11/08/2007 にアップした文章です。
昨日は、久々に呆けてしまい、映画三昧をしました。PCで無料配布の映画を見たのですが、その本数がまたもや飽きれる(笑)。7本ですよ・・・(汗)。TVで見ると、母がいるので英語で見られないのです。なので、PCでヘッドフォンで聴きつつ、字幕を無視するのですが、「へぇ、こんなのも日本に来るんだね・・・」というようなものまであり、ついつい夢中になってしまいました。
Pay It Forward
Wag the Dog
Mystery, Alaska
Secretary
Stanley and Iris
Lethal Weapon
Bringing out the Dead
どれもアメリカで見たことがあり、数度目だったのですが、英語が聴けるなら♪と歓んで観ました。
私は映画フリークなのですが、ケーブル導入以来、勉強に支障さえ出なければ、1日5~8本くらいは映画を見ていました。ケーブルで、映画チャンネルが110チャンネルくらいあり、24時間、私が見たことのない映画がやっていたわけです。観たことがあるものでも、よければ何度でも見ましたし、何かやりながらの場合には、何度目かのほうがよかったりもしました。新しい発見などもあり、何度観ても同じところで泣くのか?笑うのか?などの実験も自分で自分にやっていましたね・・・・。PCを点けっぱなしにしているのと同じ感覚で、ケーブルの映画チャンネルはいつも点けていました。ただし、法医学モノや事件解決モノなどがある場合だけは、そちらに変えるという感じ。ベッドルームにもTVがあり、ひとり暮らしだったのに、TVは2台ありました。リビングでお客様に見せるものと、自分で寝る間際まで見ていられるように、です(笑)。
が、最後の1年ほどは、子どもの頃に戻り、寝る間際に読書をしながら眠る癖をつけたので、夢が整然としてきた感じです。
観た映画の本数なのですが、おそらくもう10000本くらいにはなっているんじゃないかと思われるのです。日本に住んでいる頃に見た映画は、わずか30本くらいだと思います。宮崎監督の映画になったアニメも、ほぼ英語で見ています。英語のほうがいい映画が半分くらいです。主張がはっきりメリハリがつきますね。
私がひとりでささやかに自慢しているのは、日本には決して渡らないであろう、B級映画の帝王と呼ばれる、Eric Robertsの映画101本のうち、70本ほどは制覇していることですね(笑)。彼は、Julia Robertsの兄さんなのですが、たいてい主演で、やくざちっくな役や、探偵役が多いのです。日本のVシネマっぽい感じですかね。完結してくれるので、それなりに筋は読めるのですが、けっこういいです(笑)。こんな人です。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=38074
この資料はあまりアップデート率が高くないようです。Juliaが子どもを産んでからは、めっきり仲良しです。しかも、彼の娘が女優デビューをしたので、家族の行き来は頻繁になっているようです。
他にも山ほどB級は制覇していますが、特にB級とも思えない質のものに遭ったりするのが、ものすごいオトク感なのですよねぇ・・・。低予算であってもいいものを作っている、がんばっている人々は確実に存在します。アメリカでは、Robert Redfordらが旗手になっているSundance Film Festivalが有名ですが、Independent filmsのチャンスはどんどん増えてきています。いい傾向です。
ところで、この7本の中で私が特に好きに順位をつけられるか?たぶんつけられない・・・。まったくジャンルが違うというのも多いし、それぞれのよさというのがあって、どうもオススメは決定できない。私はかなりいい加減なやつなので、ある特定の人にはオススメできるんですが、万民に「これはいいよ!」とは思えない性質です。申し訳ない。が、私のアイスホッケーへの想いいれは強いので、Mystery, Alaskaはみなさんに見ていただきたいのですが、きっとわからないんだろうな(笑)。
日本に戻ってきてから、ほんの2・3本のドラマを見たきりですが(なぜか続かない。どうしても翌週のその曜日のその時間にTVの前に座っていられず・・・。ひとつには「縛られたくない!」という抵抗感があるせいなのですが、そもそも私はそれほど観たいと思っていないのかもしれず・・・。さらに英語講師は夜の仕事なので、それほど邪魔されずに済むわけです。
ということで、やっぱり映画なんですが、貧乏でもないのに、どうしてか1800円は払いたくはない(爆)。アメリカで最初に見た映画は、たったの$1だったのです。学校での団体割引があり、英語の勉強にもなるので、毎週のように行っていました。その後も、夕方5時前に映画館に入れば、夜の半額です。その最初の値段が$3から開始し、18年半後でも、$6.50でしたから。Large drink & Popcornのほうが、映画代金よりも高いのだ(爆)。不思議ではあったけれども、あそこで何も買わない人のほうが少ないので、やっぱり映画館の存続のためには買うようにしていました。これらを考えると、やっぱり日本の映画は高いし、字幕までついているし(あの字幕にはやはり納得はどうしてもできない・・・)、ドリンクのサイズも小さすぎるし、炭酸が効いていないし、おせんべを食うのはやっぱり邪道ではないかと思うのだ。パチンコやならばいいにしろ、なぜ映画館で?(笑)それに椅子がゆったりしているところは、なぜかさらにお高い指定席なのですよね・・・。うーん・・・。
なので、しばらくは無料のこうした映画を見るのが続くのでしょうが、やっぱり出たほうがいいのかなぁ、とも思う。レディースデーで1000円だからいいという問題でもないので、どうも行く気にはならぬ・・・。それに最近、DVD化されるのは早いしなぁ、と。日本に戻ってきて何がつらいかってことの中に、やっぱり映画はあります。悲しいなぁ、と思います。もっとケーブルも安くなればいいのだけれども、やっぱり映画チャンネル100局なんて不可能な数なのかなぁ・・・。などと、いろいろ考えながら、夜は更け、私はもう1本くらい見てしまうのかもしれない・・・・(汗)。
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