アメリカで20年暮らしていた時には、 San Franciscoの日系テレビが比較して日本の 著作権を持っている人たちに交渉して応援してくれた 日本語の時代劇がいくつかありました。
『独眼竜政宗』『春日局』『椿三十郎』は 見ました。 それ以外では日系のレンタルビデオ屋にお世話になりました。 私が当時 本当に欲しかったのは 黒澤明 全集 でした。 当時はものすごく高かったんですが、今では3万から5万ぐらいでは買えそうです。自分で持つよりはCloudに預けることができるようなサービスを将来的に使えたらいいなと思います。
日本に戻ってきて 狂気乱舞だった私は、 時代劇 制作がうんと 少なくなってることにが 愕然としました。とはいえども新しいものが見たかったわけではないのです・・・。 子供の頃に よく見ていたものをもう一度見直したいという気持ちの方が強かったので、 それはそれでよかったです。 そしてある日のこと『 時代劇チャンネル』を 見つけてしまったのでした。ケーブルテレビなので、 月額を払えば見られるのです。 2年ほど一生懸命 見ていました。 ほとんど全てのものを網羅したいような気がしたので、引っ越しの時に再度契約をするのをやめてしまったので、 それ以来 見ていません。
そろそろ その復活 もありかな？と思っています。 もう13年ぐらい見てないので、 松平健 であっても、 勝新太郎シリーズであっても、かなり 忘れているかもしれないので楽しめるじゃないですか。 どうであれ 私は、肝心な場面じゃなければ ラジオのように動画を流したまま作業するので、耳がいいかどうかも キープするためにもう1回入ってみるのもいいかなと 今思っています。
ただし それは新しいPCが来て、オーディオシステムを 私なりにいいものにしてからにした方がいいかなと・・・。
男優は子供の頃からずっと、 渋い人がとても好きでした。 当然 年上の人が多く、 私が子供の頃から大好きだった人はもう山崎努と仲代達矢くらいしかご存命ではありません。 本当にものすごい殺陣をさりげなく見てきたので、殺陣ができる俳優が少なくなったことに対しても「なんでー？」と思わざるを得ません。 その裏側で、津軽三味線や 和太鼓 など、 きちんと 継承されているのにね・・・。瞽女（ごぜ）さんなどはもう絶滅しましたね。
私は子供の頃は古臭いものがとっても嫌いだったはずなのです。「 えーなんで私アメリカ人に生まれなかったんだろう？」くらいのこと思っていたはずなんですが、 父や母のすり込みによって身体のどこかに 日本の古いもの好き の血が煮えたぎってるなぁと思うときすらあります。 なのに、その脇で女性の権利や貧困についてを、かなり左っぽく話すんだから 不思議です(笑)。
でも私は時代劇が大好きで、吉右衛門が亡くなったときには 号泣しました。 倒れた 一方聞いた時に血の気が引きましたが、 ずっとマスコミに騙されていて、好きすぎて想像力として「倒れて一度も 脳死から目覚めなかった」とは思わなかったんです。 どこかで「 いつかきっと復活してくれる」と信じたがりすぎていました。
『 鬼平犯科帳』吉右衛門版のDVD全部持ってます(笑)。毎日 安っぽい 涙を流しても仕方がないので たまにしか見ていませんが・・・。
時代劇を見たくなるというのは、私の世代でもそこまでいないのですが、皆さんはどうですか？私は、 綾小路きみまろは 認めますけど好きじゃないです(笑)。
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