Freud派によると出したほうがいいです(笑)。これは、Psychodynamics のモデル図です。

不安が募ると持ちきれないので、身体的に症状が出てしまう、とされています。その症状が:
英語ではこの状態になってしまうことを Panic Attackとしています>図のイチバン下。
過去の出来事を紐解き、社会で生きていく中で感じる自分の中の軋轢の根源を見出し、解決することによって、鬱病などにならないように、とするのがサイコセラピーの考え方の発祥です。最初は、催眠術なども使っていました。この過去の出来事の中、どのような事件・事態があり、どのように感じ、どのように反応したかを明らかにすることやその事自体を「退行」(Regression)と呼びます。 退行:防衛機制のひとつであり、許容できない衝動をより適切な方法で処理するのではなく、自我を一時的または長期的に、発達段階の初期に戻してしまう事 ただ問題は、多くの人々がそれらの過去の出来事を過大評価してしまい、自分以外のことの「責任」にして、自分で対処することがないことにあるかと思うのです。たとえ、それがよしんば誰かのせいだとしても、もう元に戻すことはかなり難しいので、自分の中でどのように昇華していくのか、考えてみないと、同じストレッサー(不安を引き起こすストレスの元)に出遭ったら、かなりの確率で同じ行動を起こすと思うんですよ。 他者、しかもその過去を変えることなど不可能に近いので、This momentにおける自分の人間関係を代表として、環境をしっかり整え、自分の考え方を見つめるほうが、ずっと有効だと思います。 それゆえ、Psychodynamicsが重要視されたセラピー一本槍という流行ではなく、さまざまな有効性と信頼性が高いセラピーを使うプロが増えてきたわけです。 行動療法と認知療法を合わせたものが最も効く、という問題行動が最も多く、今はそれを支えるために、性格・社会・進化・臨床・発達などの他学派の研究が進んでいます。 というわけで、質問の答えとなるのですが、ぜひとも「ひとりのときにしてください」(笑)。冷静になったときに振り返りができるように、ICレコーダーに録音しておくと、かなりいいと思います。 「誰かに親身になって聴いてもらうだけで心が軽くなる」というのは事実です。心の中を言葉にして誰かに聴いてもらい、整理整頓するプロセスを踏めるのはとってもいいことではあります。ただ、相手はプロではないですし、しかもただ吐き出すだけで終わってしまっては、「不平不満をしょっちゅう口にすること」があなたの行動パターンになり、性格になってしまいます。それでは問題が解決するどころか、友人の幅が減り、家族にも面倒を掛けることになります。 プロに行くほどのイライラではない場合は、誰かと話す場合には、「必ず結論へと導き、ポジティブな行動変化を約束すること」を条件にしてみてください。この条件があれば、友人も同じ内容を「仏の顔も三度までルール」を使ってくれるはずです。そして本当に変わること。 倖せにならないのであれば、怒りや不安を八つ当たりに使い、「そうした人なのだ・・・」と烙印を押されることがありませんように。 |
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