自分らしさというのは、外から見たほうがわかりやすいんでしょうね。相対的にいろいろな中に混ざって、何が特質だとか、何が同じだとか、見えますものねぇ。ただ、残念なことに、ヒトの目は自分を見ることができません。とくに、柔軟性や顔や身体の向きを考えると、自分のことなど、ほぼ見ていないに等しいものがあります。
外にどう出るか?というよりは、裡側のことも見つめてみないと片手落ちなのですが、多くの人は、心や頭の中身については、解析したり哲学したりする時間を多くは持ちません。なぜならば、忙しいのです(笑)。忙しくしている分だけ、フリをしているうちにそう感じるようになってしまっただけ、という割合もかなり高いですけども (・・;)
そうなると、ファッション・化粧・遊ぶ場所や付き合う人々・実際にモノを使う趣味などで、可視化しやすいもののほうが、中身を表していると思いがちになってしまいます。ところが、深く深く埋もれているものが、ヒトにはたくさんありますから、外に出やすいものが本質とは限らないことが皮肉なところです。どのくらい奥まっているのか?というのは、カウンセリングや心理学者が構成したシートなどに書き入れたりすることがない限り、わからないままの方々もかなり多くの割合でいらっしゃいます。
∴ 心理レッスンを入れていて、英語スクールをやっているPreciious One English Schoolとしては、生徒さんが刻々と変わっていくのを見ることができるので、とってもおもしろいのです♫ お金をいただいて「おもしろい」もないものなのですが、本当に楽しくてたまらない商売です。
ということで、かなり多くの人々は他者と比べることでしか自分らしさを見いだせない悲劇に遭遇する率が高いです。同じことに安堵したり、違うことに悩んだりなど、かなり無意味に限りある時間を使っていることが多いことに気づかぬまま、自分らしさから遠く位置したまま、人生を使っていることも多いのではないかと思うのです。
単純に、深く考えることがないまま、自分探訪をしないまま、「好き嫌い」「損得」だけで生きていると、やはりそこは俗物化が促進され、(あまりいい表現ではないのだけれども)他者や世間を基準にしてしまうことがさらに強化される傾向もあり、心配のタネは尽きないのです。
では、どうやって自分を深く知ればいいのか?です。
・得意・好きなどポジティブを書き出す
・不得意・苦手・嫌いなどネガティブを書き出す
・どの程度なのか、そこに共通点などがあって、本質的な価値観とつながっているかどうかを確かめる
価値観:何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断
自分の価値観・性格・特技など項目別に一覧表を作ってみる。
それらをアウトプットできているかどうかをチェック:
1. 外見に表せる
2. 仕事で表せる
3. 趣味で表せる
4. 言葉で表せる
充分に表しきれていないところに、対策を立てる。
で、かなり自分らしさを言語化することが可能になってきます。いかがでしょうか?
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