時間よりもお金のほうが大事という人を稀にしか見かけない理由は、生命が有限だからがゆえなので、できれば学習に掛かる時間を減らして、それでも同じ栄達まで届きたいと願うのが重要なんですが、英語に関してはなぜか「諦めモード」の方も多い。なぜなのだろう?というのを掘り下げていきましょう。
まずはA.I.がネット上で拾っている考え方。いわゆる平均的、あるいは専門家が大声で何度も繰り返し言っていることを観てみましょう。
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英語のリスニングにおいて「勉強(いわゆる机に座っての学習や教材を使ったトレーニング)をしなくてもいい」レベル、つまり日常生活でストレスなく聞き取れるようになるまでの期間は、一般的に「1日2〜3時間の集中した学習を継続して約1年(約1000時間)」が目安とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、現在の英語力や学習の質、目標レベルによって期間は大きく変わります。
リスニング上達の期間目安(累計学習時間)
基礎的な英語が聞き取れる: 約500時間(1日1時間で約1年半)
日常会話が聞き取れる: 500時間〜1000時間(1日3時間で約半年〜1年)
映画・ドラマを字幕なしで楽しむ: 10000時間超
「勉強しなくてもいい」状態へ効率的に到達する方法
最初の3ヶ月は「英語耳」を作る(必須)
この期間は「勉強」が必要です。発音ルール(リンキング、リダクション)の理解やシャドーイング、精聴(細かい音を聞き取る)を集中して行うことで、その後の伸びが劇的に変わります。
「勉強」を「習慣」へ変える(3ヶ月〜1年)
3ヶ月〜半年程度で苦手意識が薄れ、音が聞き取れる実感が湧いてきます。
好きなドラマ、YouTube、ニュースなど、楽しいコンテンツを英語で見る「ながら学習」に移行します。この段階で「勉強」意識がなくなります。
語彙と文法の基礎を固める
リスニング力は語彙力と文法力に比例します。知っている単語しか聞き取れないため、中学・高校レベルの単語・文法は必要です。
期間を短縮するコツ
多聴(インプット)の時間を増やす: 1日10分より30分〜1時間以上、毎日継続するほうが効果的です。
今のレベル+少し難しい音源を選ぶ: 簡単すぎず、難しすぎないものを聞く「理解可能な入力(Comprehensible Input)」が重要です。
興味のある内容を選ぶ: ドラマや映画など、興味があるトピックを選ぶことで継続しやすくなります。
最初の3ヶ月〜半年は意識的に学習を継続し、その後は日常生活の一部として英語に触れ続けることで、最終的に「勉強」と感じずにリスニング力が維持・向上する状態に到達できます。
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うーん、もちろん個人差はあるんですが、こんなに時間は要らないと思いますね、ワタクシは。実際うちのスクールの生徒さんも最速な優秀賞レベルの生徒さんは映画は字幕なしで理解するまでに3-4か月くらいほどで到達し、その後はもう意識してListeningはやらなくていい感じになります。長いヒトでも1年2か月くらいでしょうか。早くここはやっつけてしまうエリアだと信じております。
勉強を習慣へ、という考え方よりも最初から習慣にすることだけをする脳にすること、考え方を変更すること、は無理なんでしょうか?その方法論として、Dictation/Shadowing もかなり無駄だと考えております。過去にいろいろ書いているんで、この理由は今回は省略します。
私は生徒さんに、だいたい2週間目に、1日45分以上を習慣にしてくれ、このように聴くように間違えないでくれ、こういう段階を踏むので楽しみにしてくれ、これはやらないでくれ、などなどを3時間かけて教えます。そのときに発音やStress/tone/Linkingの仕組みの原理も教えてしまいます。そうすると体感・経験したときに有用に使えるようになるから。
早かった人は、45分X90から120日なので、70時間から90時間くらいでListeningそのものは終わらせることができるヒトがぼちぼち出てきます。平均で8か月なので、180時間。最高でも1年2か月なので、270時間くらいですね、でも蓄積型なので、特にものすごい修行ではないと思います。通勤時間を平均したくらいになるんじゃないでしょうか?
これを、アウトプットに生かせるようになる筋道は、(正しい)知識ありき→(正しい)方法論ありき→試行錯誤の行動化の中、フィット感を徐々に得ていく→考えなくても感じられるようになる(この時点で英語を日本語に直していない)→暗記は一切せずとも、「あー、この言い方!」をたくさん納得する瞬間を勝ち得る→自分が書くときにかなり整理整頓されている→話せるが間違える→間違わないですんなり話せる瞬間が増える
とまぁ、こんなふうになるためのListeningになっているかどうか?ですよね。
ですので、時間数ではないですが、目安が持てていて、方法がしっかり論理と共に入っていることを祈ります!






