小学生の悩みに答えられるか? 9位 朝なかなか起きられない

しばらくおつきあいいただきたいのが、小学生に説明できるほどにきちんと考えてみる、納得してもらえるように考える、というお題。なぜこれをやりたいか?というと、Einsteinアインシュタインが言っていたのです。「6歳の子どもに相対性理論を難しいボキャブラリーなく教えられる人が本当に頭のいい人」と。確かに・・・。

であれば、もっとシンプルな役に立つ悩みに応えてみようじゃないか!というのが、大人である私たちの脳みそをフルに使う醍醐味ではないかと。ランキングを拾ってきたので、それを使います。

まず9位は朝なかなか起きられないという悩み。あなたは小学生になんと答えますか?

小学生だからと侮るなかれ、なのだ。そのあなたの言葉と対話の瞬間が彼らの原体験となって大人になってから死ぬまで続くことだってあるかもしれないから。

原体験:その人の人格や価値観、行動原理の土台を形成した、幼少期や青年期における根源的な経験。

重要任務に見えてきたよね?(笑)

まず考えるべきはNatural Science:自然科学のエリア。生物・物理・化学・数学・工学などの「条件によって答えがひとつのことが圧倒的に多い」がゆえに、受けている個体の個性・個体差を考えればよくなるので、まずはここを小学生といっしょに考えてみましょう。

自分だけで先にやっつけてしまい、彼ら当事者を無視することがありませんように。

自然科学的な原因:

  • 体内時計のズレ(概日リズム睡眠障害): 睡眠相後退症候群などで、眠る・起きる時間が本来のリズムより後ろにずれる。睡眠の質の低下: 睡眠時無呼吸症候群不眠症などで、眠っていても体が休まらない。
  • 体の病気: 起立性調節障害(特に若年層)、低血圧、貧血、甲状腺機能低下症など。
  • 薬の副作用: 服用中の薬(抗アレルギー薬など)が原因のこともある。 

これらに伴う個人差の顕れや考え方やストレス

  • 心の不調: うつ病、適応障害、自律神経失調症などが、朝の不調として現れることがある。
  • 生活習慣: 寝不足、不規則な食事(朝食抜き)、運動不足、深夜の飲酒、インターネット中毒や寝る直前のブルーライトの濫用。
  • 精神的・身体的ストレス: 仕事の悩み、人間関係、環境の変化などが原因で、体がだるく起き上がれない。

まず試せること(生活習慣の見直し)

  • 光の活用: 朝は日光を浴び、夜は強い光を避ける(体内時計のリセット)。
  • 規則正しい生活: 毎日同じ時間に起きる・寝る。
  • 軽い運動: 軽い散歩などで体を動かす。
  • 食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけ、朝食を抜かない。 
  • 上記の原因追求→疾病の疑いがあれば受診や、カウンセリングなど。

長引く場合の対処法

  • 専門医への相談: 1ヶ月以上続く、日中の強い眠気、気分が落ち込むなどの症状がある場合は、心療内科、精神科、睡眠外来を受診。
  • 自己判断しない: 「怠け」ではなく、病気が隠れている可能性を考えてみる。

だってねぇ、イマドキは私なんかよりも小学生のほうが忙しい。びっくりするほどスケジュールが詰まっている子なんてざらにいます。遊んでいないし、遊びの中から生きる術を学ぶゆとりなんて到底なさそげで、本当に気の毒なことも多いです。

もうひとつのストレスの原因としては、彼らを取り巻く大人や友人や級友の言動というのがあります。毒親というカテゴリーに入ってしまったり、片足を突っ込んでいる親御さんはゼロというわけではないですし、クラスメイトや同級生がみんなナイスなわけじゃない。ここは大きなストレスになる可能性はあります。悪くない親だとて、離婚や子ども以外の家庭の事情や仕事の繁忙さ加減がハンパないことで、ストレスを子どもに伝導してしまっている場合もありますから。

そのために眠れないということはあって、ゆえに朝が楽しくないってことも。

私はドがつくくらい貧乏に育ちましたが、朝が来るのはとても楽しかったです。今日も新しい日が始まった!今日は何があるんだろう?と思える朝の連続でした。まぁ、学校に行くためにはしなくてはいけない労働もあったんですけどね>雨戸を開けて布団を畳み、必要ならば干すとか、玄関の掃除なども。

でも、朝起きれないということは生まれてからこれまで数日、たぶん50日もなかったと思います。そのことも小学生に話してみたいです。みなさんもご自分の体験を話してみてください。<(_ _)>