季節性心身症：1年の特定の季節だけ発症し、その季節を過ぎると症状が軽くなるか、躁状態になる心身の病気。
心身症： 各科が対応する身体疾患の内、発症や経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群です。 日常生活で仕事や対人関係などの心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的治療では改善困難。
この季節に心身症になってしまって こじらせて うつ病になってしまう人も結構たくさんいると思います。けれども 多くの人は日照時間のせいで、鬱鬱とした気分になることが多いです。 なぜならば その原因 第1位は日照時間だからです。 そのため 冬 もうつ病を発症する人が多くなるのです。
雨が長く続くと自然太陽の光を浴びることがなくなり、 人は気分が落ちてきます。 それだけであれば、次に晴れた日に 屋外に出かけて日光を浴びたり、楽しいことを徹底してやることで気分も晴れるのですが、4月病 5月病で ストレスを蓄積させて 疲れを放置していた人たちにとっては ボディブローになります。
せめてもの 対策はお風呂にゆっくり使って疲れを取ることなのですが、心身症が進めば進むほど お風呂に入るのがめんどくさくなります。 お風呂というのは気軽なものでは決してなく、自分が動かなければいけない 細かな作業の積み重ねで、 疲れ果てている人たちにとっては とてもハードルが高いのです。 なので「シャワーだけでも」となってしまい、疲れが取れる 逃がしてしまいます。 お風呂好きで、 ゆったり 浸かることができれば少しは疲れが取れます。
しかも 雨が降ると衣服が濡れたり、 洗濯ができなかったり、 ベタベタして気持ち悪いと言った、 物理的な鬱陶しさが蓄積してきます。 それを楽しめるような ゆとりはもうなく、 ひたすら面倒くささや 億劫さの方が露呈していくのが、6月の心身症です。 梅雨が終わり 快晴になっても、疲れが取れていない場合 夏の太陽が 余計に疲れの原因になったりします。 日焼けをすると実際 疲れるので、知らない間に体力が生まれるんですね。
さらに、昨今の 日本ではエアコンなしで都会の人たちは暮らせないです。 職場の人たちが、 特に男性は、エアコンの設定温度を低めにしてあるので女性にとっては寒くてならないこともたくさんあります。このエアコンの設定温度との戦いや、 寝苦しさや、汗をかいた時の気持ち悪さ、 食欲がぐったり なくなってしまったり、と、 頑張ってきた人たちのほうが なぜだか割りが合わない苦しみを引き受けなければならなくなってしまいます。
少しゆったりと、サボるぐらいの気持ちがあればいいんですが、 うつ病にかかる人たちや 心身症をこじらせる人たちは真面目な人が多いです。 頑張れば頑張ったほど心身症にはなりやすくなりますし、 心身症からうつ病に重くなってしまう人も結構多いのです。
悪いことに 夏は長期休みがあるので、職場の人たちに 休み方について気を使ったり、 家族サービスをしたり、帰省しなければならなかったり、 お金を使うこともたくさんあって憂鬱になってしまいます。 純粋に楽しめればいいんですがそうも行かないようです。
これらのことを踏まえて、 日常的な自分の認知 や順応性について チェックしてみてくださいね。 夏の休みがうんと楽しめますように(^^♪
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