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大学院入学の誘惑

05/01/2007 にアップした文章です。

産業カウンセラーの通信と20回以下のスクーリングを狙っていたのですが、どうも想いがむくむくと育ってしまい、大学院に通いたいという気持ちに抗えなくなってきました。うーん、お金ができてからいっぺんにやるんだったでしょ!というところなのですが、日本にいて、日本でしかできないことをやるのもいいではないか、という、悪魔の囁きも左耳のほうで・・・。しかも左耳は右脳に届くので、どうも分析を始めているらしい(笑)。いやー、どうなることやら・・・。インドだけではなく、右と左の因果関係とか、説話とか民話あるよね・・・。

そもそも、帰国した折には、西さんといっしょに作った会社を盛り上げていくことに専念しようと思ったのです。が、しかし、ふたを開けてみると、18年半の不在はさまざまなところで支障を醸し、私はやはりどこかで「日本流」というのを学ばなければならないことに立ち戻りました。これをいろいろな形で、Counter-culture shock(逆カルチャーショック)として、エッセイに書き続けていましたが、苦労はしばらく続くのだ・・・。期待値としては、私が頑なゆえに、修正せず、日本流に戻さないところが多数なんだろう。それゆえに、きっと支障は残ってゆくのだろう・・・←命を賭しても、譲れないところのことを言っているのか、瑣末なことを言っているのかは、今後も続くであろうエッセイでのカルチャー愚痴を読めばわかります。

そして、そのためにもいろいろな分野に顔出しができ、それほどのコミットメント(責任を持った関わりあい)を要しない、短い時間で何とか仕事としての機能が果たせるように、と、通訳という部分仕事を選びました。会社の売り買いだけでは、品物の数が300あるわけではないので、それほど広範囲の人々と関われるわけではないのです。しかも、私の性格上、湿った粘着質な関係は欲しくないと来ている(自嘲)。教師をやるにしても、「最終的には自己責任。何をどうやるか、自分の能力の査定の仕方等は教えられるが、実践するのは本人」としっかり伝わっており、そんなさっぱりさやキツさがいいとも言えるのかもしれません。・・・。

そしてしばらく経って思うのは、やはり正社員には正社員のよさがあり、こうした流れ者・さすらい者にはそのよさがあり、欠点もそれぞれにあるもんだ・・・。私の場合は、人間関係の政治や理念などに深く突っ込むこともなく、与えられた仕事だけしていればいいので、たいへんに気がラク。が、裏を返せば、「部外者なので巻き込んでいることに気づいてもらえない」「人として勘定してもらえていない」というのがあり、やっぱりここでもパワーに苦しむというか・・・(笑)。パワーレス人生とをなんとか成立させるとか、最小限のパワーだけでやっていくというのはかくも難しいことなのか・・・とほとほと嫌気が差しているわけです。

そこで、西さんが考えていた通り、私を教師と通訳として二本化をするのには、何か専門を増やすとか強化するのがいいのではないか?と思っていたところ、どうも先走りな私は、リサーチを開始してしまったのですね。通訳ならば、どんな業界がいいのか。どこで特化したほうがいいのか。教師ならば誰に何をどんなふうに教えたほうがいいのか。

パイロット系のものは、いわゆるパワーゲームの伝統的なもので、誰でも気軽にやれるもんじゃないだろう、と思ったので(男の世界だったり、軍経験あがりの人が占めていたり)、石原慎太郎の息子が最近やっている気象学などはどうだろうか?とも思った・・・。が、カルチャーセンターあたりで、お天気予報ができるようになりたい生徒さんなど集まるのかどうか?集まるわけないよね。天気予報は、どこでもネットで見られるのだし、TVでも1時間おきくらいに見られるしさ・・・。でも、自分で空模様を予測するのって、かなり楽しいことなんだけどな・・・。風の種類やら、雲の種類なんて知ってるだろうか?私は、雲を見て、その名前を呼ぶのがけっこう好きだ♪それで物理に抵抗がなくなるってこともあるかもしれないし、念のために、小学生や中学生の夏休みの宿題用の講座なんかを作ってみるのも悪くないと思ったの(笑)。でもなぁ、マニアックな人たちのための特化という点ではこれは弱い・・・。秋葉原だって仕掛け人がいたにしろ、かなりな時間と財力と人脈が必要だったわけだし・・・。

そこで、私が絞ったのが、「産業カウンセラー」という心理学のバックグラウンドを使ったものだったのですが、それは前に貼ったリンクにあるように、それほどたいへんそうではないことがわかったので、二足のわらじ的にできそうじゃないか!と、ハイパーな私は思ったのです。私は、騒音の中でも勉強ができるので、移動時間や空き時間をつぶすために喫茶店やレストランに入っても勉強はできるのです。集中力のコツってやっぱりあるわけです。自分の好きなものの中に身を置いていると誘惑になりますし、嫌いすぎるものに囲まれると気鬱が募りますが、中くらいなもの、特に何かとカップリングしなければ気に留めないもの、などの中にいれば大丈夫です。

そこで、もしも、2本化すれば、同じ仕事に毎日通うことはたまにしかないだろうということで(通訳や企業派遣の英語教師や、カルチャーセンターは曜日と時間の契約)、やっぱり学びたい・学校に行きたい病が・・・(汗)。資料請求をたくさんしてしまったのですが、まずは臨床心理の大学院のもの。夜間や土日に通えるとか、曜日が決まって仕事と両立できるとか、資料を請求するときにわりと狭められるものなのね・・・。しかも、東京だとけっこう通える距離にあるものなのね・・・。

そして昨日、法言語の分野について、エッセイに書いた疑問をオンラインで調べてみて、読み理解し、サイトに「お気軽にメールをください」と書いてあるのを鵜呑みにし(かなり図々しい)、しっかりとメールを出したのです。私ごときのバックグラウンドで何とかなるのか、日本では社会人大学院生の年齢はどうなのか、などなど。そしたら、わずか24時間以内でお返事が来ましたよ♪すっかり気をよくしてしまった私は、アメリカにネコたちをお迎えに行ったあと、6月には京都に行ってみることにしました。私はデータ解析が好きですし、英語のバックグラウンドがありますし、言葉にたいへんな興味を持っているので、何とか勤まるかもしれません。具体的にはどうすればいいのか、まったくわかっていないのですが、オプションをひとつ増やすのはいいことだ♪

しかも学校だっ!

大学院に入ることがそれほど難しいことだとは思っていないのです。別に私がたいへんに頭がいいということではなく、いい年をこいているので、社会人枠というのが役に立ちますし、しかも私はアメリカに18年半もいたので、それだけで相当な特徴を醸しだしています。特殊と言われるような、ヘリコプターのパイロットライセンスを持っているのもいいセールスポイントなのだ。「素材として、珍しいからおいしい」ということと、受け入れ側の大学としても「こんなに心が広いんだぞ」と、年齢についても日本の社会全体に対して、大見得を切れるからいいのだ(これは見栄っぱりの見栄ではなくて、歌舞伎で見得を張る、などのやつで、意味は静止してにらむようにポーズを取ること)。しかも、英語を読み書きするし、話すので、言語学にはとてもいい。どんな学問分野でも、日本語では頭打ちしたり、どうしても英語を理解せねばならぬところがあります。さらに、社会科学の分野である心理学をやったので、かなり端折れるところがあります。

私が魅惑されたのは、学校に通うという日々の刺激と、まだ日本に定着していない分野、というこの2点。どうしても大学院行きたいよぉぉぉ。ただし、法言語学をやるのであれば、京都に引越しをせねばならぬ・・・。これは実現できるのか?うーん、アメリカに行くほどにたいへんそうではないだろうが、実は閉鎖的で伝統的な文化に引っ越すのは、相当にたいへんだ・・・。これは思案のしどころ・・・。

でも、誘惑は大きすぎて、もうしまいこめない感じです。どうしよ・・・。

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