まず考えてなくてはいけないことは、「なぜあなたはそのグループに属しているのですか?」ということ。ここがわからないうちは、浮いても致し方ないのかと・・・。冷たい言い方ですが、自分の意志でそこに属していないのだから、そのグループのルールもわかっていないのだろうし、社風・家風のようなグループ風=文化や、理想として追い求めていることなどもまったくわかっていないんじゃないかと予測できてしまいます。
たとえば自分が選べないものはありますよね。生まれながらにして決められているもの:男女・年齢・出身地になる場所・親などなど、は私たちが望んでいるとは限らないです。それについて昨今では、「親ガチャ」などと言い、運-不運で片付けようとする傾向がありますが、みなさんは「日本人に生まれたこと」は受け容れているのに、「親」を受け容れないとは、どういう条件なんでしょう?選べるようになってから選びなおすのはアリですよ。たとえば働ける年齢になったら、恩だけはしっかり返してから縁切りするとかね。それが金銭的なものなのか、情も含めてなのかは、あなたが持つ世界観に依りますが・・・。
そのグループを抜けられない理由があるのだったら、どのように受け容れるのか?ルールは?文化は?理想形は?何を目指しているのか?などは、しっかり考えて、自分の考えが正しいわけじゃないことを明瞭にしてみるのは有効です。
浮いている理由がわかる確率は高いです。やってますか?わからないままだったり、特にグループを抜けられるのであれば抜ければいい。冷たい言い方ですが、向いていないとか、適正がないとか、互いに求めている人材ではないということです。そこにこだわる理由があれば別ですが、そうでなければ、抜ければいいです。
ですので、次の大きな前提は、そのグループにいたくてどうしようもなくて、みんなに認めてもらいたいと思う気持ちは何なのか?どこから来ているのか?を考えてみてください。そのグループにいる人々に対してのこだわりや思いいれなどはどこから来ているんでしょう?その人たちに値する自分であるかどうか、ちゃんと解析できていますか?
たとえば政党はどうでしょう?私たちの多くは政治に興味がないですが、どの党に入っているかで主義主張がわかるようになっています。態度や信念などがマッチしていない人々がいっしょにいるのはなかなか無理があります。そしてありがちなのは、
- 多数決
- 明らかに間違っていたりマッチしていない個体
が犠牲になるわけです。だから浮いている状態が続いて離れることになる。であれば、もっと前に自覚や解析をして、自分から去るとか、いい加減に距離を置いたほうが、ラクだし、無駄がないです。
問題はそれが家族だったり、小さい頃からつきあっていたり、配偶者候補の彼や彼女だったりすること。たぶん、時間や情熱やお金を投資しすぎていて、離れられないんですよね。もちろん「できることはすべてやりきって今後後悔がない選択」が大切です。特に離れる場合はもう二度と会わないかもしれない可能性もあるのでそうしないといけない。でもね、家族だからって別れるとか距離を置くことがダメなんて呪縛はないんです。
もしかすると相手が多勢に無勢で意図的にあなたを浮かせていることだってあるかもしれない・・・。
(最近Amazon Originalで『私の夫と結婚して』を見て、すごいケースじゃないか!と廻りを疑うことも必要だと思うようになっているし・・・笑。韓国版と日本版があります)
であれば、大勢を糺してやろう!と思うよりは、エネルギー負荷は去ったほうが効率がいいです。私個人はそう思います。
浮いていたってあなたが悪いとは限らないけど、自分で自分に大損を強いているかもしれないです。そこはよくよく考えてみてください。<(_ _)>






