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記憶に残る梅雨模様

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07/17/2007 にアップした文章です。

 

うーん、違う・・・。TVからの影響ではなく、やはり私の思い出の中に存在している梅雨と、今年の空模様はやっぱり違う・・・。梅雨には、私が子どもの頃は、カーディガンを着込んだりするくらい寒くもなったことがあるし、母はこたつで懸命にお布団を乾燥させていたし、部屋の中にどばーっと洗濯物を干していたものなのである。木造の文化住宅とマンションの違いなのか?それもあることなのだろうけれども、やっぱり違う・・・。じわっと湿った感じは、ドライな地域に住んでいた私は敏感なのだけれども、それほどじゃーない・・・。うーむ。

異常気象という言葉をすぐに出す人々がいるので、私までそれに便乗したくはないのだけれども、違和感は拭えないまま。ちょっと調べてみよう。

梅雨について>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E9%9B%A8 これによると関東地方の梅雨期間の平均は、1ヶ月と2週間弱もあって、平均の入りが6月8日で明けるのが7月20日か・・・。みなさんの住んでらっしゃるところはどうでしょう?どうであれば、期間的には平均して1ヶ月と2週間弱くらいはあるはずだと思うのです。今年は、入梅が関東では、6月15日と遅かったので、明けるのもズレるのかと思いきや、明けるのは早いらしい。あ、こんな便利な表があった・・・。
http://homepage1.nifty.com/weather/topic/baiu.html でも梅雨明けの予測はここにはない・・・。けっこうズルいんじゃないのか?

ネコたちがいるので、我が家は、夏は涼しいほうがいいのよ。雨もたくさん降ってくれたほうがありがたい。私個人は、雨がかなり好きなのです。サトイモの葉を傘にしたり、原爆実験のことを気にしつつ遊んだり、傘の中でのキャンプごっこをしたり、道に出てくるカエルの雨ヨロコビ指数を勝手につけたり、雨天の自転車ブレーキ掛かりを実験したり、そりゃぁもういろんなことをして、楽しい思い出ばかりなのです。子どもだから、暇で暇で仕方がないので、電信柱5個分の道を長靴ではなく歩いて、誰がイチバン靴下に跳ねが上がらなかったか競争などというのは、子どもしか考えないでしょう・・・(汗)。

そんなあんぽんたんな遊びをしている私の横で、なべしまももこちゃんという同級生は、湿度と温度をしっかり記録するという理科の宿題を提出し、自由課題だったので、彼女の独創力のすごさに、私はまぁ、小学校4年でものすごいたまげたのです。ええ、あごが落ちるってのは、ああいうことを言うのね・・・。これが梅雨の私のイチバン衝撃的な思い出です。しかも、私は小さい頃には、そういったマメマメしいことは、私にできる範疇にあることではないと、堅く硬く信じていたのです。他にも、料理なんて生涯できるようになるとは思えなかったし(ももこちゃんのお友だちのさよこちゃんは、ヨーグルトを自家製で作ってたんだよね・・・)、洋裁も生涯できるようになるとは思えなかったし、外国語なんて話せるようになると思わなかった(日本語もけっこう不自由していたんだからさ・・・)。なのに、ももこちゃんは、決まった時間に、湿度と温度をしっかりつけてたんだよ。しかも、すごいきれいなグラフにしていたのだ。色までつけて(ほら、私はぬり絵もできないからさ・・・)。湿度って何よ?と思うほど、おバカだったので、「ええええ、湿ってることって温度みたいに測れるんだぁぁぁ」とも、やたらと衝撃的だったんだ・・・。亜鉛ってものの存在もそのとき初めて知ったし、温度計と湿度計がいっしょになっているものが、家にあるってことがすごいと思った。私には、万葉箱だとか、温度計や湿度計は、ビーカーやアルコールランプや石綿金網のように、学校にしかないものだ、という頭があったようです。文化的ではない我が家になかっただけで、持っている家は持っていたわけなのね。しかも、私は彼女のおかげで、温度計と湿度計を思い出し、アメリカでもここでも、必ず所有することに決めたんだった。ももこちゃん、ありがとう・・・。

私の部屋着は、肩が出た短い丈のもので、かなりもうボロボロになっており、今年で終わりかな、と思うようなもの。網戸を開けたまま寝ており、ネコの誰かが寒いと訴えない限り、数cm開けたままで寝ているのですが、ネコたちは今のところ、誰も気候について不満らしい様子を見せたことはないのだ。私の体温は、まだまだ白人体温のようで(寒さに強いが暑さに弱い)、全開で寝てしまうこともあり。確かに無用心なのだけれども、3階だし、隣近所が近すぎるし、逃走経路が2本しかないし、こんな家庭だし(爆)、まぁ、大丈夫だろうと、暑さにはどうしても勝てないのだった・・・。

どうして、梅雨なのに、カーディガンを着るほど寒くならないのだろう、だとか、雨が降り続いて外に出られないくらいに閉じ込められないのだろう、と思っていると、母に、「アメリカに居て傘も持っていなかったあんたは、ちょっとした雨だったら、今だって平気で傘なしで歩くじゃない」などと言われて、かなり大げさな雨を期待している自分を発見・・・。でもなぁ、Yahoo!天気予報などで、「弱雨」ばかりだよ・・・。確かに、私は雨に鈍感なんだけどね・・・。というか、雨に濡れることが、かなり好きなんだろうな・・・。

先週のカルチャーセンターの授業も、雨なのに原付で行きました。イトーヨーカドーの駐車場の管理人さんは、ちょっとびっくりしながら、チケットを渡してくれました。帰りは、行きよりも強く降っていたのですが、私のスケールでは、やっぱり「弱雨」で、府中から家まで7kmくらいを原付で甲州街道をフルスピードで走っても、下に染みないほどにしか濡れませんでした。カッパではなくて、長めのウィンドブレーカーを着ていたのだけれども・・・。母は、「濡れちゃったねぇ」と言っていたのですが、私としては濡れている感覚は希薄・・・。

やっぱり、夕立を待ちわびるくらいなので、梅雨もそれほど苦じゃないし、こういう軟弱な梅雨模様では、いかん!と思っちゃうようですね・・・。確かに九州などでは、大水が出て、災害に憂いた人々や、実際に被害に遭った人々がいることには、たいへんに胸が痛いのですが、しかも、台風の季節になって、これからも災害が心配なのですが、日本の地形から行けば、台風があるほうが当たり前なのだし、これだけ山を切り拓いてしまったら、そりゃ水も出るよね・・・。私は、水不足のほうも心配です。

やはり、19年ぶりの梅雨模様は、19年前より遡った23回(とはいえ、赤ちゃんの頃の記憶はないのだろうけれども)の記憶が基準になっており、こんなビル形状の家屋がたくさんできた日本の状況に、変わった天候に、どうも慣れきっていないようなのだ。父の看病と逝去後、一度だけ梅雨を体験しているはずなのだけれども(15年くらい前)、記憶にないのは、1年365日飲んでいたせいなのでしょう・・・(汗)。

土や草木に落ちる雨音は、しとしとしていたものですが、この近所の雨音は、タイヤが起こす路面との摩擦音ばかり。部屋のベランダからも、アスファルトに落ちる水の音で、風情などカケラもありゃしないのだ。音からして違うし、匂いも劇的に違う。見た目は言うまでもなく・・・。

昔はね、梅雨が来ると「カエルが歓んでるね♪」などと、近所のお友だちと微笑んでいました。実際に、神代植物公園で、カエルの卵をよく盗んでいたので、そこらじゅうカエルだらけになった事件も巻き起こしたことあり(爆)。あの、数珠繋ぎになっている状態で、バケツにいれて持って帰ってきちゃってたんだよねぇ。が、イマドキ、カエルは歓んでいるのだろうか?だとしたら、どこに彼らはいるんだろうか?雨が降っているときに、雨を歓んでいるカエルに会いたいもんだ・・・。で、私は「カエルの歌が聴こえてくるよ♪」と歌いたいもんだ・・・。