだったし、バスルームもシャワーストールとバスタブが分かれており、2つドアの向こうにトイレがあったのですが、こだわりになるポイントというのは、リビングの広さでも、キッチンの広さでもバスルームでもなかったように、今思えるのです。

あんな広い空間で、私がひたすら工夫したことは、「大した動作をしなくてもアクセスがいいこと」であったことに、いまさらながら大笑いしてしまうのである(爆)。キッチンにしろ、バスルームにしろ、ベッド回りや机回りにしろ、クロゼットにしろ、私の配置はすべて、【合理的に動けて届く】ということに徹していた・・・。

そのくせ、日本の家屋が小さく狭く感じるのは、なんだか矛盾ではあるのだ・・・。いや、なんだか、どころではなく、相当な矛盾である・・・(汗)。が、理由はやっぱりあるのだ。

荷物の多さ!

西さんは、最終的に増えた家財道具をとてもイヤがっていたのですが、平均的日本人にしては、荷物はうんと少なかったと査定します。今、アメリカに残してきた、売り切れなかった家財道具も、家具が4つに、本が30箱くらい。消耗品はすべてさしあげたし、食器の類もすべて差し上げたのです。西さんは、私などが考え付かぬ、登山家的・冒険家的財産の持ち主で、衣類なども消耗品で、Frank Shorterのジャージセットと入社式のときに着たスーツ以外、保存は何もしていません。あとは、山登りで撮った写真だけで、コンパクトにまとめてあり、6冊ほどですか・・・。本は西さんも共犯なので、あまり文句は言いませんが・・・。

私の衣類は、1箱置いてきたのですが、手持ちで持ってこられる程度にしました。あとは、Salvation Armyというセカンドハンドショップに寄付してきました。

この日本の家は、駅から徒歩3分という場所柄、間取りそのものが平均的な住宅地よりも狭くできているのかもしれません。が、さらに狭く感じるのはなぜなのか?そうなのよ・・・。母が物持ちだからなのだ・・・。母のシュミは模様替えで、キッチン付近は、1ヶ月に2回から4回くらいは替わり、私は塩や醤油すら探せなくなることがあります(爆)。キッチンに立つなどということは、苦痛以外のナニモノでもなく、探検家になったような気分にさせられるので、自主的にやりません(爆)。

私の洋服も母が管理しており、私が取り出しやすい場所に、コンパクトに整理してあり、私はまったく衣装持ちではないことが一目でわかります。女性が持ちがちな化粧品も、40cmX20cmX15cmのキャリアー式のプラスチックボックスに収まっており、その中にはコンタクトレンズや髪のゴムやその他も入ってしまいます。私のバッグはふたつしかなく、あとは母に借りる(爆)。靴は持って帰ってきたのも含めて、今は8足しかないですね。履き潰すことが多く、ずっと持っていたいものはなるべく履かないようにしている模様(爆)。

日本に戻ってから増えた本は、英語の本10冊くらいとほんの3冊くらいの日本語の本で、あとは図書館で借りているので、会社関係で使う本以外は増えておらず、英語を教えるに当たって支給された本のほうが多い(爆)。PC回りもシンプルにまとめられており、特に私だけの使用物だけに囲まれているわけではないのです。

ということで、家の中でイチバン!な空間は一体どこなのだ?と考えてみたら、家に居ることが少なくなってきた昨今、とにかく腰痛が癒せるように、ネコたちと寝そべってゴロゴロできればどこでもいいのだ、と思うようになってきて、アメリカに行く前のマインドになっていて、まるっきり「ここは仮住まい」という開き直りがあって、ディスプレイもしなければ、コーディネートもせず、感心すらない模様(爆)。

最近は暑いので、お布団が熱い!茣蓙の上で寝ています。エアコンが必要なときも開けて眠れるときも同じで、きっと肌寒くなるまではきっと布団をしっかり敷かないのかもしれない・・・。ネコたちがとにかくいっしょに眠りたいと寄ってくるので、5匹がいっしょに寝そべることができる空間が、私にとって、目下イチバン!の場所になっています。もしも、またもや家を買う段になれば、きっとまたキッチンやらバスルームやらと寝言を言い出すのでしょうが、買ったとしても貧乏性は直らず、またもや荷物を置かず、コンパクトに行動範囲をひとまとめにするに違いない(爆)。私はソファを使わず、どうせなら、ベッドに寝そべってTVが見たいし、そのすぐ横に机があって、PCができて、その後ろに大きな本棚があって、4歩から10歩歩いたところにクロゼットがあり、その数歩先にバスルームがあるのがいいのだ。キッチンは多少遠くてもよく、でっかいコーヒーマシンとでっかいマグカップとグラスがあれば、特に遠いことは苦にならず・・・。

ということで、私は3畳一間でも、ダダっ広い20畳でも、きっと同じ使い方をする、ということに気づいてしまい、たいへん今日は落胆しています(爆)。きっと、次の不動産を選ぶときも、ただひたすらLow Maintenance!と叫んでいることでしょう・・・(汗)。

おかげさまで母がコマメで、独楽鼠のようにクルクル動くので、しばらくはこの狭い空間も有効多用でき、生涯、私のこの空間使い癖は直りそうもなく・・・。うどちゃんが待っているので、今日はその横に茣蓙を敷いて寝ます(爆)。おやすみなさーい!