人生で優先すべきこと その7 人間関係

Erik Eriksonの発達段階では、20-25歳のときに「愛の能力」を自分なりのMAXポイントまで引き上げていくような時期として、モラトリアム:完全に社会から大人として観られず執行猶予期間として扱われる、を設けています。

そこで、人間関係というのが生きていく中で最も複雑怪奇でたいへんなのだけれども、やはり尊い。レアではあるけれども、一体感を持てる瞬間の高揚はすごい!ということを肌感覚でわかるとすごいのです。これが人生のうちで人間関係を優先する理由と言い切ってもよく、エネルギーの源にもなれば、足を引っ張る最大の理由にもなる・・・。だからこそ、もらう愛より与える愛などと哲学ができるようになるわけです。

自分にとってどの人間関係が大切で、尊重や信頼をベースにしており、適度な距離感で接していられて、自分らしくあれるかどうかが、幸福度を高めていきます。

まず誰が自分に幸福感をもたらしてくれるのか、どんな時にどんな場所でどのように何を介してなどを思いつくかどうかがまず問題です。

哲学的に言われている究極の愛の形は、無償の愛です。見返りを求めない。そこに見返りなどを求めない言動があれば、与えてくれるものがあれば、きっとそれはかなり純粋な愛なんでしょうね。

そしてその与えてもらえている愛に値する人間であり続けるために、自分も見返りを期待しない愛を与え続けられるか?を自問自答してみます。

お互いがなりたい自分を目指せて、確実に成長していて、高め合える状態がたくさんもたらされるふれあいがあること。失うのが怖いと、喧嘩できなかったり、言いたいことが言えなかったりするよりは、損得勘定なしの見返りがない「相手をとことん想う」ことが結果的につなぎとめる努力などが必要ないことになっていきます。

他には、距離を一定程度置いたほうがいい関係性もあり、毎日会いたい、空気のようになりたい、というわけではない「条件付きの良好な人間関係」もあると思うのです。ただ、これについては心の中で人生の優先順位とする必要はなく、優先したほうがいい人間関係とは明らかに違う分類をしたほうが、自分がラクです。

たとえば職場の人間関係は、仕事上の共通の目的や目標の成果をあげるために、そこでの人間関係を最低限円滑にできるように、という自分なりの約束事・決めごとさえあれば、好いてもらう必要はないと思えるかどうかで、本当に大事にすべき人間関係にエネルギーを使うことが可能になります。

どんな人間性が必要かと考えたときに、ベースは信頼です。誠実であり正直であり、嘘を損得勘定や好き嫌いの都合により使わないこと。

何はともあれ、尊重ができ、自分と他者の権利を同等の一票だと思えて扱えること。がゆえに、人としての心のケア:気を配る・気を遣う・思いやる・共感する・尊重して自分と違うことを認める・心や体力を砕いても相手のために動く、ということができるかどうか。さらに、自分の言動への責任がしっかり持てて、最低限の有言実行:やると請け負ったことをやる、やらないと誓ったことをやらない、ができるかどうか。という3エリアが人間関係のベースです。ですので、ここに関して、大人でも足りないと思った場合は、今からでも人生の充実度や幸福感をあげるために、少ない人数の理解者でもいいので、その人たちのためにあげていくべき3つのエリアです。

私は個人的にはとてもクールでドライにできているので、無償の愛は猫にいつももらっている感じですが、人にも一期一会を徹底しているつもりでいます>たまにサボっちゃうけど。(◎_◎;)みなさんの人間関係で、どれをうんと大切にしていきたいか、わかっていますか?損得じゃありませんよ!