小学生の悩みに答えられるか? 7位 兄弟姉妹と比べられるのがつらい

しばらくおつきあいいただきたいのが、小学生に説明できるほどにきちんと考えてみる、納得してもらえるように考える、というお題。なぜこれをやりたいか?というと、Einsteinアインシュタインが言っていたのです。「6歳の子どもに相対性理論を難しいボキャブラリーなく教えられる人が本当に頭のいい人」と。確かに・・・。

であれば、もっとシンプルな役に立つ悩みに応えてみようじゃないか!というのが、大人である私たちの脳みそをフルに使う醍醐味ではないかと。ランキングを拾ってきたので、それを使います。

7位は兄弟姉妹と比べられるのがつらい、という悩み。あなたは小学生になんと答えますか?

小学生だからと侮るなかれ、なのだ。そのあなたの言葉と対話の瞬間が彼らの原体験となって大人になってから死ぬまで続くことだってあるかもしれないから。

原体験:その人の人格や価値観、行動原理の土台を形成した、幼少期や青年期における根源的な経験。

重要任務に見えてきたよね?(笑)

重要任務の一発目は、もしも親御さんや祖父母さんたちと話せる間柄であれば、一発怒っておいてください。相対評価文化の中に生きてきたからって比べるのはゼッタイ!ダメだということを、とにかく説いてほしいです。じゃないと、本人にいくら納得してもらえても、歴史は繰り返すのだ。対策をいくら授けても、大元が絶賛継続中だと、心折れまくるからね・・・。(◎_◎;)

兄弟で比べられることは、心理学的に「自己肯定感の低下」や「兄弟姉妹間の敵対心」を引き起こす要因となるんで120%回避してほしいです。親からの比較は、子供に「自分は愛されていない」という不安や、相手への嫉妬、劣等感を植え付け、親子関係や兄弟関係の悪化を招く確率が高まります。

兄弟比較の心理的影響と背景

自己肯定感の低下: 比較対象をされてできていない場合は自己肯定感が低くなるとお思いでしょうが、実はできる子と認定される子も自己肯定感は下がりますし、何よりLocus of control やその他の大事な要素が下がります。特にEQ:情緒指数やSQ:社会性指数が下がるので(あるいは上がらないので)人間関係での幸福感が得られないことになります。もちろんできない子認定されている子はそのときはうんとつらいですよね。でも相談できているのであればぜひとも回復させてほしいです。

兄弟間の嫉妬・不仲: 片方が褒められ、片方が下げられると、子供は兄弟を「ライバル」と認識し、嫉妬や憎しみを抱くようになることが多いです。ネガティブな感情は持つことが日常化するとその後ゼロ化するのにものすごいエネルギーが必要になるので、余計なネガティブを植えつけないでください。<(_ _)>

親への不信感: 比較された子供は、親が公平ではないと感じ、親に対する信頼を失うばかりではなく、愛の最大・近距離の源泉がこうなのだから、友だちだって、先生だって、社会だって、という結論を導きやすくなります。ひどいよねぇ・・・。(・。・; 

過度なプレッシャー: 常に比較されることで、失敗を恐れる完璧主義や、強いストレスを抱えるようになることも多く、「理想すぎる理想」を抱き、ますます自分を卑下することが得意になってしまいます。

なぜ嫌な感情が生まれるのか

愛着の欠如: 親からの愛情を独占したいという心理がある中、兄弟に優位に立たれると自分の居場所が脅かされると感じるため。まぁ、独占したいと思うよりは分かち合っているいい状態を作らないといけないんですが、まぁ、難しいです。執着に変化してしまわないように注意です。

公平性の欠如: 子供は平等に扱われることを望むため、不平等な評価は理不尽な怒りを生み、ネガティブな感情を常にベースに内包するようになります。ひといです。

この状況が続くと、成人してからも自己否定感に苦しむ場合があるため、過去の比較体験を自覚し、他人と自己を切り離して考える心理的アプローチが重要とされています。まぁ、これをゼロ化して、ポジティブに再構築するのはかなりたいへんなのよ。(◎_◎;)

そして小学生本人には何を言えばいいか?

自分がされて嫌なことはしないという前提をまず伝えて、大人であっても他者を比較し、それによって愛や実力評価をするヤツはダメなのだ、ということをあの手この手を使って説明してください。ハグができればなおよしです。

可視化できるポジティブ行動としては、「得意なことリスト」をいっしょに作成してみることです。そのあとまだ時間が許されるのであれば、「不得意なことリスト」も作ってみるといいです。そこで、

なぜ不得意なのか

  1. どうすればせめて納得がいく程度にできるようになりそうか
  2. それを段階的に分けると何段階でそれらはそれぞれどのくらいの努力と時間が掛かるか
  3. 成功率はどれくらいかそれぞれのプロセスで考えてみる

ここまでやればもうやるしかなくなってくるので、たぶん観てるぞ!というジェスチャーお願いします(笑)。

いくつか不得意なことがあったら、それに「できるようになりたい順位」をつけてもらってください。そうすれば欲することをやるしかない、という有言実行を観られます♬ んまぁ、大人のあなたもやってみたほうがいいかも・・・。(-_-;)