ヒトは社会動物として生まれて生きていきます。そのため、社会の一員としての能力が求められるのも不可避であり、もしもスキルや能力がない場合は、その相手や場所や機会において、タイミングをずらしたりせねばならぬ、という悲しくて面倒くさいことがよく起きてしまうことになります。
根幹になるものは、社会が存在している意義をつかみ、そこでの倫理を守り、もっと高邁なところを目指すこと。さらに、心理的に成熟していき、個体としての成長をおざなりにしないことです。とはいえ、これについての優先順位よりは、目の前にある繁多なことに囚われてしまいがちなのは否めません。時間があり、ゆとりがあるときに、これらを考えていただけたらと思うのです。でなければ、優先すべき項目であることすら思い至らないこともあるかもしれないからです。
倫理:Ethics:人間生活の秩序つまり人倫の中で踏み行うべき規範の筋道(の立て方)
- 誠実・正直: 信頼関係を築くための基盤。
- 尊重・思いやり: ひとりひとりに対する尊厳と尊重。さらに感情や権利に対する気配り。
- 責任感: 言動に対する責任を持ち、有言実行を最低限心がけることによって円滑な人間関係を営む。
- 公正さ: 不公平や差別を避け、公平な判断を心がけ、権力やその他のパワーに振り回されないこと。
精神:Spirituality/Mindset:人間の心。非物質的・知的な働きをすると見た場合の心。宗教観・世界観・価値観・使命感・生きがいなども含む。
- 自己とはナニモノか: 自分は何を大切にしているのか、どのような人間になりたいのかという理解。。
- 目的と生きる意味の追求: 何のために生きるのかという問いに対する答え。たとえ途中経過であっても問い続けていくこと。
- 心の平穏と幸福感: 物欲や外部の評価に左右されず、内面的な安定や感謝の気持ちで満たされること。
- 成長と学習意欲: 常に新しいことを学び、人間として成長し続けようとする意欲。
心理的成熟度は欲求段階説:Maslow’s Needs やSelf-Esteem;自己肯定感;自分をいかに価値がある存在だと観ているか、などで見つめることができますが、これらの中にはこの倫理や精神の安定性や成長度などが含まれます。
人間関係の環が狭い場合には、この倫理・精神性はHomogeneity:同一性・同一視が高ければうまく行くことが多いです。が、広い場合には、多様性が高まり、違いを埋めていく作業にも手をつけていかねばならぬため、たいへんにエネルギーを使いますし、ふだんの自分の状態から離れたことなども視野に入れていくゆとりが必要です。そうした意味でも、この倫理を高めたりとか、自己成長したいという気持ちや、幸福とは何か、生きていく意味とは何か、を追求し、高めていくことは大切なことです。
まぁ、ただ、ゆとりがないとできないですよねぇ・・・。(◎_◎;)
ヒトは未熟な場合、自分の言動を好き嫌いで決定したり、もう少しマシになると損得で決定します。成熟すると、たとえ嫌いであっても損をしても、そこを引き受けてでも貫かねばならぬ大切なことを優先することができるようになります。すごいです♪
あなたにとってそれは何でしょうか?これを考えていくことが、この倫理や精神性なのです。






